2009-12-31

Winter break - Day 9

今日は大晦日。という事で、またもや散髪に行って来た。(自分の場合は、月に1回のペースで行く感じ。)

そして、今日もやってくれました、床屋さんのおじさん。もみ上げは全て剃りあげられて、最後にはポマードのようなものを髪の毛にベットリつけて、「7-3分け」というよりも、「8-2分け」のような髪型。タキシードでも着たら似合いそうなほど、ペタッとしたスタイリングです。かっこ良い人には似合うかもしれないが、自分の場合は完全にアジアの田舎から出てきたような感じ。家の居間に入ったら、妻に「別の家の人が入ってきたかと思った」と、驚かれました。。。まー、そのうち伸びるでしょう。

夕方は、お雑煮用鶏ガラに必要な「鶏肉」を買出しに行って来た。昨日に引き続き、18時頃から雨がひどくなってきた。この数日は、日本の梅雨の時期のような雨が降る。鶏肉と一緒に、0時の鐘を聞きながら食べるといわれている「ぶどう 12粒」も購入。スペインでは、MadridのSolにある市庁舎の鐘の音に合わせて、ブドウの粒12個を食べると良いことがあると言われているようで、全国にもテレビ放映されるらしい。(マドリッドでは「telemadrid」) 自分の家からも、20分くらいの距離だが、家でテレビを見ながら年越しをする予定。

因みに、このイベントは12月30日にも行なわれているようで、昨日22時ごろに電車に乗っていたら、混雑防止のためか、「Sol駅」はスキップされていました。(皆、Gran Viaで降りていたので、歩いていくのでしょう。)

2009-12-30

Winter break - Day 8

今日はスペインツアーに参加している母親とおばと合流! 

昨日の夜にヒースロー経由でマドリッド入りしたようだが、乗り継ぎのヒースローで飛行機が中々飛ばず、予定を大幅に遅れた深夜になってようやくAtochaにあるホテルにチェックインできたようだ。ロンドン、パリ、フランクフルト、アムステルダムなどの主要都市と異なり、スペインには日本からの直行便が無い。。。わざわざマドリッドまで来てもらい本当に感謝だ。しかも、大量の食料品、お土産まで持ってきてもらった。あと2ヶ月は十分持つ分量。

お昼過ぎに、ツアーに含まれている昼食レストランで合流。その後、スペイン広場のクリスマス市を見て、ソフィア芸術センターへ。そして、ホテルで荷物をピックアップ後、我が家へ移動。ちょっと休憩した後に、IEを見学して、市場で買い物。そして、我が家で鍋パーティー。本当に短い時間だったが、久々に楽しい時を過ごせた。

次回、会えるのは1年後かな~。









2009-12-29

Winter break - Day 7

妻の誕生日だったので、一緒に新政庁裏にある韓国料理屋へ。本当は闘牛場の方にある有名点に行きたかったが、遠いので別の機会に行くことに。

今日行ったお店はここ。本当は、もう一皿くらい取ろうかと思ったけど、十分すぎるほどでした。。。

Korea
C/ Cristobal Bordiu 59,
28003 Madrid
Tel: 915 542 034













時間があったので、香港の2009年の新年イベントをyoutubeで検索したら出てきました。自分がいたころよりも、もの凄く進化しています。。。香港は毎年毎年進化していく国。中国はそれ以上に進化していく国。刺激たっぷりだ。

2009-12-28

Winter break - Day 6

今日は「El dia de inocente」というエープリルフールのような日。日本と異なり、メディアも含めてガセネタが出回るらしいが、スペイン語の分からない自分には何が起こっているのかさっぱり分からない。。。。以前は、レアルにいたベッカムがバルサに移籍なんていう情報がニュースになったこともある、というほどの規模。

それにしても昨日の夜はあせった。昨日の夜中まで、「昨日が12月26日で、今日は12月27日」と大きな勘違いしていた。という事で、昨日の約束をすっぽかしてしまいました。申し訳ない。。。

そんな訳で、今日はお昼頃にスカイプで同級生に数学を教えてもらう事に。素晴らしい説明と回答方法に感動。こんなに綺麗に解けるとは。。。まだまだ5合目くらいなのだが、何だか清々しい気分になってしまった。全くトンチンカンな自分に時間を割いてくれる同期に感謝です!

その後、JTBの事務所で打ち合わせ。色々と話を聞かせてもらえて、最後にはA0判サイズの金閣寺ポスターと、OCSニュース(スペイン版)を頂いてしまった。OCSニュースによると、1月17日(日)にマドリッドで「餅つき大会」があるそうだ。絶対に参加だろう。

2009-12-27

Winter break - Day 5

昨夜は夜中3時ごろまで、近所で歌を歌っているらしくうるさかった。しかも、子供たちが聖歌のようなしっかりしたを歌っている。。。しかも、今朝は7時過ぎに目覚めてしまった。

ということで、1月にマーケティングのプレゼンがあるので、先取りしてケース分析。でも、前回他のグループがプレゼンしていた「マーケティング分析」に比べて、比較的簡単そうな感じ。自分としては、担当ケースは「マーケティング戦略」が肝となっていて、あとはどのフレームワークを使って説明するか、という点だけだと思う。テキストや雑誌記事のリーディングアサインメントもあるので、これらを読んで、プレゼンの構成を考えてみようと思う。

因みに、ケース内にあった、Ikeaの広告ビデオです。




2009-12-26

Winter break - Day 4

ここのところすっかり「食べログ」のような感じなってしまっているが、本日も同級生と妻と一緒に外食。家の近所にある「美山」という日本料理屋で、14時~17時過ぎまで3時間以上もランチを食べながら長居してしまった。楽しかったし、食事が美味しかった。久々(9月10日ぶり?)に刺身を食べた。平日のお昼だと、20ユーロ以下でランチを食べられるようなので、月に1回くらいは良いかもしれない。。。。

Miyama (美山)
Flor Baja, 5
Tel: 915.401.386





















それにしても、この時期になると、香港の「なお膳」のおせち料理が食べたくなる。自分は、料理長が「なだ万」の料理長だった時からのファン。(当時は、年間900香港ドルくらい払うと、シャングリラクラブのメンバーになる事ができて、シャングリラホテル内のレストランは2名で行くと半額になるようなサービスがあったので、シャングリラホテル内の「なだ万」を多用して、料理長を知るようになった。) 料理長の人柄、自分なんかでは語る資格の無いほどの料理のレベル、本当に嬉しかったな。確か、独立2年目の2005年に、初めて「おせち料理」をやり始めたように記憶しているが、その時の料理といったら本当に最高だった。日本でも、こんな美味しいおせちは食べられない、と思うほどだった。MBA卒業したら、絶対に香港でおせちを食べたい!

2009-12-25

Winter break - Day 3

今日もゆったりと。。。。きっと、冬休み中はずーっとゆっくりするのだろう。というか、そもそも「何もしない」というのが予定だったので。。。

でも、せっかくなので夕食は外食しようと思い、気になるレストランに電話したが、どこも休み。。。。しょうがなく、学校近くの中華レストラン「Thong」に電話したら、夜も開いているという。ということで、Thongで夕食を食べてきました。

8時からオープンというので、8時ごろに行ったところ、まだ開いたばかりで他にお客さんがいない。



ふかひれスープ、マーボー豆腐、野菜炒め、焼き小龍包を頼んで堪能。そして、自分たちがレストランを出る、21時30分頃まで誰もお客さんが入りませんでした。




2009-12-24

Winter break - Day 2 (Feliz Navidad!!)

今日はクリスマスイブ。でも特に予定も無く、家でゆっくりと。。。。そして2日前に当選発表になった宝くじの当選番号を改めてウェブサイトで確認した。でも、何度見ても、自分の「00092」は「はずれ」のようだ。。。。もう2番遅い番号だったら少しだけだが当たっていたのに。。。。もっとも、この宝くじは11月にマドリッドに来たおばが買ってくれたものなのだが、ただの紙切れになってしまった。。。











この宝くじは、「Loteria de Navidad」(クリスマス宝くじ)というもので、スペイン人の80%が購入しているらしく、毎年8月ごろから販売され、12月22日に当選発表がある。当選発表の模様はテレビ放映されて、お昼ごろには1等の当選結果が出るようだ。(下の画像にあるとおり、子供たちがグレゴリオ聖歌を歌いながら当選番号と賞金額を発表していく。

因みに、昨年の払い戻された賞金総額は、20億ユーロ(約2,600億円)以上との事で、海外メディアからも「史上最強のクリスマスプレゼント」と称されるほど、クリスマス宝くじ賞金総額としては世界一らしい。




クリスマスなので、こんな画像も置いておきます。来年のクリスマスは、どこでどのような気持ちで過ごしているのだろう。



===========================================
ところで、昨年の今頃は、MBA受験の山場であるエッセイ対策に取り掛かっていて、お正月休みも返上して課題に取り組んでいた覚えがあります。

で、懐かしくなり、とてもお世話になった「New Standard」のホームページを見ていたら、「紹介割引制度」なるものが出ていました。もし、New Standardの利用体験を知りたい方は、是非私宛に連絡してください。 連絡先は、2bis2d(アット)gmail.com です。(当然ながら、アットは@です。)
=======================================

2009-12-23

Winter break - Day 1

どうやら、また風邪を引いてしまったようだ。咳が止まらない。でも、病院に行くのは面倒くさい。

という事で、自宅近所の薬局へ。。。。 以前、病院で処方してもらった「咳止めシロップ」のパッケージを見せて購入しようとしたが、やはり処方箋が無いと駄目だとの事。結局「類似品」を購入。それにしても、この薬局の店員が英語ペラペラで本当に助かった。他にも色々と話ができた。

その後、市場とカルフールへ。市場では、肉屋のおじさんが一生懸命、子豚を真っ二つに切断していて、「子豚の開き」のようなものを沢山売っていた。そういえば、11月中旬頃から近所のスーパーの冷凍室の中にも真空パックされた「子豚」が売られるようになっていた。そして、いつも行く鶏肉屋では、またもや「再見」と言われる。。。。

その後、クラスメートの日本人同士でSkype会議。3時間半も掛けて「Quantitative」を教わった。今日は、ようやく3合目くらいまで理解できた感じなので、まだまだ迷惑を掛けてしまう。。。。

2009-12-22

IMBA Term 1 - Day 19

昨日までの寒さから一変して今日は暖かい日だった。今日は、冬休み前最後の授業の日。何となく、皆そわそわしている感じ。

9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
 9時に行ったのに、クウェート人しか来ていなかった。そういえば、ブラジル人は「今夜のフライトでブラジルに帰るので朝のグループワークには来ない」とは言っていたが。。。。他の人はどうしたのだろうと思いフランス人に電話。「今朝3時30分頃に2件目だか3件目のバーで、今朝のグループワークはキャンセルしようって事になったよ」と言う。自分は0時30分にレストランを出てしまっていたし、クウェート人も1時過ぎに帰ってしまったらしく、二人だけ情報を受けていなかった。自分は、読んでおきたいものがあったのでちょうど良かった。

10:00 - 11:20      INFORMATION SYSTEMS Session 8
 昨日のディナーで、「今日はミニテストがあるぞ」というガセネタが出回った授業。また、今日は「Innovative web business」のレポート提出期限。自分達のグループは、昨夜のうちにメールで提出していたので問題無し。レポートも学校近くの「DHL Workcenter」で製本したものを授業前に提出。このレポート一つを作るのに色々あったので、何だか感慨深いものが、、、と、同時に、これと同じ過ちは繰り返したくないという強い気持ちが。。。。授業の最後に、教授が各グループのレポートテーマをまとめたペーパーを配布してくれたが、皆で「もしやミニテスト?」とあせってしまった。

12:00 - 13:20      MANAGERIAL ECONOMICS: MARKETS AND CONCEPTS Session 3
 今日は、「Demand」の続きと。「Supply」に関しての授業。1月早々に試験があるらしく、昨年のテスト内容を配布してもらった。一応、冬休み中に見直しておいた方が良さそう。

13:30 - 14:50      FINANCIAL ACCOUNTING Session 10
 これまたミニテストの恐れのある授業だったが、今日は無かった。そして、当初スケジュールから1セッション遅らせることを決めたようで、今日はゆっくりした授業。前回やれなかった「Depreciation」のケースをさらっとやって、その後は「Long-term asset」に関して。教授は、米国基準と国際基準の両方を覚えるように、。と言う。ちょっと理解できていない気がするので、要復習。1月に提出予定のレポートは冬休み中に作成することになり、4人で役割分担。

15:00 - 16:00      Workgroup meetings
 数学の宿題に関して、グループメンバー(男性陣のみ)で話し合い。イタリア人が、全ての解法を解説してくれたので、あとは各自で実際にといてみることに。12月30日目標で皆で話し合い予定。今日は、きっちりと1時間で終わったので良かった。


と言うことで、2009年のMBAの授業は終了。とは言えども、IEの場合は、1学期の途中なので、冬休みは、今までの復習、1学期後半の授業の予習、2月初旬の期末試験に向けて勉強しておく予定。自分の場合は、会計、数学、マーケティングと全く知識が無い状態(人と比べてマイナス状態)なので、人より頑張らないと追いつけない状態なのでしょうがない。。。

IMBA Term 1 - Day 18

1日遅れの投稿です。。。。

昨日は長い一日だった。。。朝起きたら、前回よりも雪が積もっていた。といっても2cmくらいだろうが。中途半端に積もっていたため、足元が滑りそうで危なかった。マドリッドは、そんなに雪が降らないと聞いていたのに、今年は違うようだ。


