2010-12-19

日本帰国

ついに日本帰国。

昼前の便なので、ゆっくり朝食を食べて、9時過ぎにホテルを出発。タクシーに乗ったので、20分ほどで空港に到着。荷物重量は3kgほどオーバーしていたが無事にチェックイン。

12月18日 11時25分(マドリッド) - 18時20分(モスクワ)
12月18日 20時00分(モスクワ) - 翌日11時25分(成田)

マドリッド発の便は、いつもの如く(?)1時間近く遅れたようで、モスクワでの乗換えが大急ぎとなったが、それ以外は特に何の問題もなく日本に到着。因みに、モスクワの空港は昨年リニューアルしたようで、とても綺麗な空港に変わっていた。自分が初めて利用したのは、1996年。あの時は、空港内の電気を点けることも出来ないほどの状況だったのに、もの凄い変化だ。

マドリッド出発時の気持ちとしては、15ヶ月間過ごした街、この先いつ戻ってくるかも分からない国なのに、何故か「感慨」という思いは全く無かった。学校という「シェルター」がなくなり、これからが真価を問われるわけなので、過去の15ヶ月間よりも今後の事の方が気になってしょうがない感覚だ。

2010-12-17

家の引渡し

Graduation partyから一夜明けて、いよいよ引越しの日。

マドリッドに来る際に、とても重くて苦労した「変圧器」(自分のマドリッド生活で一番思い入れが深かったもの)も今年の日本人留学生に無事に引き継ぎ。その後、部屋掃除。13時に引き渡し予定だったが、12時30分頃になって、自分一人で荷物をホテルに移動できないことに気が付き、急遽友人に来てもらう。

13時過ぎに、大家さん親子が登場して、「特に問題ないでしょ?」という言葉のみで引渡し完了。(一応、気になる点だけは自己申告しておいたが。。) あとは、記念写真を撮ったり、今後も連絡を取り合っていくことを約束して終了。お金が介在する関係だったが、本当に良い大家さんに恵まれて良かった。これからの関係が本当の関係だと思うので、大切にしていきたい。

その後、友人に手伝ってもらい、「The Westin Palace」にチェックイン。ここで、手持ちで持ち帰る荷物を整理した結果、1箱分の航空便を仕立てることに決定。ホテルから歩いて10分弱のところに中央郵便局があったので、箱を購入。その後、ホテルでパッキングして、再度郵便局に行き発送。(15kgで約150ユーロ)

Graduation ceremony & party

18時から卒業式。場所は、「Palacio de Congresos」(議事堂)。

15ヶ月前に自分がこの場に出席できる姿を全く想像できなかった。そして、プログラム中も、何だか時間に追われてばかりの生活で、IEを卒業する時が来る事を考えていなかった。一方で、卒業式を迎えてみると、「早く社会復帰して働きたい」なんて、先のことを考えてしまっている自分がいた。

でも、式場で会ったクラスメートたちの開放された笑顔を見て、自分が「区切り」を迎えている実感がわいてきた。そして、皆に支えてもらって、自分がこの場にいる事を実感した。

最後は、自分らしいオチで、式前の暴食の為に、壇上で証書を貰う事はできなかったが、なぜか自分の次に呼ばれたクラスメートが自分の証書を代わりに受け取ってきてくれた。(要は、自分のせいで、しばらくの間、順番がメチャクチャになってしまったらしい。)

式後は、22時から翌4時まで「Círculo de Bellas Artes」でparty。クラスメートを初め、仲間たちと最後の挨拶。かなり最後のほうで、final presentationのpartnerと抱き合い、term 1からの思い出話をしていたら、楽しい話なのに涙が出てきてしまった。


2010-12-16

Sergi Arola Gastro

Madrid最後の思い出として、ミシュラン二つ星レストランでのランチに行ってきた。

場所は、自分の家と友人の家の中間地点にある「Sergi Arola Gastro」。いつも気になっていたのだけど、自分の身分を考えると中々行くことが出来ずにいたお店。。。このお店は、スペインのタパス代表の一つとして、上海万博のスペイン館でも出店していたらしい。

