2009-09-13

Madrid 到着!

9月11日(金)に成田を出発して、同日の夜中についにMadridに到着した。

それにしても、出発時の成田空港での事件は大変だった。。。

自分の便は、成田→ロンドンとロンドン→マドリッドをブリティッシュエアウェイズ(BA)で予約したので、「預け入れ荷物」と「手荷物」に関して8月中旬頃にBAに問い合わせを入れていた。

それによると、預け入れ荷物は一人につき23kgまでの荷物を1個まで無料。23kgを超えた場合は、上限32kgまで可能だが25ポンド追加料金が掛かる。しかし、ゴルフクラブ等のスポーツ用品は追加1個まで無料で預け入れが可能。(このルールは10月に変更になるらしい。) また、もし預け入れ荷物が2個以上になる場合は、追加料金90ポンドが発生するとの事。

そこで、追加料金90ポンドというのは、EMSよりも安く、SAL便よりも安いため、自分たちはあえて追加料金を支払ってスーツケース4個を持っていくことに決めた。この時点で、180ポンドは支払う心づもりだった。

ところが、成田空港でチェックインする際に、BAのスタッフに言われた言葉は、「ロンドンからマドリッドは共同運航のイベリア航空便になるため、預け入れ荷物は一人につき1個(20kg)しか認められないです。それ以外に関しては、1kgあたり約10,000円の追加になるので、45万円の追加費用が発生します。」との事。。。。ありえない。。。こんな事が起きるのが嫌だったから事前にBAに確認したのに、まさか自分の身にこんな事が起こってしまうとは。。。イベリア航空になっていたのは、私たちにどう関係ありますか?

当然そんなお金を支払うことはできないし、事前に確認した際にはイベリア航空の件は一切聞いていない旨を主張して、BAのスタッフから提示された案は、ロンドンからマドリッドの便をイベリア航空とのコードシェア便からBA便に変更するというものだった。しかし、それには一人当たり18,100円の追加費用が掛かるらしい。つまり合計7万円くらいの出費になるわけだ。45万円が7万円だったらしょうがない、との判断でしぶしぶOKしたのだが、今度はロンドンからマドリッドのBA便で同クラスの席が一杯で予約が取れないので、このオプションは無し、と言われてしまった。

となると、残された道はイベリア航空で行く方法のみだ。よって、預け入れ荷物を2個だけにして、残りの2個はEMSでマドリッドのホテルに送り込むことにした。しかも時間も無いため、空港でスーツケースを開いて、荷物の詰め替え作業とEMSの伝票準備を行っていたところ、BAのスタッフの上司(部長代理)という方がやってきて、「本来は、あなた達の買った格安チケットではBA便への振り替えはできないが、マネージャー権限で振り替えの席を用意します」と言ってきた。

出発間際に空港内でドタバタしたために怒り心頭であったが、結局のところは当初予定の30,000円ちょっとの追加料金しか取られなかった。(何故か、一人18,100円の変更費用もチャージされなかった。) BA便は当初のイベリア航空便よりも3時間ほど遅いマドリッド着になるのだが、45万円が3万円ちょっとでおさまるのであれば全然問題無しだ。

しかし、次の試練がヒースロー空港で起こった。実は、留学生活の予算が無いため、日本の炊飯器やドライヤーやらを持っていくことにしていて、その為に約10kgぐらいの重さの変圧器を持っていくことにしていた。でも、預け入れにしてしまうと貴重な重量制限を使ってしまうことになってしまうので、機内持ち込みにすることにしていた。BAによると、機内持ち込みの重量制限は特に設けていないが、頭上のコンパートメントに自分に持ち上げて格納できるレベルのもの(約10kg)という決まりになっているようだ。よって、自分で頭上のロッカーにしまえればよいという判断で、変圧器を手荷物にした。

ところが、成田空港では、なんら問題なく通過できたのに、ヒースローの乗り換え用セキュリティチェックで重量と用途で引っかかってしまった。結局、変圧器の説明と、食文化上必要だということと、貧乏留学の話をしたところ、OKということになった。



【成田から乗ってきたBA便とヒースロー空港内の回転寿司屋】


かくして、全ての荷物もMadridに無事に到着することができました!

これからは、学校のことを中心にBlogを書いていく予定です。

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