9:00 - 13:20      ENTREPRENEURIAL MGMT I Session 5-7
 いつもと違う、Serano 105の教室でワークショップ形式の授業。グループ毎に分かれて、雑誌の記事を元に、考えうるビジネスを出来るだけ書き出す。その後、それを「Best 3」と「Worst 3」に仕分ける。その後、「Best 3」を教授に提出するが、ちょっとコメントされただけで直ぐに破り捨てられた。。。。で、「Worst 3」を隣のグループに渡して、ここから一つ選んで、Worstの状態からbetterな状態に変えて「Feasibility study」をしろという。うちのグループは、「犬の結婚式/葬式ビジネス」だった。でも、これって日本で既にあるビジネス。。。。でも、他の国では考えられないビジネスらしい。という事で、日本での事例を話し、「Total Pets Caring Service」として発表。Animateを意識して、保険なども提供することも盛り込む。。。。今日のキーワードは「Out of Box」で考えろ、という事。制約をはずして自由に考えると可能性が広がってくる。

14:00 - 17:00      Regular Workgroup meetings
 長い授業が終わった後、直ぐにグループワークに取り掛かった。まずは明日締め切りのレポートの最終調整。その後、更に細分化されたグループで話し合い。自分は、ブルガリア人、イタリア人と共に「Quantitative」に関して話し合い。本当はイタリア人が明日までに解答を提出してくることになっていたので、話し合いをする必要が全く無いのにブルガリア人が「今、一緒に考えるべきだ」と言い張り、イタリア人がしぶしぶ了承。
 その後、解答が直ぐに分かったイタリア人が、ブルガリア人に教えていたが、ブルガリア人が混乱。で、「今日はここまでにして、明日もう一度話し合おう。」と言う。それにイタリア人が静かに怒って、「それは自分が最初に主張したことだ。でも無理やり一緒にやろうと言うから今やっているんじゃないか。なのに、明日やろうとはどういう事だ?なぜ、今やる事を諦めるんだ!」と言って結局17時まで勉強。。。意地のぶつかりあいだった。。。自分は、明日やるつもりで何の予習もしていなかったので、一生懸命説明を理解しようとしているだけ。

17:00 - 20:00 Spanish Class
 結局、予定外にグループワークが伸びてしまったので、お昼も食べられずに週1回の「スペイン語教室」。はっきり言って簡単だが楽しい。スペイン語を伸ばすためには、何らかの手段を考えなくては。。。。因みに、先週は21人いたが、今週は18人だった。

その後、家に帰り軽食を食べた後、21時30分からのクラスの「ディナー」へ。65人くらいクラスメートがいる中、50人以上が参加した感じ。結構、時間通りに集まっている感じだった。何度も乾杯を繰り返し、普段喋れていない人たちと会話をして、楽しかった。。。。何度も、「席に座れ!」と幹事や店の人に注意されていたので、二度と使わせてもらえないだろう。。。でも、お店の雰囲気もバルセロナのバルっぽくって最高。因みに、メインディッシュの肉(下の写真)は23時30分頃に出てきた。

朝から休憩無く、完全に疲れ果てたので、24時30分に台湾人とフィリピン人が帰ろうとしているのに便乗して帰宅。1時30分ごろには就寝。。。。




MERCADO DE LA REINA
C/ Gran Vía 12
28013 Madrid, Spain
Tel: 915 213 198



下の写真は、レストランに行く途中に撮った写真。(スペイン銀行の近くからGran Via通りにかけて。) 自分の家の近くは地味だが、スペイン銀行の回りは雰囲気がある。先週末に行った「Goya」の周りにいたっては普通のクリスマスの雰囲気だ。




2009-12-19

火鍋料理 w/ IE China Club

今日のお昼は妻と一緒に韓国料理屋へ。。。以前、韓国人たちがパーティーをやったお店だったので、お店に入ったら女将さん(日本的に言うと)に声を掛けられた。しかも、キムチやナムルなどの前菜以外に、「プレゼントだ!」と言って、鶏肉の甘辛煮のようなものまでサービスしてもらってしまった。妻も久々のアジアな味付けに喜んで食べていたので良かった。

夜は、IE China Club主催の「Christmas hot pot dinner」に一人で参加してきた。MBAの生徒以外にも、Masterの生徒達もいて総勢25名くらいのパーティーだった。

3分の2くらいのメンバーは欧米人だが、中国に関わっていた人たちが多く、皆中国との仕事経験を通して、モチベーションを高めた人のようだ。中には台湾人と3年間付き合っていたので、China Clubに入ったという同級生もいたが。。。

マドリッドで初めて「火鍋」を食べたが、海外で食べるレベルとしてはそこそこの感じだった。具材とタレに改善の余地があるように思うが、間違いなくリピーターになると思う。「魚頭」も欲しいところだけど、マドリッドではまだなんだろうな~。。。

自分はドイツ人、スペイン人、メキシコ人、インド人と一緒の鍋を食べることになったが、皆具材を入れる順番がめちゃくちゃだった。しかも野菜も肉も火が通っていない状態で取ってしまうので、待っている自分が中々食べられない状態。。。。



Restaurante 悦来 - Yuè Lái
Calle de Hermosilla, 101
28006 Madrid, Spain

 
因みにこのレストラン、かなり人気あるようで、お店を出る23時でもまだまだ人が並んでいた。

2009-12-18

IMBA Term 1 - Day 17

この1週間は本当に疲れた。水曜日くらいから、クラスメート達に「疲れているようだけど大丈夫か?」とか「いつもと雰囲気が違うぞ」などと心配を掛けてしまった。実際、目が乾いてコンタクトは不可能で眼鏡で授業を受けていた。でも、昨日の夕方に20分くらいの昼寝をして、夜も熟睡したので今日から復活。

9:00 - 10:20      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS Session 9
 今日は理系出身の日本人同級生の隣で、教えてもらいながら授業を受けた。なので、最初さっぱり分からなかった問題も、しっかり解くことができた。因みに、自分が今勉強しているのは、「線形計画法(Linear Programming)」というものらしい。インターネットで検索したら、演習問題なども出てきたので試してみようと思う。

10:30 - 12:00      Regular Workgroup meetings
 年明けの課題に関して話し合い。QAは今のグループを更に2つに分けて提出するように教授に指示されたため、グループを分割することに。。。すかさずブラジル人が、ブルガリア人とクウェート人を避けるべく、座っている位置で変な線を引いて2つのグループに分けてしまった。。。。ブルガリア人とクウェート人の間に座っていた自分は、彼ら二人と一緒にグループワークすることになった。自分はコントロールが難しい人たちと一緒にやる事も勉強だと思っているので、別に問題ないから良いのだけど、、、、 後でフランス人が、「Tak、問題ないか?」と気にかけてくれた。

12:00 - 14:50      ORGANIZATIONAL BEHAVIOUR Session 8-9
 今日は「SOLARTON」のケース。カナダ人が彼女を連れてケニアに駐在する話。だが、結局このカナダ人は3~4ヶ月で帰国する事になってしまった。このケースにおいては、Cross Cultural issue (Social system)も要因の一つだけど、本社と海外支社の間のコミュニケーション不足(Technical system)の方が深刻であるようだ。何か問題があった時に、本当はTechnicalの問題なのに、Socialの問題と扱ってしまうなど、二つの要因を取り間違えてしまう事が多々あるので注意しなくてはならない。
 一般的には、80%以上の大中企業が海外にスタッフを駐在させており、うち45%は今後も海外駐在員を増やしていくとの事だ。ただし、駐在員の20~30%は予定よりも早く戻る結果となってしまっている。更に、残っている駐在員の33%は期待以下のパフォーマンスとなってしまっているという。つまり、海外駐在員の半数が期待以下のパフォーマンスだと言う。。。。
 因みに、海外駐在員を派遣するに当たって、会社が一番気を使わなくてはならないのは「家族/配偶者」だそうだ。当人が仕事に注力するためにも、家族の心配を軽減することが必要だそうだ。これは、実体験からも本当にそう思う。アジア人的な発想なのかと思っていたが、そうでは無いことが知れて安心した。

今週末は、来週の月曜日と火曜日の予習だけなので少し楽かもしれない。

2009-12-17

IMBA Term 1 - Day 16

いつもより若干遅い8時40分頃に学校に行ったら、昨日攻められていたクエート人と一緒になった。彼はいつもギリギリに来るので珍しい。そして、昨日皆を鼓舞(?)していたブラジル人が10分遅刻してきた。理由は、「タクシーが来なかったから」らしい。。。。 「それは理由じゃない!」と思ったけど黙って罰金を徴収。

9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
 昨日予定外にグループワークを長時間やってしまったため、皆の予習レベルががた落ち。自分もケースは読んだものの、サイドリーディングには全く手をつけていない状況。今日は、クイズがあるかもしれないInformation systemsに絞って話し合い。

10:00 - 11:20      INFORMATION SYSTEMS Session 7
 「Internet」と「Web2.0」と「google」に関しての説明。その他、色々と面白い言葉を聞いたが、今日一番面白かったのは、「Digital Natives」。 つまり、Internetで育ってきている人たちのことである。教授によると、5年後、10年後には、この世代がpotential customer になっていくという。となると、企業側もマーケティング方法を変えていかなくてはならなく、Facebookなども有力なチャネルになるだろう。よって、今、会社がFacebookなどへのアクセス制限している事が弱みとなってしまう事もあるようだ。 時代の変化に対応した会社が、この見込み客を取り込むことができるだろう。

12:00 - 13:20      FINANCIAL ACCOUNTING Session 9
 この間ミニテストがあったばかりなのに、今日もミニテスト。。。。まさかの展開だし、問題は前回よりも難しくなっていたし、感覚としては6問くらいしか出来ていないような気がする。しかも、冬休みに復習しようと思ったところがバッチリ出てしまっているし、自分がいけないのだけど悔しくてしょうがない。
 今日の授業は、「Depreciation」がテーマ。減価償却の方法に関して勉強する。

13:30 - 14:50      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS Session 8
 今日も教室での授業だった。明日が、Computer Lab での授業。また、1月15日期限のグループワークの課題を確認。


授業後、17時から「IE Japan Club」の役職決め。自分は「Secretary」という役職。「Secretary」、要は何でも屋ですね。営業の仕事みたいなものでしょう。でも、IEの日本でのプレゼンスを高める、IEでの日本のプレゼンスを高める、文化交流、といったところで貢献していきたいと思っている。

2009-12-16

IMBA Term 1 - Day 15

昨日は「プロジェクタ係」が嫌と思っていたが、今朝になって、「皆に、Tak = プロジェクタ係と記憶に残してもらえるのなら」と思い、「プロジェクタ係」として一生懸命仕事しようと決心した。で、学校に行ってみたら、プロジェクタが新しいものに変わっていた。今回はMITSUBISHI製。皆に「良かったな」と言われた。

9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
 Marketingに関しての話し合い。ケースと添付のアンケート資料の数字を元に、意思決定するというもの。皆で数字を元に、どのように判断するのかを話し合い。今までの営業経験では、殆どが感覚で進めていたので、数字を元に判断するというのが新鮮だった。

10:00 - 11:20      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS Session 7
 今日は講義。明日は、今日習ったことをComputer lab で演習するようだ。

12:00 - 14:50      MARKETING FUNDAMENTALS I Session 3-4
 今日は、カナダにあるスキーリゾート経営会社が、「Night Ski」サービスを提供するために設備を入れるべきか?その場合はチケットをいくらで販売すべきか?というケース演習。授業のテーマは、「Market research」なので、顧客アンケート結果の資料も添付されている。このケースを元に、2つのグループが10分間のプレゼンを行い、皆で意見を言っていく形式だ。
 自分達のクラスでプレゼンを実施するのは初めてだったので、結構楽しめた。そして、自分の知らないアプローチ方法を見ることができて楽しかった。自分達は、1月末に「IKEA」のケースをやるので、今のうちにケースを読み込んで、冬休み中にある程度アドバンテージを取っておこうと思う。

16:00 - 20:00      Workgroup
 月曜日にショッキングなことがあった「Information Systems」の課題の話し合い。結局、締切日も来週月曜日に伸びたのでホッとしている。今日はフランス人の作成した叩き台を皆で叩きまくって、20:00まで学校にいる羽目に。。。。途中、色々と痴話喧嘩(議論?)が勃発して大変だった。しかも、口論をまとめようとしたフランス人のリーダーまでもが、「あなたはpoliteすぎる。」と怒られてしまう始末。。。しかも、こうなった元凶のクウェート人も「あなたは、proposalの意味が分かっているのか?」と怒られているのに、「皆の話に参加できるように、原稿を読んでおくことでしょ?」と回答するものだから火に油を注いだ状態。。。更には、話の長いブルガリア人も「あなたは話をもっとconciseにして。」と指示されている。幸い、自分にはとばっちりは無かった。。。


グループワークメンバー7名のうち3名がキリマンジャロに登っていることが判明した。よって、冬が過ぎたら、皆でスペイン最高峰に上りに行くことに決定した。本当の最高峰は、カナリア諸島にあるデイデ山(3,718m)らしいが、イベリア半島最高峰となるとムラセン山(3,482m)らしい。具体的にはTerm1が終わってから計画することに。

2009-12-15

IMBA Term 1 - Day 14

昨日の朝起きたときに、寒さで頭が痛かったので、昨日の夜はTシャツを頭にかぶった状態で寝てみた。かなり快適で熟睡。因みに、布団は日本から2枚重ねの羽毛布団を持ってきていて、まだ薄いほうだけしか使用していないが暑いくらい。。。。

9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
 今日の授業に関してのフォローアップ。今日はEntrepreneurialがケースが無いため、15分ほど話し合い、Accountingの宿題を皆で答え合わせ。。。。でも、テキストの解説を見ていないで問題に取り組んでいる人が多いので、コンセプトからの説明になる。。。自分としては再確認になるので助かるけど。。。