因みに、14時からランチを始めて、終わったのは17時過ぎという贅沢振りだった。

Sergi Arola Gastro
Calle de Zurbano, 31,
28010 Madrid, Spain
+34 913102169
www.sergiarola.com


 Appetizer 1
 Appetizer 2
 Appetizer 3
 Mussel
 Sardine
 Sea Urchin
 Razor-shell
 Venison
 Mangosteen
 Chocolate
 Original menu
Dessert

Museo Sorolla

いよいよ卒業式の日。朝一番からクリーニングを取りにいったり、銀行口座を閉めにいったりした後、以前から行きたいと思っていた「Museo Sorolla」に行ってきた。

場所は、自分の住んでいる家の約1ブロック隣。Joaquin Sorollaという「光の画家」とも言われる画家の自宅兼アトリエが美術館になった場所。プラド美術館にも、Sorollaの絵画が展示されている部屋が2部屋ほどあったが、Museo Sorollaでは、もっと多くのコレクションを見ることが出来る。

また、光の画家としてはレンブラントも有名らしいが、レンブラントは影を使った上で光を際立たせる画風なのに対して、Sorollaは、光の上に更に光を表現するという点で両者は異なるらしい。

Museo Sorolla
General Martínez Campos, 37
Madrid, 28010
+34 913 101 584









2010-12-15

卒業式前夜。。。

いよいよ卒業式前日。

自分の引越し荷物(ダンボール2箱)を友人宅に寄せて、引越し業者に引き取ってもらう。その後、友人のホテルチェックインに同行して終了。自分のフラットは、17日のお昼に大家さんに引き渡す約束になっており、その後、ホテルに一泊して、18日の便でモスクワ経由の帰国となる。

尚、明日の卒業式は、18時から「Palacio de Congresos」で開催される。式に参加できない家族用に下記URLから実況中継もされるようだ。(もっとも、日本時間だと午前2時ごろからなので、無理な話だが。。)

http://www.ie.edu/graduaciones2010/

2010-12-14

Japan Dinner

今日は、IEの2009年11月生、2010年4月生、2010年11月生合同で「日本食ディナー」を開催。

自分たちの代(2009年11月生)は少数派であったが、総勢70名以上のパーティーとなった。自分たちにしてみれば、最後の日本食パーティー。会費もちょっと高めの50ユーロで設定。場所は、マドリッド(orスペイン)で一番美味しい日本食レストラン。(学校から一番近いところ) そもそも、貸切などさせてもらえないところを、無理に貸切にしてもらい、日本的な(というか、日本以上に日本的な)ホスピタリティに大感動! 

多くの人たちに集まってもらい、楽しんでもらえて本当に良かった。また、次のintakeの日本人学生達が、同様の企画をやりやすいような土壌を残せてホッとした。


2010-12-12

Museo del Prado

来週土曜日(18日)にはマドリッドを発ってしまうので、今日は「プラド美術館」で絵画鑑賞。

10時過ぎに美術館に到着して、チケットを買うために15分ほど並ぶ。どうやら、オンラインで事前に購入して、プリントアウトした紙を持っていくと、チケット購入の列に並ぶ必要なく入館出来るようだ。

美術館は、地下1階から地上3階までの4階構成だが、絵の多くは1階と2階に集中している。(3階にもGoyaの絵がかなりあるが。)

展示されている絵画としては、スペイン3大巨匠である「エル・グレコ」、「ベラスケス」、「ゴヤ」が中心だが、それ以外にもスルバラン、ルーベンス、ラファエロなどの絵画も展示されていた。

絵画素人である自分には、生や死をテーマにしている宗教画を理解するレベルには達しておらず、どういった観点で鑑賞すればよいのか非常に難しい美術館だった。

因みに、有名な「ラス・メニナス」の前では10分以上色々と考えながら見てみた。この絵が展示されている部屋に入ったとき、突き当たりの壁にある「ラス・メニナス」の絵の中の扉が本当の扉かと思うような光の使い具合に感動しつつ、、、、いったいピカソは、この絵からどうやってキュビズムのインスピレーションを得たのだろうと、距離を変えながら長いこと鑑賞してみた。

結局、ルノワール展も含めて4時間半ほど時間を掛けて鑑賞。この美術館を楽しむためには、事前にある程度の勉強が必要だという事が良く分かった。。。

その後、あえて裏道を歩いて王宮方面に行き、Plaza de Oriente にある、「Cafe de Oriente」で一人で昼食。勉強から完全に開放されてゆったりした時間を堪能。

 【プラド美術館】
【ベラスケス像】

Café de Oriente
Plaza de Oriente 2 Madrid
Tel:915 471 564
食後のCafe Vienes

2010-12-10

Done all my MBA study !!

ついに、最後の課題であったCorporate Venturingのレポートを提出。

Final examである「卒業プレゼン」後のレポート作成であったが、新事業立上げや、新製品開発に関する問題で、IEの特徴的な科目の一つだったので好奇心を持ちながら取り組むことができた。

これにて、MBAでの勉強は全て完了!!

2010-12-09

卒業プレゼン

先週金曜日(3日)に配布されたcaseに対するプレゼンを行なう日。

自分たちは12時50分から20分間のスロット。プレゼンが15分、Q&Aが5分。プレゼンに関しては、一人7分半ずつ話す事が求められている。審査員は各教室によって異なるが、自分たちの教室は、Economyの教授、Strategyの教授、IMBAの職員という3名組。

前日までに約半日のみの共同&突貫作業でレポート&プレゼンを作成した状態だったので、今朝は2時間近くかけてプレゼンの練習。

本番では、自分のパート(最初半分)が予想よりも20秒ほどオーバーしてしまったが、パートナーのアメリカ人が調整して14分後半できっちりまとめてくれた。質問も概要に関する基本的なもの(前のグループも同じ質問だったらしい)だけで、無事に終了。

パートナーと健闘を称えあい、例の如く学校の前の「Barril y Botella」に集合。同級生たちと合流して、皆で盛り上がる。「プレゼンの内容の話は止めよう」みたいな感じになり、、、「IEに来て得られた事」や「卒業後の事」などを結構真剣に話す。パートナーのアメリカ人と乾杯する時も、「今日は礼儀正しい乾杯にしよう。」と言う。。。。

何となく、MBAの出口が直ぐそこに見えている少し寂しい感じ。

何はともあれ、卒業前の大きなプロジェクトは終わった。後は、明日(10日)締切りのレポートを作成して、16日の卒業式に臨むのみ。

2010-12-08

最終プレゼン前夜

いよいよ明日が、最終プレゼンの日。。。

よって、今日は14時ごろから我が家でプレゼンパートナーと二人で作業。自分が日本に戻っていたこと、パートナーはMusic Clubの部長で、今週、来週のeventでの演奏の練習と、二人して殆ど進んでいない状態からスタート。

何とか18時ごろまでにレポートを作り終わり、21時頃までにはプレゼン作成も終了。その後、1時間ほど練習して、打上げと称して、「Oishii」でラーメン、焼きソバで打上げ。

後は、一人で練習して、明日の午前中も練習して、昼過ぎのプレゼンに望むのみ!