10:00 - 12:50      ENTREPRENEURIAL MGMT I Session 3-4
 この授業は本当にdemandingだ。かなり積極的に絡んでいかないとならない。しかも、発言していない人にはCold callがあるらしいので、英語にハンデのある自分としては早めに発言することが必須だ。。。
 今日は、事前のReading caseは無かったので、授業内のVideo case。授業中に、「ドットコム企業」のスタートアップのドキュメンタリーを見て、それに対して意見を出しあっていく。自分も途中で意見を言ったが、何となく教授に誘導されていき、結局教授が欲しかった回答がホワイトボードに書かれていた。。。
 因みに、自分の担当教授のビデオは「ここ」をクリックすると見ることができます。

13:30 - 14:50      FINANCIAL ACCOUNTING Session 8
 今日は、昨日の「Inventory」の残りをやったあと、「Marketable securities」に関する講義と演習。これは今まで実務で見たことが無いパートなので、復習が必須だ。。。因みに、昨日のミニテストは1問間違っていた。。。。残念。。。

15:00 - 17:00      Workgroup
 色々とあったが、アントレの起業テーマを話し合うことになった。基本はグループワークのメンバーで取り組むのだが、トレードなどがOKらしく、うちのグループはブラジル人の女性が他のグループに取られてしまった。。。。そこで、男性陣だけで取り組むことに。皆で途方にくれて教授に相談したところ、「メンバーのキャリアバックグランドや、興味あることをシェアした上でテーマを決めるように。」とアドバイスされた。結局、2時間のミーティングで男性陣のみならではの楽しい会話でコンセプトを固めることができた。ただ、「本当にマーケットがあるのか?」を検討する必要あり。


それにしても、自分はクラス内の「プロジェクタ係」が定着しつつある。。。何故なら、プロジェクタの下に座っているから。そして、プロジェクタが直ぐにオーバーヒートしてしまうから。更に、プロジェクタがTOSHIBA製(日本メーカー)だから。教授のプレゼン中にプロジェクタがオーバーヒートすると、「Tak!」という掛け声が掛かる。教授にも、「Tak、プロジェクタの準備は大丈夫か?」などと聞かれる始末。。。。自分は営業出身で、機械モノは全く弱いのに。。。次のTermは絶対にこの席は避けようと思う。

2009-12-14

IMBA Term 1 - Day 13

昨夜は0度だったが、今朝起きたら雪が舞っていた。そして、中庭もうっすらと雪化粧。。。午前中は雪が舞っていたが、特に積もることも無く、午後は快晴。それにしても、最近は頭が冷えてしょうがない。髪の毛の量は人並み以上あるはずなのに、、、、頭がキンキンするほど寒い。昔、ロシアの赤の広場に行ったときは、確か「マイナス10度」くらいだった。でも、あの時はあまりにも寒すぎて、半袖でいても大丈夫だったが、マドリッドでは寒さがそのまま身にしみる。年齢のせいなのだろうか。。。


9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
 朝から事件が起きた。というか、自分としてはかなり予想していたこと。今週提出予定のレポートの「まとめ」を週末にやる事になっていた担当者が、全く何もやっていなかった。。。。既に、各自が各パーツのレポートを作成して、それを一つのレポートっぽくまとめるところまではやっていたのだが、それを更に最終版にするべく校正して今日の朝話し合う予定だったのに、「いや、大体出来ていたし、、、、まだ、各パーツの内容に修正を入れてからの方が良いと思う。」と言う。MBAっぽくなってきた。結局、朝は今日の授業のFAにフォーカスして、レポートの件は午後話し合うことに。

10:00 - 12:50      STRATEGIC COMMUNICATION I Session 1-4
 これは、今日4セッション行い、残りの4セッションは5月に行なわれる。コミュニケーションとは何か?効果的なコミュニケーションとは?といった事を話し合う。基本的コンセプトは、「成功しているリーダーはコミュニケーションを効果的に利用している。」というもの。また、コミュニケーションを効果的にするためには、まずは「Knowing yourself」だという。そしてこれを分かっていないリーダーが多いとも言っていた。自分自身を知ることによって、なぜ自分が怒っているのか?この内容に自分がどのように反応するか?と行った事を認識することができる。この認識をベースに部下や大衆とコミュニケーションしていく必要がある。

13:30 - 14:50      FINANCIAL ACCOUNTING Session 7
 いきなり10問の小テストから始まった。しかも、グレードをつけると言う。不意打ちだったので、、、、かなり不安。その後は、「Inventory」に関しての講義。「FIFO」と「LIFO」に関して勉強。(製造業のやり方は、Cost Accountingの授業で取り扱うらしい。) 自分としては有難いが、かなり進捗がゆっくりな気がする。

15:00 - 17:00      Workgroup
 朝の事件を受けて、急遽レポートの最終校正を行なうことに。。。。誰も彼に対して直接責めないのが不思議だ。とにかく現状からの回復に力を入れる。自分達の話している意見を元に、アメリカ人が修正していく。半分くらいまで終わったので、残りはフランス人が今夜直してくる。それを明日叩いて、明後日最終原稿までもっていく事に。。。。

17:00 - 20:00      Spanish Course
 今日から、毎週月曜日にIEの教室でスペイン語教室。自分達のクラスは21名の参加なので普段授業をやっている大きな教室。(とっていも定員60名ちょっとの教室だが。。。)今日は、9月にやったスペイン語教室とかぶっており、かなり余裕な感じで終わった。どうやら、面接官によって、レベル分けの基準が異なるようで、良く分かっている人から、全くの初心者までが集まっているクラスだ。授業クラスとは別の、Social activity の場として楽しめそう。


それにしても、今日は久々に朝から夜まで忙しかった。幸い、週末に明日の授業の準備は終わらせているので良いが、、、木曜日と金曜日分を今のうちに対応しておかなくては。

2009-12-13

IE IMBA2009 日本人卒業生 追出し会

今日は、日本人在校生による、2009年12月卒業生(日本人)の追い出し会。場所は「バラッカ」というパエリアレストラン。(9月にも行ったことのあるレストラン。)

12月18日(金)に卒業式があるらしく、早い人は19日には日本に戻るらしい。中には、翌週から仕事がある方達も。。。。

現在、IEの卒業生は約20人。今年の卒業生達を入れると約30人。そして自分達が卒業すると約40人の所帯になってくる。このネットワークを大切にしていきたい。(まずは、ちゃんと卒業しなくてはならないが。。。)

因みに、マドリッドは一昨日辺りから急激に寒くなり、昨夜はマイナス2度になったという情報もある。今日、レストランから帰るときの気温は「0度」だった。頭が寒くてしょうがなかった。


2009-12-12

Financial Times誌 B-Schoolランキング

先週、学校のannouncementで、Financial Times誌でのランキングが掲載されていました。それによると、IEはビジネススクールとして、ヨーロッパ5位、スペイン1位との事です。「ビジネススクール」ランキングというのは、MBAランキングとは異なり、Executive MBAやMaster in managementなどビジネススクールにあるプログラムを総括して評価したもののようです。

1位 HEC Paris (France)
2位 London Business School (UK)
3位 Insead (France/Singapore)
4位 IMD (Switzerland)
5位 IE Business School (Spain)
6位 Iese Business School (Spain)
7位 Rotterdam School of Management, Erasmus University (Netherlands)
8位 EM Lyon Business School (France)
9位 Esade Business School (Spain)
10位 Vlerick Leuven Gent Management School (Belgium)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Madrid, December 7, 2009. IE Business School holds position No. 5 in Europe and No. 1 in Spain in the 2009 ranking of European business schools published by Financial Times.

The annual report is based on the results obtained by leading European business schools in the rankings of MBA programs, Executive MBAs, masters in management and executive education programs published throughout this year by Financial Times.

The results of FT´s ´ranking of rankings´ are based on factors that include graduate salary progression, levels of diversity among faculty and student body, and fulfillment of expectations of students and recruiters.

IE Business School´s position in FT´s ranking of European business schools further consolidates results achieved by the School this year in international rankings conducted by Wall Street Journal (No. 1 worldwide, MBA), BusinessWeek (No. 2 worldwide, MBA) and Forbes (No. 3 worldwide, MBA).
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

IE - Japan Information Session

2010年1月20日に、IEが日本でInformation Sessionを行なうようです。場所はMBA受験生にはおなじみのAGOS(渋谷)です。

こちらのリンクから登録できるようです。
http://events.ie.edu/default.aspx?lang=en

日時: 2010年1月20日(水)    19:00~
場所: 株式会社アゴス・ジャパン
     〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル 
 
自分も2008年7月にAgosで開催されたInformation Sessionに出席して、ミニケースのテンポの速い話の展開についていけず呆然とした覚えがあります。また、説明会では、「IEは、スペイン(マドリッド)にあるビジネススクールが国際化したのではなく、国際的なビジネススクールが、たまたま校舎をマドリッドに置いているだけだ。」と言われたのを覚えています。他の学校の事をあまり知りませんが、この学校は本当に多国籍だと思います。自分自身が在校生の為、卒業後にどのように役立つのか分からないですが、自分が望んでいた多国籍な環境がここにはあります。

また、スコアなどの理由で出願を躊躇している方も、説明会後に直接質問してみると良いと思います。

2009-12-11

IMBA Term 1 - Day 12

今週はReadingを求められる授業が少なかったので、意外と楽に過ごしている。とは言えども、苦手なQuantitativeが3日間連続であったので、苦しい日々を過ごしているのだが。。。。
因みに、来週月曜日から週1回のスペイン語教室が始まる。17時~20時の3時間の授業なので、火曜日の課題は週末に対応しておいた方が良さそうだ。クラス定員は約10名なのに、クラスの人数は20名。10名近くはドロップアウトすると予測しているのだろう。

9:00 - 10:20      INFORMATION SYSTEMS Session 6
 今日は、「SaaS」と「Open Software」に関しての授業。Open Softwareは、ソースコードにアクセスを許可するものであり、Free softwareとは異なる。開発したソフトをOpen software化する戦略に関してのケースも行なったが、用語ばかりが先行してしまい、しっかり理解できているレベルに達していない。ISは面白いのだが、システム的なことになると弱くなってしまう。

10:30 - 11:50      FINANCIAL ACCOUNTING Session 6
 今日から、細目の授業が始まる。今日のテーマは「Accounts receivable」に関して。Accounts receivableの定義から、不良債権の償却方法を学ぶ。また、テキスト内のexerciseの解説。昨日の夜、該当のチャプターを読み込んでいたので、理解が進む感じだった。授業の最後に、授業に関するアンケートがあった。授業中に、教科書に書いてあるような内容を質問する生徒がいて、進行が遅くなっている気がしたので、その点をコメント。

12:00 - 13:20      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS Session 6
 Computer lab で、昨日の授業内容をExcelで作業してみる。同じグループのイタリア人の隣の席をキープして、分からなくなりそうになると都度教わるという状態。(「今日はついてきているようだったな。」と彼にコメントしてもらったけど、自分でやってみてできるかどうかが問題だ。)

13:30 - 14:30      Regular Workgroup meetings
 学校からの指定時間は、14:00 - 14:30 だったが、13:30から部屋を予約して、結局15:30までグループワーク。来週のMarketingの課題に関して話し合い。ブラジル人の心理学専攻していたメンバーが、心理学的アプローチで皆に説明してくれた。彼女がいる為、Organization behavior(リーダーシップ論)、Marketing foundamentals (マーケティング)のケースで、人を中心としたアプローチのコメントを聞くことができて面白い。

2009-12-10

IMBA Term 1 - Day 11

12月5日の投稿で、家の中庭の木にイルミネーションが無かった事を書いたが、今日になって点灯していた。正確に言うと、庭の周りに張りめぐらされていたイルミネーションが外されて、木に飾りつけられていた。こうなると、このイルミネーションがいつまで続くのか楽しみになってきた。パプアニューギニアでは正月まで、香港では1月末~2月初旬の旧正月まで続いていたけど。。。。











9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
 1月中旬提出課題に関して話し合い。何点かあり、一応役割分担。その後、今日のISとEconomicsに関して意見交換。めずらしくしっかり者のフランス人が全て読んでこなかったので、何人かでサマリーをしてあげた。彼は、先日上げたチョコレートに喜んでくれて、正月にパリに行くのでフランス一美味しいマカロンを買ってきてくれるらしい。(お店の名前も言われたが全然分からなかった。。。きっと有名店なんだと思う。)

10:00 - 11:20      INFORMATION SYSTEMS Session 5
 ERPに関しての授業。「ERPとは何か?」から説明。2009年1月時点の市場シェアは、1位:SAP(32.8%)、2位:Oracle(17.5%)、3位:Microsft(3.5%)、その他(46.2%)となっているらしい。
 教授によると、90年代にSAPが市場を占有できたのは、アクセンチュアやIBMといった大企業を顧客に持つConsulting firms とタイアップした為らしい。また、2000年に入ってから、MicrosoftなどがSAPの弱い中小企業向けERPを販売し始めて市場に参入してきたという。SAPはそれに対抗して2003年に「SAP B1」を市場導入。このシステムは、従来の「SAP R3」の縮小版ではなく、2001年に買収したイスラエルの「TopTier社」が持っていたシステムを改良して「SAP B1」として市場導入したものだ。そもそもこの会社を買収したのは、この会社がSAPのインターフェースを作成したいたことと、ライバルである「Oracle」、「PeopleSoft」、「JD Edwards」のインターフェースも作成したからである。
 更に、SAPはB1を拡販するために、「RAN VP(vampire) project」という戦略を実施して、各国の代理店にコミッションがたくさん入るように仕向けて、更にMicrosoft等と競合になったときには出来る限りのサポートを代理店に対して行なってきた。特に、中小企業の多いアジア市場ではこの動きが顕著だったと言う。。。「2003年頃、、、SAP B1、、、アジア市場。。。」 思い当たります。
 因みに、昨日のZARAがERPを導入しなかった理由は、「ERPはダブルアカウンティングに対応できなかった」からだそうだ。当時のスペインの慣習では、一旦、財務諸表を作成した後、経営陣により「調整」が入ったらしい。ERPは、これに対応できなかったため、ZARAは自社でシステム開発をすることにしたらしい。
 ERP導入に当たっては、①ERPは本当に必要なのか?いつ必要なのか?、②どのERPにするか?、③導入プラン、④導入後プラン(メンテナンスも重要)、といったステップを検討すること。
 ISの授業は、「Technology」というよりも、「Strategy」にfocusされていて面白い。