(といっても、金曜日締切りの「Corporate Venturing」のレポートが終わっていないので、プレゼンが終わって全て終了、という訳には行かないのだが。。。)

2010-12-07

International Dinner Party

近所に住む相撲取りのようなアメリカ人のフラットで、持ち寄りパーティー。

なんでも、彼の家族やらが来るので、皆を紹介したい、との事。また、International Diversityを見せるために、自分の国の料理を持ってきて欲しい、という。

正直、日本に一時帰国したりしていて、Final Projectの対応が遅れてしまっているのだが、、、持ちつ持たれつの関係なので。。。

持ち寄りの食事は、「巻き寿司」にしようと思ったが、以前、彼が「米が苦手」と言っていたのを思い出し、また作るのに時間が掛かりそうな気がしたので、簡単に作れそうな「一口味噌カツ」にする事にした。当然のように、初めての試み。。。作り方が正しいのかわからないが、下準備した豚肉にナイフで味噌を塗り、小麦粉、卵、パン粉をまぶして揚げていく感じ。。。(正しいのか、分からない。。。) とりあえず、それなりの味のものになったのでOKだろう。

結局、そんなにDiversityのある集まりにはならなかったが、他のクラスの人たちや、家族の人たちと楽しんで23時ごろに退散。。。自分のFinal Projectのパートナーも、ボストンから来ている父親を連れてきており、色々と話をさせてもらった。金融機関向けにリスクマネジメントの監査、トレーニングを提供している会社を経営しているエネルギッシュな方で、仕事、私生活と色々な話が楽しい。卒業後も家族ぐるみでの付き合いを約束。

弾丸トラベラー

先週金曜日に全ての授業が終わり、12月4日(土)はFinal Projectのミーティング。

その後、12月5日(日)~12月7日(火)のお昼まで、日本へ一時帰国していた。何かのテレビで、「弾丸トラベラー」という、滞在先で24時間しか楽しめない、というプログラムがあったが、今回の自分の一時帰国は、「日本滞在 15.5時間」。。。

スケジュールは下記のような感じ。今年秋に羽田便が就航したために可能になったスケジュールだ。

【往路】
 12月5日 7時15分(マドリッド) - 9時20分(パリ・CDG)
 12月5日 11時00分(パリ・CDG) - 翌日6時55分(東京・羽田)

【復路】
 12月6日 1時30分(東京・羽田) - 6時20分(パリ・CDG)
 12月6日 9時35分(パリ・CDG) - 11時40分(マドリッド)

因みに、12月4日(土)はマドリッドのバラハス空港が事前通告無しの突然のストライキで大混乱。結局、非常事態宣言が出て、軍も乗り出し、同日の午後から空港業務が再開されたらしい。なので、5日はかなり余裕を見てバラハス空港に行ったが、自分の便は無事に定刻通りに出発した。(朝のアリタリア便やらルフトハンザ便はキャンセルになっていた。)

安心して、日本に到着して、荷物をターンテーブルで待っていたら、自分の名前の書かれたボードが廻ってきた。。。。なんと、荷物がバラハス空港に止まったままだと言う。自分だけでなく、マドリッドからの人たちは皆同じ。しかも、荷物は翌日の同便で到着と言う。。。。自分の場合は、既に日本を離れてしまうので、マドリッドで引き取れるように交渉。

そして、荷物に入れていたスーツや靴がない為、午前中の用事は「ジーンズ、パーカー、スニーカー」でこなす。。。

午後は鎌倉に戻り、赤ちゃんと遊び、夕食を食べて、休憩して、羽田へ戻る。帰りの便はとにかく寝てばかり。。。マドリッドで無事に荷物も受け取ることができて一安心! それにしても、引越し荷物を10kg以上入れていたのに、、、日本に持ち帰れなかった。船便で送るしかないか。。。

2010-12-03

IMBA Term 5 - Day 20

ついにMBA最後の授業の日。

なのに、朝からプレゼンを準備したり、寝坊がちのグループメンバーを電話で起したり、、、Elective期間だというのに、Core Programの時と変わらない生活。最後の日を迎えるに当たって、感慨も何も感じる事のない朝だ。。。