12:00 - 13:20      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS Session 5
 今日は、Computer Labではなく、普通の教室での授業。Constraintsを図に落とした場合の説明をしてくれた。明日は、またComputer Labでの授業になる。

13:30 - 14:50      MANAGERIAL ECONOMICS: MARKETS AND CONCEPTS Session 2
 Demand とSupplyに関してのセッション。今日は「Demand」の基本的な説明。「Quantity(数量)」の動きに影響を与える指数として、「Price(対象物)」、「Income(収入)」、「Indirect Price (間接価格)」、「Tastes / Preference(嗜好)」、「Expectation(予想/見込み)」、「# of buyers(購入者数)」といったものがあるらしい。それぞれの指数がどのように動くと、数量がどのように変わるのかを検証。
 授業の途中で、教授が日本のデフレに関して若干コメントしていた。デフレとは、「価格が下がる → 買い手は、今後もっと下がると思い、後で買おうとする → 売り手は、今後安くなるなら、今のうちに今の価格で売りたいので供給を増やす」 これがサイクルになると、供給過多になり、更に値段が下がり、、、、という事になるので非常に危ない。
 この授業も新聞で読んで感覚として分かっていることを、体系的に説明してもらえるので面白い。でも、発言チャンスが中々見つからない。。。

2009-12-09

IMBA Term 1 - Day 10

今日は、1年先輩の方々の卒業試験(プレゼン)という特別な日。グループワーク用の部屋でも、皆スーツを着て最後のリハーサルを行なっている。自分達のグループワークの部屋も、リハーサルをした痕跡があり、秒単位のタイムスケジュールがホワイトボードに書いてあった。

9:00 - 10:20      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS Session 4
 前回の続きで、「Manpower」の問題を、Excel solver で解くというものだった。まず、最初に解法を図解してもらい納得。その後、教授がある程度準備していたエクセルファイルに、それぞれの数値を入れていき、Excel Solver に条件を入力して、「実行ボタン」を押した。プロジェクタに映し出されている教授のシートには解答が出ているのに、自分のは全て「0」表記となっていた。。。。家でやり直してみます。。。。

11:00 - 12:00      Regular Workgroup meetings
 Group assignment はある程度目処が建っているので、今日の授業に関して話し合い。

12:00 - 13:20      INFORMATION SYSTEMS Session 4
 HBRに掲載された2つの論文に関して議論。「IT doesn't matter」と、それに反論している「IT does matter」。前者の論文をざっくり要約すると「ITは、安くなっており、標準化されてきていて、コモディティ化していると言える。よって、ITがアドバンテージになることは無い。」という立場。この論文を元にクラスで議論。色々と意見はあるものの、「ITのツールは標準化されてきたといえども、その活用方法は会社の戦略次第である」、という結論に落ち着いた。
 例えば、Zaraという2週間ごとに商品を入れ替えることで顧客を惹きつけているアパレル会社がある。皆、この会社には、CRMやらSAPといった素晴らしいシステムが導入されているものだと想像していた。しかし、Zaraの店舗には、Inventory Control やSAPといったシステムは使われていない。自分の店舗に在庫が無くても、端末で他店舗の在庫状況も確認できない。電話で確認しなくてはならない。但し、店長にはPDAが渡されており、客との会話を元にしたトレンド情報を本社へアップデートするシステムがある。本社は、それらの状況を受けて次回のコレクションに反映させる。また、Logisticsにも素晴らしいシステムが導入されているらしい。(ZaraはLogisticsでも有名。)
 つまり、Zaraの戦略では、顧客の購買動向にはFocusせずに、新しい製品を短いサイクルで市場に送り出すことにFocusしており、その戦略に合わせたIT投資をしているという事だ。同業界の別会社は、店舗に重点的にIT投資をしているかもしれない。よって、「IT does matter.」と言えるのだろう。
 次回の授業では、「ZaraのSAP導入失敗」に関してらしい。

13:30 - 14:50      FINANCIAL ACCOUNTING Session 5
 教授より、「午前中に卒業試験のプレゼンを6件採点したが、6件中1件しかファイナンスの観点からの分析がされていなかった。戦略やマーケティングばかりにFocusされていて、結局ROIがどのくらいかと言う質問に回答できていない。当然、ファイナンスに関しては良い点数をあげる事は出来なかった。君たちも来年同じステージにくると思うが、その時まで、この事を絶対に忘れないでいて欲しい。」とのコメントあり。。。
 授業は、Stockに関して。Stock Marketとは?役割は?Stock Value と Stock Priceの違いは?何を元に価値が決まるのか?どんなプレイヤーがいるのか?監査法人の役割は?といった内容だった。ちょっと古いけど、事前リーディングの「Dot Com Crash」の読み物も面白かった。


その後、日本大使館で本を3冊借りて帰宅。

2009-12-08

グループワーク@祝日

今日も祝日の為、学校は休み。

だが、我々のグループは、フランス人のメンバーの家で18時からグループワーク。。。。。それぞれ4連休は旅行に行ったり、リフレッシュしたりして過ごしたようだ。

今日の議題は2時間ほどで順調に完了して、その後は1月以降の課題に関して話し合い。1月は土・日しか休みが無く、Reading assignment を求められる授業が多く、課題に取り組む時間が不足することを想定して、今のうちにアドバンテージを取っておこうという算段だ。(因みに、こんな話し合いをしているのはクラスの中でもうちのグループだけだと思う。理由は、12月23日~1月6日の冬休みに勉強したくないかららしい。。。。自分は、マドリッドに残るので自習しようと思っているので、時間ができてありがたい。)

因みに彼の家はプラド美術館の裏にあり、景色も最高。学校までバスで15分くらい掛かるらしいが、この景色とレティーロ公園のそばという事が気に入ったらしい。(1枚目の写真の右側に移っている建物はプラド美術館です。)









彼の家にお邪魔するにあたって「CACAO SAMPAKA」でチョコレートを買っていき、皆で食べました。下の写真は「CACAO SAMPAKA」の入り口と、向かい側の面白い壁画のあるアパートです。




グループワークが終わった後、皆で一緒にバスに乗り帰ってきたのだが、メンバーの一人のクウェート人がボクシングで「アジア 5位」、「世界 67位」のランキングホルダーだと知った。何でもこの1年間は、試合に出ていないので、本来であれば世界ランキングも30位台らしい。因みに、自分はグループワークの罰金徴収係で、いつも遅刻してくる彼と毎回のように激論している。そのうち殴られないように気をつけよう。。。。

2009-12-07

勉強会

昨日は夜中2時過ぎまでレポートの担当部分(Business model)を執筆。でも、調べれば調べるほど、もともとのテーマ選びに失敗しているような気がしてしょうがない。

そして今日は、同じ教授に教わっている日本人同期4名でFAとQAの勉強会。うーん、一番理解が遅れているかも。。。でも、授業で「濃霧」だった状態が、「霞」くらいになった感じ。また、自分で確認してみよう。文系で数学系がチンプンカンプンの自分に教えてくれる同期に感謝です。

その後は家で今週の授業の課題に取り組む。今週は授業が3日しかないので気が楽だ。(来週は5日間みっちり授業があるので怖いが。)

夕方は、夫婦でQuevedoにあるカルフールまで買い物。片道歩いて15分くらいなので、往復で30分くらいの運動。気晴らしにちょうど良い。。。

ところで、今日(12月7日)からCOP15がコペンハーゲン(デンマーク)で開幕しました。LAUNCHプログラムでも取り扱ったテーマなので、12月18日にどういった結論になるのか注目していきたいと思います。

因みに、この会議は「地球の気候システムに負の影響をもたらす人間が排出する温室効果ガスの削減」がテーマであり、今回は「各国のコミットメント」が焦点です。何故なら、「2009年に決定して2013年以降から適用されないと地球温暖化を改善することは限りなく困難になる」、と言われているからです。特に、温室効果ガスの2大排出国である中国とアメリカの動向に注目です。(80%くらい削減しないと改善しないと言われています。) 

2009-12-05

クリスマス準備

今日は夕方から日本人同期宅で戦略会議。。。。

ところで、スペインも2週間ほど前からクリスマスイルミネーションが始まっています。でも、日本に比べるとかなり地味です。。。。クリスマスは静かに過ごすのでしょうか?初めての経験なので全く分かりません。。。。今からクリスマス当日が楽しみです。(できればイシドロ教会のミサにでも行ってみたいと思っています。)

【家と学校の中間にあるグレゴリオ・マラニョンの交差点】




因みに、先週から自分の住んでいるマンションの中庭にもイルミネーションが点灯しました。真ん中にある木に点灯されるのかと思いきや、、、、花壇にライトが張りめぐらされただけですね。23時には消灯されてしまうのですが、何となく落ち着いた雰囲気のクリスマスで良い感じです。

【昼間の写真 と 夜の写真】 (自宅から見た中庭風景)



Cafe Saigon

今日は、新政庁の隣にある「El Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)」という百貨店にウィンドーショッピング。El Corte Inglesはスペイン最大の百貨店チェーンで、その他にもスーパーマーケット、旅行代理店、ZARAの競合となる「Sfera」、ITコンサル等も展開している。2008年度の実績は、売上げ:約173億ユーロ(約2兆3000億円)、利益:約3.75億ユーロ(約500億円)という規模である。
(但し、スーパーとSferaは赤字事業部)

今までも、Serrano通りや、Goyaにあるお店には何度か行っていたが、Raimundo Fernández Villaverde通りにあるお店がフラッグショップという解説を見たので、早速行ってみた。(妻は既に何回か行っているようだ。) 場所は、新政庁のすぐ隣。BBVAビルの真下。我が家から歩いて20分くらい。

1階部分には、エルメス、ヴィトン、グッチ、ブルガリ、ロエベといったブランド品が売られており、上の階は婦人服、紳士服、子供服と販売されていて何でもそろう。まさに「横浜そごう」のような感じだ。












その後、1階にあるスーパーで食材を買い物してから、「フォー」を食べようという話になり、家の近所の駅まで移動。IEの学生課の入っているビルにある、「Cafe Saigon」でフォーを堪能して帰宅。




2009-12-04

IMBA Term 1 - Day 9

今日はコアプログラムが無く、「Accelerate program」で、かつ4連休前の金曜日なので、グループメンバーもリラックスムード。「Accelerate program」は、LAUNCHと同様にソフトスキル向上にフォーカスしており、コアプログラムの合間に実施される。

1. Workgroup Skills
2. Strategic Communication
3. Ethics and Leadership
4. Coaching
5. Assessment and Development
6. Career Management
7. Elective Seminars


9:00 - 13:20      WORKGROUP SKILLS Session 1-3
 垂直型組織(20世紀型)、水平型組織(21世紀型)に関しての説明。水平型はチームベースで階層が少ない。チームベースでKnowledge sharing しながら仕事に取り組むことによって、個人のスキルが向上する→チームのパフォーマンスが向上する。但し、適切なチームワークスキルが必要。このチームに「Diversity」がある事によって、Highly effective な効果を期待できる。但し、適切なLeadership がないと、Highly ineffecitve に触れてしまう。(High risk/High return) IEは、この手法で、学生にHigh effectiveな結果をもたらそうとしている。
 その後、「砂漠に不時着した際に、どのように生き延びるか?」 ということを考えるケーススタディ。①自分で考え、②チームで考え、③権威の方の結論、といったプロセスで分析。(このケースに関しては、実際と同様の経験をしてきて、豊富な知識を持っている権威の方の意見を基準とする。) 自分だけで考えた結論よりも、チームで考えた結論のほうが、権威の方の結論値に近づいた。チームで話し合うほうが、色々な観点から問題や可能性を検討できるためシナジー効果が出る。但し、これを取りまとめるのが大変。やってはいけない事は、①投票、②簡単と思われる手法を採用する事、③誰か強い人の意見を採用する事。これらを避けて、皆でコンセンサスを取って結論を下すことによって、皆が「目標」と「戦略」を共有しているために、実行段階でハイパフォーマンスを得ることが出来る。但し、コンセンサスを取るのは時間が掛かることも覚悟しておくこと。

14:00 - 15:00      Regular Workgroup meetings
 今日は、数学の勉強会。結局1時間半くらい皆で勉強したが、最後に教授の回答を確認したら意味深なメッセージが。。。。皆で「???」な状態になってしまったので、火曜日のグループワークまでに数学が得意なイタリア人が確認してくることになった。


日曜日は「憲法記念日」、火曜日が「聖母受胎告知の日」で、IEも月曜日、火曜日と連休です。これを利用して、土曜日/日曜日は冬休み前までの予習と、今までの復習。月曜日は有志で勉強会、火曜日はグループワークの集まりがある。(でも、比較的リラックスできそう。)

2009-12-03

IMBA Term 1 - Day 8

今更ながら、LAUNCHプログラムの「Take the stage」のT.N.がアップされていた。

Albert Mehrabian氏によると、Communication impact の構成は、「Body Language:55%、Tonality:38%、Words:7%」との事。最初2つの93%分を効果的に行なうためには、下記6点を上手く使うこと。(それぞれのtipsは割愛)

1) アイコンタクト
2) 姿勢
3) 時間
4) 声
5) 空間/動作
6) 感情


9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
今日の予習と、数学、会計の復習会を来週火曜日(スペインの祝日)に行なうことで決定。

10:30 - 11:50      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS Session 3
今日は、「Excel Solver」 の使い方を勉強。ここで出てきたモデルに関して、どのように分析を行なうかまで対応しなくてはならないようだ。

12:00 - 14:50      ORGANIZATIONAL BEHAVIOUR Session 6-7
ドイツの会社「PERI」のスペイン現地法人のケース。PERIの企業文化、CEOのリーダーシップに関して分析した。それにしても、このPERIという会社は本当にすごい。建設業界にありながら退職率が低い。1992年のオリンピック後の不況時に賃金カットを行なったものの、「儲かるようになったら必ずカットした分を支払う」と言って本当に支払った。また、従業員や協力会社をモチベートするために各種イベントを開催したり、ジムを会社敷地内に建設してしまったりする。また、CEOはカリスマ的で、ビジョンを策定するが、実際のオペレーションは優秀なCOOがキーとなっている。(ソニーの井深さん/盛田さんコンビのようなもの)
その他に、積極的に人の失敗を見つけては叱り付けるリーダー、何か失敗があると執拗に攻め立てるリーダーの例をビデオで確認。いずれにせよ、パフォーマンス、モラル、クリエイティビティ、生産性が全て低くなる。このようなリーダーシップは、短期的には有効の場合もあるが、長期的には「百害あって一利なし」の状態だ。要注意。


授業の後、17時30分からスペイン語教室のレベル分けテストがあった。場所は、「Zurbano 8」にある「International House Madrid」。(自分の住んでいる通りと同じ) テストは2分くらいの会話と、5分くらいのペーパーのみ。その場で、自分のレベルは「A-1」だと言われた。(一番下のクラス)

それにしても、初めて自分の家(71番)から8番という若い番地まで歩いたが、すごくおしゃれな通りだった。町並みや通りもスペインのヨーロッパ的な静かな感じでなかなか良かった。今日、目に付いたのは下記のお店たち。。。。(留学生には縁が無いような気もするけど。。。) 

Zurbano 36:  AC Santo Mauro Hotel (5ツ星ホテル)
Zurbano 31:  Sergi Arola Gastro (ミシュラン2ツ星レストラン)
Zurbano 46:  Sargadelop (スペインの最高級陶磁器屋)

2009-12-02

IMBA Term 1 - Day 7

朝のニュースで、平山郁夫さんが死去された事を知った。自分の地元の鎌倉市名誉市民である。初めて平山郁夫さんを知ったのは、小学校3年生か4年生の頃。当時、読売新聞の毎月の集金時に、シルクロードか敦煌のポスターをもらえて、それを集めていた。その当時は、平山郁夫さんに興味があったわけではなく、シルクロードという壮大なスケールの場所に興味があった。

最近では、鎌倉市の「世界遺産登録推進協議会」の特別顧問としても尽力されており、鎌倉市にとっても大きな損失だ。同時に、時代の移り変わりを実感させられた。先達に頼るばかりでなく、自分達の代がリードしていく事を考えていかなくてはならないのだろう。。。。

鎌倉市の情報を見ていたら、今年の10月に市長が変わっていることが分かった。しかも、自分と同い年。鎌倉学園の野球部出身。。。。時代の変化を感じる。

9:00 - 10:00      Regular Workgroup meetings
 Information Systems の課題は11日(金)までに提出のため、今日は目次を考え、誰がどのパートを書くか役割分担。自分は、「Business model」を担当。金曜日までに初校を皆に提出しなくてはならない。。。

10:00 - 11:20      FINANCIAL ACCOUNTING Session 4
 今日もケースにそっての授業。いきなり、「Future value」 やら、「Present value」 の算出の話が出てきたので混乱。隣に座っているスペイン人の女性が「BANCO SANTANDER」出身なので、休み時間に色々と質問して若干分かった気がする。要復習。。。。

12:00 - 14:50      MARKETING FUNDAMENTALS I Session 1-2
 教授は韓国人の女性教授。2008年7月末に渋谷のAGOSというMBA受験予備校で開催された「IE学校説明会&ミニケースセッション」で1時間ほどのケースを担当された教授だった。その時はスターバックスのケースだった。英語の議論がどんどん展開していくので、呆然とした覚えがある。今、こうして授業を受けることができているのが不思議な感じだ。
 因みに、事前の200ページほどのReading assignment は全く触らず、Marketingとは?Market trendは?などのIntroのみの授業だった。今のところは内容がイメージできる範囲なので問題なし。でも、コールドコールもあり、ちゃんと回答できないと「ネガティブポイント」としてカウントされるようなので、気を抜かずに準備する必要あり。


明日の授業は、中程度のwork load なので、家に帰ってから妻と一緒に市場に買い物。スーパーの方が安いものが多いが、新鮮さと、選択肢の多さで、まずは市場を確認して、その後スーパーで買い物をしている。今日は鶏肉屋のオジサンにスペイン語を教わった。でも最後に、「再見」と言われた。何度も買い物しているのに、中国人だと思われていたみたい。

2009-12-01

IMBA Term 1 - Day 6

日に日に寒くなっている。今朝は、学校に行く途中のバス停の温度表示を見たら「4℃」だった。しかも、学校に着いたら用務員の人が氷を溶かそうとしていた。それにしても、昨日は2時近くまで教材を読んでいたので眠い。。。(同じクラスの日本人同期からは、朝3時42分にメールを受けていた。。。。)

9:00 - 10:00 Regular Workgroup meeting
 今日は、Information Systems のグループアサインメントのテーマを何にするか各自アイデアを持ち寄る日。。。。なのに、7人中3人しか下調べをしてきていない。でも、何となくうま~く話がまとまる。本当に、こんなんで良いのか???

10:00 - 11:20      MANAGERIAL ECONOMICS: MARKETS AND CONCEPTS
 いわゆる経済学の授業。今日はIntroのみ。それにしても、このクラスの為に、かなりのReadingをこなしたのに、全く役に立たなかった。。。準備方法を見直したほうが良さそうだ。

40分間の休み時間を利用して、自分たちのクラスのClass representative(2名)と Ethics rep.(1名)を決めた。希望者は昨日までに連絡して、この時間でそれぞれ簡単なスピーチをして、そのまま投票。そして決定となった。

12:00 - 13:20      INFORMATION SYSTEMS Session 3
 Inforamtionをshareするためにどういったツールが使用されているのかを確認して、その後、Web がどのようにビジネスで利用されているのかを学ぶ。例えば、Blog を活用することは、莫大な広告費用を抑えることが出来る。企業やCEOがBlog を通して、自分たちの考えを知らせることにも活用している。(Inforamtion sharing) 一方で、Blog やWeb を開設することは簡単だが、維持することが難しい。授業で取り上げた、Vichy のケースでも、失敗の後に、プロを雇って新たにBlog を作り直したが、そのプロを解雇してしまい、その後情報が更新されることがなかった、という失敗を犯している。

13:30 - 14:50      FINANCIAL ACCOUNTING Session 3
 ワイナリー事業を始めることを想定したケースを利用して、設問に解答していく。正直、この宿題をやって、不明点がたくさんあった。が、今日の授業で判明した。自分が不明だった箇所は、「会社ごとの意思決定次第」だそうだ。。。いやいや、そんなケースを3回目の授業で出されても、、、皆で混乱していました。

15:00 - 16:00      Workgroup
 結局、朝のグループワークで決めたテーマを、教授に相談したところ、イマイチな感じだったので急遽グループワークを行なった。この話し合いで、かなり良いテーマを選べて、話が盛り上がった。その後、教授にメールで相談したところ、教授の期待する内容に趣旨があっているのでOKとの事。

17:30 - 19:00      IE China Club
 今日はキックオフミーティング。興味のある人は90人くらいいるようだが、ミーティングには15名ほどしか集まらなかった。きっと、このメンバーがActive member としてコアになっていくのだろう。今日はゲストとして教授が1名参加していた。IEの活動の一環として、スペイン・中国・インドを結ぶコンサルを3年前から行なっているらしい。興味がある人は、このコンサルプロジェクトに参加することも可能との事。


明日は、200ページものReading assignment のあるMarketingがある。。。。授業は何とか乗り越えても、試験前に大変なことになりそうで、今から怖い。。。。

2009-11-30

IMBA Term 1 - Day 5

週末から異常に寒くなった。昨夜もYahooで気温を確認したら「2℃」だった。今朝、学校に向かう途中の感じでは10℃くらい。これから3ヶ月くらいは寒いようだ。日本は忘年会の季節だろうか。鍋料理が懐かしい。。。。。


9:00 - 10:00 Regular Workgroup meetings
 今日の2科目に関して話し合い。Financial Accounting は専門家と思われていたメンバーがケースを読んでこなかったという痛恨のミスを犯してしまい、話し合いが紛糾。今日の分はたいした内容じゃなかったので構わないが危険すぎる。。。

10:00 - 12:50      ORGANIZATIONAL BEHAVIOUR Session 4-5
 前回の授業で、クラスの話し合いに全く入っていけなかったので、今日は無理やり2回発言。でも、簡単な内容にしか回答できていない。。。。。今後の課題だ。
 授業の初めに、HP、Microsoft、Nestle、Apple、Virgin のCEO達のスピーチのビデオを見た。これらのスピーチから、会社の文化が分かる。会社にとって、「Vision(Mission)」が大切なのは前回も教わったが、CEOが具体的なVision を話すことが出来ない会社は問題であるようだ。一方で、米国のスペースシャトル事故(チャレンジャー)に代表されるように、オーバーコミットメントにも注意しなくてはならない。
 今日のケースは、1980年代後半にGE Canada のある部門が、人員40%削減、2階層削減しながらも、「業務内容見直し→チーム再編→責任をチームに落とす」ことによって、生産性を上げていった内容。このケースを、リストラ前とリストラ後を、Structure、Systems、Tasks、Culture、Leadershipの項目ごとに分析。
 このリストラには「Road Map」が必要だが、Informal Culture(例:Leadership, Culture) とFormal Policies(Structure, Systems, Tasks) の2つの観点からアプローチする。企業は、Formal Policies のアプローチに力を入れすぎるの、両者をバランスよく見ることが大切。

13:30 - 14:50      FINANCIAL ACCOUNTING Session 2
 プレコース並みの基本的内容。ケースを読んで、①T-Account を作成、②Income Statement を作成、③Balance Sheet を作成、④Cash Flow を作成するというもの。Cash Flow にDirect Method と Indirect Method があり、多くの企業ではIndirect Method が使用されている、という事を初めて知った。(きっと恥ずかしいくらい基本的なことだと思う。) 
 自分も初心者だが、あまりにも当たり前すぎるないように関する内容に質問している人が多かった。。。。


夜は、再び学校に集まって、グループワーク。。。。その後は、Reading assignment をこなさなくては。。。

2009-11-29

中国からの贈り物

大量のReading assignment に囲まれてしまい、、、途方にくれてネットを見ていたら、昨日(11月28日)から「泣きながら生きて」が劇場公開される事を知った。

「泣きながら生きて」は、中国からの贈り物シリーズの一つであり、2006年にテレビ放映されたものである。

第1弾: 「小さな留学生」
第2弾: 「若者たち」
第3弾: 「私の太陽」
第4弾: 「泣きながら生きて」

自分は、たまたま、このシリーズを最初から見ていて、特に第2弾の「若者たち」の韓さんの不屈の精神に感銘を受けた。落ちぶれることは簡単だが、そこから抜け出すことは難しい。でも、彼はそれをやってのけた。並々ならぬ努力を払って。番組の最後に、彼が大学に合格した場面で、スタッフたちが撮影中でありながらも、飛び出していって彼に抱きついて祝福する場面があった。本当に感動した。

「泣きながら生きて」も、家族の為に自分をここまで犠牲に出来るか?という事を考えさせられた。

実は、自分がMBA留学する決心をしたきっかけの一つには、この番組の存在がある。それまで、自分なりに一生懸命仕事をしてきたつもりだったが、彼らの人生を掛けた「一生懸命」というレベルに大きな隔たりがある事に気がついた。その後、2001年から駐在させてもらった香港で、そのパワーを体感した。

そして、ソフト的にも、ハード的にも、グローバルに通用できる強さが必要だと実感した。結果、マドリッドで武者修行している。

初心を忘れそうになった時には、「中国からの贈り物」を思い出そう。

2009-11-27

IMBA Term 1 - Day 4

今更ながら風邪が大分治ってきた。

それにしても、昨日の急激な円高は凄かった。ドバイショックらしい。政府系開発会社ナキールなどが欧州金融機関に対して債務返済延期を求めたことにより一気に信用不安が市場を駆け巡り、ユーロが売られ、円が買われた為らしい。

おかげさまで、支払っていない学費の3分の1を払い込むことが出来た。あとは、最後の3分の1をどのタイミングで支払うかだ。。。。できれば、高くても130円/ユーロのタイミングに実行したい。

9:00 - 11:50      SOCIAL RESPONSIBILITY & STAKEHOLDER MANAGEMENT
 BPのBTCパイプライン開発に際してのSocial Responsibilityに関して勉強。このパイプラインは、アゼルバイジャンの首都バクーから、Gerogiaを経由して、トルコの港まで結ばれるというものである。特に注目された理由は、このパイプラインによって、カスピ海の石油をロシア経由ではなく西側に供給する事ができる為である。しかしながら、このパイプライン開発に際して、BPは、環境保護、人権問題、地域貢献といった多くの問題に直面した。 この授業では、リーディングの教材でこれらの情報をまとめ、クラスでは各々が各ステークホルダーになり、実際の交渉のロールプレイングを行なった。
 自分は、欧州復興銀行の役目だったので、「民主主義支援」、「環境保護重視」という観点で交渉に臨む。それにしても、この授業は、今日1回きりで終わりなのだが、一体どうやって成績をつけるのだろう。

12:30 - 13:30      Regular Workgroup meetings
 今日は、昨日に引き続きスケジュールに関して話し合い、更にアントレの事業計画作成のテーマに関して話し合った。チームの7人のうち、4人が卒業後(もしくは卒業後しばらくしてから)、「自分で事業を起こしたい」という。自分は、そんな考えが毛頭無いので、アイデアでは貢献できないが、卒業後は事業開発の仕事をしたくて、事業計画作成の勉強をしたいので積極的に参加する事を表明。。。(でも、「起業しない人=つまらない人」みたいな雰囲気があって怖い。。。)

13:30 - 14:50      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS
 特筆することなし。購買部でのテキスト購入に難航している。購買部のスタッフによると、夜に来れば購入可能だといわれる。19時過ぎに購買部に行き、無事に購入。でも残りはあと10冊らしい。。。。いったい、皆どうするんだろう???