9:00 - 11:50    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 11-12
教授の突然の病欠により、今日はダブルセッションの日。。。最初の授業は、「SYSCO」という食品会社のcase。基本的にBI導入は決定しているのだが、本当に必要なのかと言うところから分析。その後、caseの課題になっている、モジュールを最初からフルスペック(割安)にするのか、最初は必要と思われるスペックのみを導入して後から追加(割高)にするのか、ライセンス数もまとめて購入(割安)するのか、後で追加(割高)するのか、といった問題を検討。セオリー的には、リスク回避、パフォーマンス確認、要件再定義のためにも、パイロット的に必要なソフト、ライセンスを購入するのが良いらしい。が、教授の言うところ、8割以上の会社が、「フルスペック、フルライセンス」で購入している、との事。
2セッション目は、プレゼンテーション。任意の会社を選び、その会社にCRMやBIを導入する事を検討するもの。自分たちのグループは、「Li & Fung」をテーマにした。B2Bビジネス、SCM、ERPが確立している等の理由でハードルがかなり高いテーマ設定だったが、何とか無事に終了。
最後に教授から「卒業してもいつでも連絡をしてきて欲しい。」との言葉で終了。他の教授もこういった言葉を言ってくれるが、このクラスは20人ほどで、朝一番からの授業、かつ全員発言がモットーのdemandingなクラスであったため、妙な危機感を共有した一体感が生まれており、教授との距離も非常に近かった。本当に教授を頼りにする日が来るような気がする。

15:00 - 16:00    Final exam case delivery
12月9日、10日に実施される「Final exam」のcaseとinstructionが配布された。プレゼンのスロットも合わせて発表になった。自分たちのグループ(2人1組)は12月9日(木)12:50~13:10。このプレゼンがMBA生活、最後の課題となる。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 12
今日は試験。2頁ほどのミニケースが配布される。問題は、「この会社のChief Marketing Officerになったと想定して、新しい国にビジネスを展開する事になった。さて、どうしますか?」というもの。
マーケティング分析を行なって、compensation, organization, skills, sales process, sales resultという教授のお得意のsales strategy planに落とし込んで回答していく。。。

そして、22:00(校舎が閉まる時間)になり、自分のMBAでの授業受講は全て終わった。さすがに、ホッとした。帰り道も、突然力が抜けた感じがして、脱力状態。。。










とはいえども、Corporate Venturingのレポート(12月10日締切り)と、Final Project(12月9日発表)の二つが残っている。5日から日本へ弾丸トラベラー並みの16時間滞在の旅に出るので、今日、明日でFinal Projectの方向性を作らなくてはならない。という事で、何だかんだで忙しい日が続くようだ。。。

2010-12-02

IMBA Term 5 - Day 19

昨日(水曜日)は授業無し。が、金曜日締め切りのレポート、プレゼンがあるため、午後は学校で作業。とりあえず、自分の担当箇所は完成。その後、今日の試験のcase分析に取り掛ける。

で、今日は昼間は試験準備。夕方は明日のプレゼン&レポートの最終チェック。そもそも、レポートは今日中に出さなくてはならない。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 12
事前に配布されていたcaseを元に、問題文が渡される。。3~4問と言っていたのに、たった1問。。。「あなたが、このケースのマーケティングマネージャーだったら、現状打破の為にどの力(プロジェクトリーダー、上司、社長)を使いますか?また、どういったaction planで乗り切りますか?」みたいな質問。caseは、MediSysがproduct developmentのspeed upを目指してparallel cross-functional team制を導入したものの、projectがスタックしてしまいそう、かつ安易な解決方法に行ってしまいそうになったもの。
organization behavior, project management, corporate strategy, marketing, leadership等の内容(要は習った事)を全て網羅した形のcaseで、授業で習った事がカバーされていてとても良かった。
この授業の教授、一部の人には非常に評判が悪かったが、自分の中ではセオリーをbaseにしながらも、実世界寄りの授業であったので、とても学びは大きかったと思っている。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 11
今日は、ENSRのcase。営業戦略にfocusしてclass discussion。最後に教授の言った言葉は、「このcaseには回答はない。。。それが実世界で起こることだ。」 そして、明日はケース分析の試験。マーケティング関連の試験はケース分析になるから大変。