ようやく週末になるので、授業スケジュールとTo do listを確認する予定。更に、来週の宿題を出来るだけ早めに着手しておく。(リーディングのスピードが遅いので、なるべく週末中に読んでおきたい。)

2009-11-26

IMBA Term 1 - Day 3

今日はケーススタディが無かったため、今後のグループワークの進め方に関して話し合った。今は、まだ個人のタスクがグループのパフォーマンスに影響する場面までいっていないので良い雰囲気だが、もうしばらくしたら厳しい場面に直面するのだろう。。。

10:00 - 11:20      INFORMATION SYSTEMS
 前回のInformation Technologies の説明に引き続き、今回はInformation Systems の説明。ハードウェア、ソフトウェア、通信等のコンポーネントがあるが、実際には「人間」が入力したり、プログラムを組んだりする。なので、「人間」は依然として重要な役目を担っている。また、どんなに素晴らしいシステムを導入しても、Business Process をフィットさせたり、担当者へのトレーニングを行わなくては有効なデータを得ることができない。
 従来は、ビジネスと言う点では経営陣に対してIT投資が行なわれてきたが、データの正確性を考えると現場レベルに重点的に投資していかなくてはならないのだろう。スペインで有名なホテルチェーン「NH Hotel Group」でも、顧客管理の新システム導入日は、ある特定の国の顧客が増えたそうだ。それは「Afganistan」。理由は、レセプションスタッフが、国名をプルダウンで選択することを教えられていなかったため、一番上にある「Afganistan」が選択されてしまっていたとの事。

12:00 - 13:20      QUANTITATIVE ANALYSIS FOR BUSINESS
 今日は、コースの紹介。教授はドイツ人でハンブルグ在住との事。毎週2~3日、IEで教えるためにマドリッドに来るとの事。ドイツでは同じ内容を「Management Science」という科目名で教えているらしい。
 今日は、その他に2問のクイズのような問題を解いた。1問目は、ちょっとヒントが出た時点で自分が解答できて、2問目は日本人同級生が解答できた。日本人の面目を保つことが出来た!

13:30 - 14:50      FINANCIAL ACCOUNTING
 コースの説明と、Accountingとは何か?といった事から入った。今日は特筆することは無し!


その後、16時からスペイン語教室の説明があり参加してきた。この教室は「International House Madrid」 という学校とIEが提携しているらしく、希望者は毎週1回、3時間の授業をIEの校舎内で無料で受講できる。但し、3回休んだ時点で自動的にドロップアウトとされてしまうとの事。IEのスタッフによると、最初は申込者が多いが、1ヶ月以内にかなり多くの生徒がドロップアウトするらしい。高い学費を払っているので、活用できるリソースは最大限活用したいので受講申込みしてみようと思う。

IMBA Term 1 - Day 2

昨日のブログに書いたとおり、今朝も席取りの為に、7時ごろに学校へ。。。 ひそかに自分が1番最初かと思っていたら、、、、、4番目。しかも、今日は自分のクラスだけなので、実質昨日より順位が落ちている。(1位:イタリア人、2位:スイス人、3位:ポルトガル人、4位:日本人、5位:ブラジル人)

実際、本当にくだらないと思う。同級生たちも、各々の友人たちに話をしたら、「何のためにビジネススクールに行っているの?」と馬鹿にされているらしい。でも、日本で言うと6時前くらいの暗がりの中で、ケースについて、学校について、食事の場所について、イベントについて、孫子について(?)と、学校前の狭い歩道で話をする事を皆で楽しんでいる。(これは、IEならではのイベントだ!と皆で納得しようとしている。)

結局、席は昨日と同じ場所を確保した。

その後、10時までのグループワークを行なってから、Organizational Behaviour の授業。


10:00 - 14:20      ORGANIZATIONAL BEHAVIOUR
 今日はいきなりケーススタディ。だが、クラスのイントロ部で見せたビデオが楽しかった。

まずは、マイクロソフトのCEOのSteve Ballmer のビデオ。成功するには、Missionが無いと駄目だが、同時にPassion が必要である。このビデオで「I love this company!!!!!! Yeeeeesssss!!!!!」と表現しているが、自分が働いている会社に対してここまでの情熱を持っている人がどのくらいいるだろうか?また、部下に情熱(Passion)を持って働いてもらえるように仕向けている上司がどのくらいいるだろうか?




次は、今年ブレークしたSusan Boyle の動画。イギリスのオーディション番組で、「エレイン・ペイジのような歌手になりたい」とコメントしたところ審査員、観客から失笑された。でも、「I Dreamed a Dream」(レ・ミゼラブルの挿入歌らしい)を歌ったところ、観客が総立ちになって彼女を賞賛した。(Embarassmentからcelebrationの良い例である。)



http://www.youtube.com/watch?v=RxPZh4AnWyk
↑ このリンクからのほうが、審査員のコメントも聞けて良いです!

その他にも、「皆が何が起こっているか分からないときこそ、リーダーが何が起こっているのかを説明すること。(リーダーが指示するだけでは、民衆や部下はついてこない。)」、「Ambition を持たせることが重要。(JFKの「We choose to Go to the Moon!!」)」等の説明があり、その後はケースワーク。。。。

最後に、各自のMBTI診断に基づいて、タイプ別にグループを分け、「理想的な職場環境」、「自分たちの強み/弱み」を洗い出して発表。(MBTI診断は、無料でできるサイトがあるので一度試して、自分のポジションを確認してみると良いようだ。)

2009-11-24

IMBA Term 1 - 初日

今日から授業開始。

初日は席を確保しなくてはならないので、7時10分頃に家を出て、7時20分頃に学校に到着。既に校門に7人の生徒が並んでいた。しかも一番前は一番時間にルーズと言われるイタリア人、自分の数人後にもイタリア人が来たので、皆で驚いていた。

本当は8時に門が開くらしいが、7時40分に門が開き、自分たちの教室へ。そして、各々が目当ての席を確保する。自分の場合も、前から2番目の真ん中の通路よりという教授に覚えてもらいやすい場所を確保。

9:00 ~ 10:00     Group Work
 今日の「Entrepreneurial Management」の授業の宿題について話し合い。かなりdemandingな教授のようで、皆読み込むことで精一杯の模様。グループで意見交換を行い授業に臨むことに。

10:00 ~ 11:20     Information Systems
 Introductionセッション。この授業は、ITを活用したビジネスプランのプレゼンが求められており、自分の所属するグループは、「Web 3.0」を題材にビジネスプランを作成しなくてはならないようだ。


ISの授業終了後に、学校から連絡が入った。昨日夕方に、我々のクラスはグループワーク後の9時55分に席を確保するようにと言う連絡が入っていたらしく、それを信じて早くに来なかった生徒がいた為、今日の席取りは不公平と判断したとの事。ついては、自分たちのクラスだけ、明日もう一度席取りをやり直すらしい。

うーん、今日の為に3時間半しか寝ていなかったのに、、、、、自分の場合は、家が学校から近いから良いし、早起きも苦にならないから良いけど、かなりの生徒からブーイングが出ていた。「学校からの、そんな連絡を信じる方がおかしい」 らしい。


12:00 ~ 14:50     Entrepreneurial Management
 クロアチア人の女性教授。かなり早口の英語でエネルギッシュなクラスを展開。クラス内で発言しない限り成績が取れないらしく、発言の無い人には警告メールも入るらしい。そして、自分の起業アイディアのプレゼン、ビジネスプランのプレゼンを行なう必要がある。
 英語にハンディのある自分にとっては死活問題なので、一生懸命予習しておいた。なのに、、、、展開が速すぎて、予想と異なるアプローチで授業が進むため途中からあせり始めていた。
 しかも、授業の途中でコールドコール。「この中で printing industry 出身の人がいるはずだが、どういった問題点を彼が克服したか説明して!」 全く想定していなかったので、適当に答えたら納得していなかった。しばらく話が膨らんだところで、教授が欲しがっている回答が思いついたので慌てて手を上げたら「Take 2 だ」と言って当ててもらえ、何とか役目をこなす事ができた。最低2回は発言していかないと駄目だと感じた。
 それにしても、自分のクラスの中に14人も起業家がいる事にビックリした。因みに、企業家は一人当たりGDPの低い国(南米など)に多いようで、日本は少ないほうであった。

2009-11-23

初病院

ついに、初めてマドリッドの病院に行ってしまった。

先週から風邪を引いていたが、ボストンで一気に悪化。行きの飛行機も帰りの飛行機も咳で苦しかった。夜も、咳で何度も目が覚めてしまい慢性寝不足状態。。。

今日は、朝7時過ぎにマドリッドのバラハス空港に到着、8時過ぎに家に帰宅。その後、仮眠をとって、病院に行くことを決意。契約している保険会社(日系)のロンドンコールセンターに症状を連絡して、病院の予約をしてもらう。

場所が分かりにくいので、タクシーで行ってくれと言われたのでタクシーに乗ったが、タクシーの運転手も場所が分からず30分以上も迷っていた。(地図で見た感じでは、マドリッド在住者には、そんなに難しい場所では無いので、電車で行ったほうが早かった。。。)

ようやく病院(というか高級診療所)に入っても相変わらず咳が止まらない。30分くらい待たされて、ようやく先生に呼ばれた。「おまたせしました。こんばんは、Takさん。」   

ん、日本語か?と一瞬戸惑って、挨拶だけは日本語を覚えたのかな?と勝手に理解した。 ところが、「今日はどうしましたか?」と更に日本語でたたみ掛けてくる。試しに日本語で説明したところ完璧に通じている。こっちが不思議そうな顔をしていたら、「私は白金の北里研究所で東洋医学を勉強していました。」との事。本物でした。。。。

その後、日本語、英語で、安心して問診、触診をしてもらい、「気管支炎」と無事に診断された。完治には1週間掛かるらしい。その間は、ランニングは駄目、タバコの煙のあるところへの出入りも自粛するように指導された。 診察室内にもソファーセットがあって、中国テイストな感じだったので見ていたら、壁に北京の医科学校の卒業証書と写真が飾ってあった。先生に聞いたら、「これは中国で漢方と鍼灸を勉強したときのものです。」だと。しかも、その卒業証書を見ていたら、先生が西ドイツ(西徳)の人だと分かった。ドイツ人で、日本、北京で勉強して、スペインで診療所を開いている。すごい、としか言いようが無い。

これで、マドリッドで風邪を引いても安心して行ける病院を確保できた。

Dr. Ulrich Eberhard
C/ Joaquin Montes Jovellar 4,
28002 Madrid
Tel : 915 643 887

Boston - Day 3

ボストン3日目。

朝一番でキャリアフォーラム会場に行くものの、殆どの企業は片付け状態。。。。何社かにレジュメを提出して早々に退散。12時にチェックアウト後、イギリスから来ている友人に付き合ってもらって、本屋へ。その後、どこかの駅で昼食を食べて「シルバーライン」で空港へ。

それにしても、「シルバーライン」というものが、電車ではなくてバスだったのには驚いた!改札も通って、地下に降りていったので線路があるものと思っていたらトンネル内にあるバス停だった。

空港では、ようやくボストン名物の「クラムチャウダー」を堪能。そして、18時20分発の飛行機でマドリッドへ。。。でも、本番授業が火曜日からあるので、半分以上はケース読み込みに使ってしまった。

色んなことの凝縮したボストンだった。これを教訓に留学生活を充実させなくては。

2009-11-21

Boston - Day 2

キャリアフォーラム2日目。

今日は面接が3つ入っていた。正直、厳しい結果になりそうな感じです。何せ、インターンの枠が少ない。更に、自分の場合は業界研究が不足していた。マーケティング職でも、会社によっては前職でも同様の業界/業務経験を求めているところもあった。フルタイム就職活動のための良い戒めとなった感じです。

フォーラム中に、受験時代の知り合いや、壮行会で一緒になっていた人たちと再会。色々と情報交換できたのも良かった。

夕食は、友人2人とホテルのコンシェルジュに紹介してもらった「umbria」に。生ガキ、マグロのカルパッチョ、ロブスター、ステーキを堪能。本当はシーフードレストランが良かったのだけど、、、、でも、クラムチャウダーはメニューに無かった。。。











それにしても、考えさせられた1日だった。早くマドリッドに戻って次の対策を考えたい。

2009-11-20

Boston - Day 1

毎年ボストンで開催される、日米バイリンガル向け最大のジョブフェアに参加すべくボストンに飛んだ。そして、これがアメリカ大陸初上陸となる。ホテルは、The Westin Waterfront というキャリアフォーラムが行なわれている会場の隣のホテルを予約した。(1泊9000円くらいと高めだが、土地勘が無いので会場に一番近いホテルにした。)

13時40分にマドリッドを出発して、15時35分にボストンのローガン空港に到着。(IEからは前のIntakeの先輩が4名、自分の代が3名同じ飛行機だった。) キャリアフォーラム会場の入場締切が17時のため、空港からタクシーに乗り16時30分頃にホテルチェックイン。その後、慌ててスーツに着替えて会場にチェックイン。今日は面接は無いので会場の様子見のみ。一番のショックは、来ている学生が若いことだ。。。殆どが学卒のようで、20歳くらいの感じ。MBA生はあまり分からない。

その後、19時30分から、とある会社のCocktail Session に参加。ここでは、日本で出発前に会ったMBA同期生にも会うことが出来た。

明日に備えて、早めに就寝。

2009-11-19

Launch Program - Day 7

相変わらず体調悪い。薬を飲んで寝て、寝ている間に汗をかいたので熱っぽさは取れている感じ。


09:00 – 10:30      Arab Culture and Islamic World
 前回の中国文化、日本文化に引き続き、アラブに関する講義。面白かったのは、イスラム圏となると22カ国に及び、西は西アフリカから東はインドネシアまでがカバーされるらしい。途中から宗教中心の話になってきて、知らない固有名詞が沢山出てきて「???」という状態に。。。(そういえばグループワークで宗教ネタが出たときもサッパリついていけなかった。。。)

10:30 – 12:00      Introduction to Cinema
 映画作成は、非常にお金が掛かる。1分1秒に出演者の費用、保険費用が掛かってくるので、しっかりしたプロジェクトマネジメントが必要。(オペレーションズマネジメント) また、各々分担した役割をしっかりこなさなくてはならない。(それぞれのミスが時間の無駄、コストの無駄に繋がってくる。) その他に、「風と共に去りぬ」、「恋する惑星」、「裏窓」、「花様年華」などの一場面を見て、撮影テクニックを考察したりした。


12時から18時まで休みだったので、NIEカードのピックアップ、学生課訪問、カルフールでの買い物などをした。


18:00 – 19:30      Global Warming
  前評判の非常に悪いクラス。。。 前日に受けていた生徒たちからも「行く必要が無い」と言われていたが、当然のように出席した。確かに教授のプレゼンは、学生の興味を引くようなものではなかったが、話している内容は「Climate Change」で受けた内容を補完している部分もあり、それなりに面白く聞けた。
 
 
明日はLaunch Program 最終日で、自分のクラスは「Self-Assessment」 があるがボストンに行くため欠席。したがって、今日でLaunch program は終了です。全体的なイメージとしては、大学の一般教養を受講したような感じです。自分自身の考え方、見方がストレッチされて将来に繋がっていれば良いのだけど。。。

Launch Program - Day 6

Launch Program もいよいよ佳境に入り、来週からの本番プログラムに向けても準備を開始しなくてはならない。。。

09:30 – 13:00       Take the Stage Seminar
 俳優をやっていた講師が、「自分の見せ方」に関して指導してくれた。例えば、皆の前で、自己紹介をしてみたり、自分の好きなトピックスのさわりだけを話させたりする。プレゼンターが緊張していようがいまいが、目線を上げて、はっきりした声で、声に抑揚をつけて、適度なジェスチャーを交えて、聞き手と適切な距離で話をすれば、聞き手は興味を持って話を聞くことができる。
 その他にも、緊張をほぐす方法や、挨拶の練習、会話の練習も行なった。会社でも、就職面接でも役に立ちそうだ。


13時から14時の間に、キャリアマネジメントセンター(CMC)で、今週末の面接対策と、今後の就職活動に関して相談に乗ってもらった。やはり自分のバックグランドだと、マーケティング、事業開発で行くべきだということで一致した。今後も定期的に顔を出してよい、と言われたので最大限活用しようと思う。(事前に、自分のバックグランドを読み込んでもらっていたようで、話が早かった。)


14:00 – 17:00       Climate Change
 またもや、スピリチュアルな感じのセッションだった。トピックスは、コペンハーゲンで開催される「国連気候会合(COP15)」をフォローするものであった。クラスに入る際に、各自クジを引いて、自分の国を決める。そして、その国を代表して温暖化対策に関してのコミットメントを考え、その後、他の国と交渉を行なう。自分たちのグループには、ワシントンDCの環境団体で、米国を代表してClimate Change の交渉を行なっていた生徒がいて、色々と背景を聞かせてもらった。(そんな彼女は、普段交渉相手になっている開発途上国の代表になっていたのが面白い。) 最初は、数字の遊び、交渉の真似事だったが、皆で対2000年数値で30%削減、40%削減をコミットしても、シュミレーションに落とし込むと全く目標数値にである、CO2排出量 350ppm に全く届かない。(現在の排出量は387ppm、1987年は348ppm)
 セッション後半に、目標数値に届かせるためには、地球全体で80%の削減が必要だと言う話を聞いて愕然。自分の場合はブラジル代表だったのだが、アマゾンの森林破壊を80%削減するなんて簡単なことだろうか?先進国からの需要に応えなくては国のGDPが下がってしまう。伐採した分、植林をしても間に合わないのではないか?資金の問題はさておき、ソーラーエナジーを使うようにパラダイムシフトしたとしてもどれだけ貢献できるのだろう。
 とは言えども、皆が一歩を踏み出さないと進まない。考えさせられるセッションだった。(もちろん、考えるだけでは駄目で実行に移さなくてはならないのだが。。。 例えば印刷会社でも、工場の用紙使用量に応じて植林事業に募金をしたり、自らで植林のボランティアを募ったりすることも可能かもしれない。そういった活動を全面に押し出して、お客様に若干高いながらも購入してもらい、お客さんも温暖化対策に関わっていることを実感してもらうことも手かもしれない。もっとも、日本市場でそういった手法が受けるかどうかは不明だが。)
最後に、「350」の活動の紹介があった。

17:00 – 18:30       Collections as Self‐Portraits
 絵画コレクター達が、それぞれどのようにモチベーションで絵画を集めたのか、といった説明があった。スペインの3大美術館の話や、バーンズコレクションの話などもあって興味深かった。が、Launchプログラムとのつながりが全く見えず、目的の無い授業だった感が否めない。Launch programは昨年から始まったばかりのプログラムのため、まだIEと講師の間でのコンセンサスが取れていないのだろう。
 
 
一旦帰宅して、21時から学校近くのBarでグループワークのメンバーで集合。といっても、7人いるはずが5人しか集まらない。クウェート人は全く連絡が取れず、イタリア人は近くの別のBarでカバンを盗まれて警察にいるという。。。。結局、フランス人(コンサルタント)、ブラジル人(精神学専攻、人事/マーケティング/ブランディング)、アメリカ人(金融機関向け教育トレーナー)、ブルガリア人(EU勤務)、日本人(自分)で自己紹介をして、色々と話をした。チームのモットーは「Work Hard! Play Hard!」らしい。Work Hard はともかく、Play Hard についていけるかが不安です。。。。もう年だし、、、お金もないし。。。。でも、彼らに言わせると、Work Hard だけで良い成績をとるのはつまらない人らしい。色々な事情がありながらも、Socializing をして、かつ成績が良い人こそ魅力的らしい。ちょっと価値観が違うので若干不安です。

2009-11-17

Launch Program - Day 5

昨夜は2時に寝て、今朝は8時30分に起きたので、風邪のだるさは大分取れた気がする。でも、鼻水が出て、せきが出てしょうがない。。。

10:30 – 12:00        Media and Politics
 まず最初に、出席を取りながら自分の好きなテレビ番組を言わされる。クラスのほとんどが、米国系の番組を言う中で、日本人は日本のテレビ場組を回答。自分の場合も、日本のバラエティ番組を回答してしまうしまつ。。。。教授によると、「日本をはじめいくつかの国は、放送のグローバル化に抵抗しているようだ。」と冗談ぽく本質をつくコメントを言っていた。
 結局、この授業では、ABC、CBS、NBC、BBCを引き合いにメディアの「Globalization」と「Corporate Structure」の話をして、メディアはPoliticalであり(BBCは植民地政策の徹底の為に活用されていた)、Stereotype化させてしまう効果があるといったような話を聞いた。

12:00 – 15:00        Botton of the Pyramid
 ミシガン大学のプラハート教授の本の題名と同じテーマ。(日本では「ネクストマーケット」の名前で出版。) ということで、内容も当然同じ。そして、講師は、プラハート教授と関係のある方だった。。。 クラス全員が、「Bottom(貧困)」に関連する本を真ん中に囲み地べたに座り、カラーボールを持っている人しか喋る権利が無いというスピリチュアルな感じの授業だった。世界には40億人が開発途上地域におり、これら地域の市場規模は5兆円と言われている。これらの地域の人々の生活を向上させ、更に大きな市場規模に成長させることが可能である。
 最初に、コロンビアや、タンザニアでのソーシャルアントプルナーシップの例を取り上げ、その後、「Healthcare」、「Consumer Goods」、「Eye Care」、「Energy」、「Water」の中から好きなケースを選びグループワーク。自分は、「Healthcare」を選んだところ、ケニアでの子供の病死を無くすための手段を考えるケースだった。たった30分でアイデアを話し合い、どのような解決策が考えられるかをチームで話し合い発表した。結局、このケースは「The HealthStore Foundation」という実際のケースだった。実際に行なわれているオペレーションがケーススタディの正解では無いので、色々とユニークなアイデアが出て面白かった。例えば、Logistic はコカコーラのロジスティックを活用させてもらう、等など。。。
 最後に、ソーシャルアントレプルナーシップに対するコミットメントを各自で記載して終了。

16:00 – 21:00        Think Design Workshop
 学校施設や、学校の周りの通りにあるものを使って、使用用途をトランスフォームして、unusual なものを作り上げる授業。 30分間ブレーンストーミングして、その後2時間半で作成。そして、各チームがプレゼンを行なうという流れ。例えば、道端にある看板に折りたたみ式のボードを取り付けて、ピンポンをやれるようにしたり、道端にある椅子にひさしやテーブル、ロッカーを着けたり、学校内の芝生に「Siesta Station」を作成したりした。
 まずアイデアを考える際に、今までと違う使い方を考えなくてはならないので、視野を広げる必要がある。その後の、話し合いでは、Negotiation の実践や、モックアップを作成するなどしてVisual 化することによりチーム内のコンセンサスを取ったり、更なる innovative なアイデアが出てきたり、といった会社内のチーム作業でも役に立つような要素が詰まっていた。

2009-11-16

Launch Program - Day 4

昨日からカゼをひいてしまったようだ。喉が痛くて、体がだるく、モチベーションがあがらない。ボストン前でちょっと心配。。。。

09:00 – 12:00      Cross-Cultural Seminar
 右手で自分の名前をなるべく早く5回書いてみる。今度は、左手で自分の名前をなるべく早く5回書いてみる。普通の人はタイム差がかなりあるはずだ。そして、違和感を感じる。嫌悪感を感じる人さえいる。これが文化の違いにも当てはまる。とはいえども、この差を埋めるために、別の文化を尊重したり、理解しようとしたりとしたり、知っているふりをしない事も重要だ。また、各国をStereo type で分別するのもナンセンスだ。個人個人にも色々なキャラクターがあり、コミュニケーションを良くとり相手を理解して、尊重しなくてはならない。

13:00 – 14:30      Psychological Issues in Mgmt.
 リーダシップを取るという事はどういう事か? 「自分をリードできない人は、他人をリードすることを出来ない。」 自分をリードするということは、目標を設定して、意思、モチベーション、コミュニケーション、外部要因等の色んな要素をベースに意思決定をして、アクションをとり、結果を求めることである。また、何が本質(Reality)なのかを見極める事も重要だ。(トリック絵などを利用しての説明。) 本質を見極めるために、自分の視点が正しいのかを今一度確認する必要がある。
 最後に、「Even with good cards, focus on what you want to do!」(目の前に良いカードがあっても、惑わされずに、自分が何をしたいのかをちゃんと考えろ!)の言葉で終わった。
 この授業は、随所で隣の人や後ろの人と2人、3人で話し合わせて発言をさせる授業で、ダイナミックでとても良かった。

16時からコンサル業界への転職セミナーがあったが、あまりにも体調が悪いのでスキップ。。。。
でも、土曜日の面接の為に、前回行った公衆トイレのような床屋さんに散髪に行った。今回は、前回のようにモミアゲが無くならないように、モミアゲを長くしておいてくれとジェスチャーで会話したら、長く残してくれた。でも、目の横辺りの毛が剃られ、モミアゲも下の方が三角形にデザインされていた。この床屋さん、必ず次回への課題をくれそうで怖い。。。。


18:00 – 19:30      Culture and Society in China
 中国文化に関するレクチャー。孔子イズム、秦の始皇帝時代のLegalism をベースに話をして、毛沢東時代、鄧小平時代の話になった。途中、大躍進時代や、文化大革命時代の動画も取り入れての説明だった。(自分の場合は、本で読んでいた内容が多く、知識の整理という感じでリラックスして説明を聞けた。)

19:30 – 21:00      Culture and Society of Japan
 日本文化の説明。先生はマドリッドの大学を出た日本人の先生。(IEの教授ではない。) いきなり、クラスにいた日本人3名が当てられ、「日本を一言で表すと何だ?」と質問を振られた。。。
 漢字、ひらがな、カタカナを説明しながら、侍、過労死、オタク、ニートといった言葉/文化(?)の説明をした。また、日本人の精神の根底には「和(ハーモニー)」があるという事だった。(確か、ユニチャームでは海外子会社勤務のローカルスタッフを教育する際に、「ハーモニー」の精神を植えつける事に重点を置いているような話を聞いたことがある。)
 B-School の生徒は、商業的、経済的な部分の日本に興味を持っている人が多く、今日のような文化人類学的なアプローチは初めてだったようで一部の学生にはとても受けていた。(一方で、いったい何のことを話しているのか分からなくなって、聞くのを諦めていた生徒も何人かいたが。。。。)


今日は夜中1時から2時までの企業のweb session を聞いて就寝予定。

2009-11-15

ランニング(第2回目)

今日は第2回目のランニング練習。日本人意外にも声を掛けたので、インド人、イタリア人、スペイン人、フィリピン人も参加した。でも、時間通りに集合したのは日本人とフィリピン人だけだった。。。。 という事で、今日は1週だけレティーロ公園を走った(歩いた)。途中、同じチームのフランス人が必死に走っているのにすれ違った。彼はラグビー選手で、筋肉を落とさないように気をつけている、と言っていたことがある。自分も見習って、努力を継続しなくては、と思った。その後タイ料理屋へ! なんだか走るよりも、食事がメインになってしまいそうな感じだ。

今週末は来週のボストンに向けて、カバーレターやらCV等を作成しているので、ちょうど良い気分転換になった。

時間があったので、IEのChange Carriculum のプレゼン資料を眺めなおしていたら、自分たちが今受けている「Launch」プログラムは下記の略だという事が分かった。

L eadership
A wareness
U nderstanding
N etworking
C ommunications
H umanities

そして、Launchプログラムは、リーダーシップ、コミュニケーション、チームワーク、創造性、クリティカルシンキング、意思決定といった「Personal Change」にフォーカスしていて、、次のChange Carriculum の「Making change Happen」は「Organizational Change」、最後の「Change in Action」では「Global Change」にフォーカスしている。

2009-11-14

Launch Program - Day 3

今日は、少し余裕を持ったスケジュールで、3セッションのみ。

09:00 – 10:30 Why ´WAS´? Why in IE? Why now?
 昨日このセッションを受けたクラスの人たちから、「遅刻した人たちが教室に入れてもらえなかった」、と聞いていたので、20分前には教室に到着していた。いつも遅刻気味の人たちも概ね時間通りに来ていた。それでも、遅刻している人たちがいるがIEらしいが。。。。 しかしながら、先生が20分も遅刻してきた、というオチがついてしまった。
 WASとは、World Awareness Seminar の略で、変化の激しい世界でどのように適応していくか、といった事のヒントを来週以降のセッションで得ていくらしい。今日のセッションは、とても抽象的なので書くのが難しいが、時代、地域、人が異なれば観点が異なる。昨日のルールをベースにしていては、今日の変化についていけない、みたいな事である。会社の上司と部下の関係でもありがちな話であるが、国と国の間でもそういった事が起こりうる。日本では既に導入されている技術でも、スペインではまだ導入されていなくて、それにより両国の人の観点も当然違ってくる。そういった事を理解したうえでのコミュニケーションが重要なのだろう。幸い、IEには色んな国からの生徒が集まっているため、色々な考えに接して、対応していくトレーニングをするのに絶好のコミュニティだ。

12:00 – 14:30 Career Management Centre (CMC)
 いわゆる就職課によるセミナー。(昨日までの就職関係のセミナーは殆ど外部コンサルタントによるものだったが、今回は学校の就職課によるもの。2006年、2007年は売り手市場で、企業のリクルーターがMBA生を探している状態だったが、2008年、2009年は買い手市場で、リクルーターからの採用情報も少ない模様。希望的観測としては、最近になってリクルーターからのコンタクトが増えているので、2010年は改善の兆しがある模様。とは言えども、就職課に頼らずに自分で積極的に就職活動をするように、と何度も繰り返していた。
 とはいえども、就職課は最大限活用しようと思うので、来週末のボストンでの面接に備えてコンサルのアポイント依頼をしておいた。

18:00 – 19:30 Networking
  ネットワーキングの大切さ、作り方、やるべき事、やってはいけない事、の説明があったが東洋人的には基本的なことだった。欧米人の学生たちは「とても面白くて役にたった。」という。これも文化の違いだろうか。
 しいていえば、ある生徒の質問が的を得ていた。「ネットワーキングを作り上げるのは分かったが、そのクオリティを維持するにはどうすれば良いのだ。だんだん薄くなっていく関係もあると思う。」 教授の回答は「とにかく前に進んでいくしかない。つまり、落ちていく葉っぱもあるという事だ。」 今は、Facebookなどで昔の仲間とのネットワークが再構築されたり、現在のネットワークが将来まで維持できるようになり、見かけでは大勢の友人に囲まれているような感じだ。その中でも特に自分が大事にしたいネットワークには別のアプローチで関係を維持していくことが必要だ。 
 
21:30からは、今年から同級生がつくろうとしている「IE China Business Club」の初イベントに参加した。残念ながら、IEには中国人留学生が殆どいなく、このクラブも今年から立ち上げていくものである。そのような環境下でも、今まで中国ビジネスに関わってきた人、今後中国ビジネスに関わっていくことを想定している人、単純にクラブに興味を持っている人たちでインフォーマルミーティングと称して学校そばのバルに集合した。

最初は20名くらいしかいなく、クラブ設立の趣旨や、IE Business School のDean のバックアップもあるという話や、各自の自己紹介とクラブ参加へのモチベーションを話したりした。また、今後のクラブの活動内容などに関してもアイデアをシェアした。その後、1時間もすると、色んなところから人が集結してきて60人くらい集まってきて、普通の飲み会になってきたので、自分は退散。

退散といっても家に帰るわけではなく、21時から始まっている「IE Korean Soju Party」に行った。韓国人の友人達が一生懸命参加者を集めていて、「遅くなってもいいから必ず顔を出してくれ!」と言われていたので律儀に顔を出してきた。韓国レストランを貸切にしてのPartyで、70人以上の学生がいるような感じで大盛況だった。それにしても、ビール瓶を飲むのと同じように、韓国焼酎を瓶のまま飲んでいる欧米人が何人かいたのが面白かった。

結局、2時近くまでお店にいて、最後は日本人学生だけで「辛ラーメン」を特別オーダーして終了。(韓国人たちも美味しそうな食事を出してもらっていた。) その後、少し飲んで帰宅。長い1日だった。。。

今回分かったことは、もう年なので1時頃までが限界だということだ。。。。

2009-11-12

Launch Program - Day 2

今日は、朝9時から夜10時までの長時間授業の日。。。

09:00 – 13:30  Decision Making
 意思決定に関してのガイダンスだった。「Crimson Tide」、「13days」といった映画を見て、出演者がどのような状況で、どのような判断を下したのかを分析した。その後、Edward de Bono氏の「6 thinking hats」を使って、2つの会社から内定をもらった女性がどのような判断を下すのが良いのかをグループワークで体験した。自分は黄色い帽子の役割だったが、何故か男性1人のグループになってしまい、女性人の早口英語についていくべく必死で、英語のトレーニングのようになってしまった。。。会社の会議でも、工場、本社、営業といった対立した部署同士の会議で、無理やり帽子の色を決めて議題に取り組むと面白いかもしれない。(時間の無駄という事で採用されることはないだろうが、思考がストレッチされるのは間違いないと思う。)

  1.白い帽子(中立的視点(事実やデータ))
  2.赤い帽子(感情的視点)
  3.黒い帽子(批判的・消極的視点)
  4.黄色い帽子(希望的・積極的視点)
  5.緑の帽子(創造的視点)
  6.青い帽子(冷静的・思考プロセス的視点)


13:30 – 15:00  Careers in Marketing
 マーケティング職への就職指南。マーケティングとは何か、マーケティング職とは何か、採用までの過程、面接での質疑に関して教示してくれるセッションだった。 営業経験者が転職しやすい職種という事で、興味深く聞くことができた。


15時になってようやく昼食タイム。今日は、学校の目の前のベトナム料理屋へ。。。「フォー」を頼んだら、ビックリするほど美味しかった。Goyaで食べたタイ料理も最高だったが、マドリッドで食べた日本料理、中華料理を凌駕する程の美味しさだった。


16:00 – 18:30  CV-CL’s
 やはり就職ネタのセッションで、履歴書(CV)の書き方、 カバーレター(CL)の書き方のセッション。CVは、MBA受験時にNew StandardのPaulさんと一緒に作成したもので概ね対応できそうだったが、CLは未だに書いていないので、来週のボストンキャリアフォーラムに向けて、今週末には作成しておいた方が良いようだ。
  
20:30 – 22:00  Careers in Finance
 お昼のMarketingに続き、Finance業界への転職指南。個人的に金融業界にはあまり興味が無いので、はっきり言って参加しただけ。1時間半、息継ぎもせずに話し続ける講師の早口英語を一生懸命聞いているという、英語リスニングセッションの状態だった。実際、講師の話を聞いても、やはりモチベーションが全く湧かない。やはり、ものづくりをしている会社で汗を流すのが性に合っているようだ。

2009-11-11

Launch Program - Day 1

今日からLaunch Program が開始した。

9:30 ~ 11:30 Teambuilding Practical Session
学校から30分ほど離れたところにある体育館でバスケットボールを使ったゲームを行なった。ただの遊びではなくて、「Teambuilding」の実践プログラムである。チームに分かれて、コーチからゲームの説明を受けて、各チームで戦略を練って、ゲームを行い、結果を競う。その後、コーチにルールの再確認等を行い、再度戦略を練って、ゲームを行なう。全てのチームが、2回目のほうが最初の結果より良い結果になる。会社でPDCAをまわすのと同じような感じだ。1時間戦略を練って実行に移すよりも、5分間で戦略を練って実行、更に5分間で戦略を再検討して実行。回転サイクルを早くするほうが効果があがるようだ。

16:00 ~ 17:30 Teambuilding Feedback Session
午前中のTeambuildingのfeedbackセッション。良い結果を得るためにチームワークの重要性を再認識。チームワークで必要な要素としても、「Common Goal」、「Commitment」、「Communication」、「Empowerment」、「Flexibility」、「 Positive Attitude」、「Moral」などといった事があるようだ。それ以外に重要なこととしては「Practice」。この13ヶ月間も同様のチームスピリットを持って取り組んでいかなくてはならない。

また、Michal Jordanの例を使って、特筆したプレイヤーといえども、チームメイトの協力なくしては活躍できない。こういったプレイヤーは、チームメイトを尊重して、自分のスキルをチームメイトにシェアすることによって、チームとしてもゴール実現に貢献すべきである、といった事も学んだ。(チームプレーの中では、トップダウンの意思決定はチームの長期的な成長には有効では無い。)


==================
次のセッションまで時間があったので、学校向かい側の喫茶店でロシア人、レバノン人、ドイツ人、韓国人、日本人でおしゃべり。ドイツ人の女性が「Psychologist」という事で、色々と面白い話を聞いた。どうやらヨーロッパ系の企業では、経営陣のアドバイザリースタッフとして「Psychologist」を採用するのがトレンドのようだ。経営陣たちの精神状態のサポートをするだけでなく、意思決定の際に、Stakeholder達がどのように受け止めるのかを分析したりもするようだ。日本のワークライフバランスカウンセラーよりも専門家である。
==================


19:00 ~ 20:30    Career Change
「キャリアチェンジ」に関するセッション。つまらなかった人も多かったようだが、自分としては興味深く聞くことができた。キャリアチェンジの際には、「Function」、「Sector」、「Geography」の3つを全て変えるのはリスクがある。2つでもリスクがある。自分の長期的目標を考えて、1個ずつ変えていき、最終的に自分の目標を実現すべきだ。また、過去の経験に直結したオプションをキープしておくことも重要。

2009-11-10

OPENING CEREMONY!

11月10日(火)はついにIEの「Y2009 November Intake」 の入学式でした。場所は、マドリッドからバスで1時間半ほど離れたところにある「Segovia」という場所にある、IE University 内の教会です。

という事で、9時にマドリッドのIEから全員でバスに分乗して、11時前頃にセゴビアに到着しました。
















既に、「スペイン語クラス」「プレコース」「オリエンテーション」等のプログラムが始まっているので、物凄く感慨深いというわけではないが、この半年間に自分に起こった事、そして多くの人に迷惑を掛けたこと、迷惑を掛けたにも関わらず応援してくれる人がいる事に感謝の気持ちを改めてかみしめました。

また、大変お世話になった方からの言葉、「強烈な努力」と「小さな継続」を忘れずにこれから13ヶ月間勉強していきます。

入学式では、「Management = Creating Value」であり、IEでは、「Global Vision」、「Adoptation」、「Innovation」、「Entrepreneurial Spirit」、「Ethics」を身につけるように話があった。

また、Constantine P. Cavafy の「Ithaca」の詩を引用して、「いつもゴールを心に留める事」「ゴール自体は何ももたらさない」「ゴールまでの過程が多くのことをもたらしてくれるのだ」といった言葉をもらった。

【プレゼンの最後に使用されたIEの学校風景】











その後、軽く食事が出た後にセゴビアの町を観光した。といっても、行きも帰りもグループワークのメンバーと話をしながら歩いていたので、あまり観光の覚えがないのだが。。。


 




















これらのツアーやオリエンテーションが終わった後に、「Closing Key Note Speech」として、浙江大学のビジネススクールの Zhong-Ming Wang博士が1時間ほどのスピーチがありました。(因みに、浙江大学には印刷専攻やらアパレル専攻のコースがあるようで、分かる人には分かる企業との結びつきが有りそうな無さそうな。。。。) いずれにせよ、スピーチの内容は、「世界の工場として中国を使う方法から、マーケットとして中国ビジネスを開拓すべきだ」といった趣旨であり、ヨーロッパの学生達は、「初めての話で面白かった」、と言っていたが、我々にとっては既知の情報であるため、Wang博士はかなり大雑把に現在の中国のトレンドを話したのだろうという感想です。

ただ、このスピーチを聞きながら、IEが中国との関係を構築しようとしていることを感じました。自分としては、まだ中国からの同級生の存在を知りませんが、中国系のシンガポール人、フィリピン人、フランス人、カナダ人、更には中国に住んでいたドイツ人、インド人など、その他にも中国ビジネスに関わっていた人が意外に多いようです。












18時30分にようやく全てのプログラムが終了して、またバスに分乗して20時過ぎにマドリッドに到着。




卒業まで、407日