夜は時間が無かったので、隣のラーメン屋「Oishii」でラーメン&焼き鳥で済ます。時間が無いのを察してか、いつものお姉さんが厨房に超特急でオーダーしてくれた。

いよいよ、IEへの通学は明日で終わり。まだ、来週の最終プレゼンが残ってはいるものの、明日が大きな区切りの日であることには違いない。

2010-11-30

IMBA Term 5 - Day 18

先週末からかなり忙しい。。。そして、今週金曜日締め切りのCRMのレポートとプレゼンの進捗が遅れていて不安。しかも昨夜遅くにCRMの教授からメールが入り、「fluにかかったので、明日(つまり今日)の授業はキャンセルして別の日に設定します。」との事。ここで言う「flu」って、どのレベルの話なんだろう?と思いながらも、今朝の授業がキャンセルになり若干ホッとする。これで、CRMのレポート作成に時間を掛けることが出来る。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 11
昨日のHouse of Princeのcaseの続き。(Case B) 新任社長のとったアクションに関して、前日のdiscussionを一つずつ検証していく。概ね、自分たちのdiscussionで出た内容がカバーされている。但し、1点自分たちがカバーしていなかったものがあった。それは、新任社長の「personal characteristic」が変わってしまったと言う事。この点に関しては、Situational Leadership Modelを活用して分析。
今日の授業にて、caseは終わり。次回のclass(木曜日)はin-class exam。だったのだが、今日caseが配布された。10頁くらいだが、事前に分析してきた上で試験に臨むようにとのこと。。。。時間が足りない。因みに、最後に教授が言った言葉、「あなた達、このテストで良い成績を取ろうとする必要は全くないのよ。テストの結果と実世界でのパフォーマンスとは全く異なるのだから。むしろ、一人ひとりが、この授業から何かを感じ取って、それを実世界で活かして、成果を出してくれる事を私は望むわ。」 もちろん、学校の成績が重要な業界もあるだろうが、アジア人でありながら、米国本社でもまれて、スペインの責任ある地位についている教授が言うからこそ重みのある言葉だった。


















20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 10
全開のTetra Pakのcaseのラップアップを30分ほどやった後に、FedExのcase。FedExが買収によりサービスラインを充実させていく中で、どのようにSynergyを出して、全体売上(利益)を向上させていくかという事がネックとなっている。結局、肝はcompensation。それも、営業現場に分かりやすいcompensation packageの導入が重要、というもの。(実際、コンサル会社が提案してきたmodelingは素晴らしいものだったが、現場に理解させる事が困難なため却下されている。)

明日は授業がないので、今夜はとことんCRMの調査/レポート作成に時間をかけられる。早く終わらせて、Execution of Marketing Strategyのcase分析に取り掛からなくては。。。

2010-11-29

IMBA Term 5 - Day 17

今シーズン初雪! マドリッドは欧州内で一番標高の高い首都。(655m)しかも、緯度的には盛岡近辺。確かに雪が降りそうな地理ではあるが、、、「太陽と情熱の国」のイメージと全く異なる。

去年も何回か雪が降り、「異常気象」「大寒波」みたいに騒がれたが、今年はどうなるのだろう。。。

9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 10
MBAも終盤と言うのに、30頁もある「Best Buy」ケース。。。従来まではProduct baseのサービス提供であったものを、Customer-Centricity Strategyに変更した際の話。顧客層に応じたセグメントと、サービス群に応じたセグメントを作り、それぞれでPLを管理。。。当然、conflictが生じるわけで、どうすべきか?というcase。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 12
今日は最後の授業。最終試験は、プレゼンかTake home examを選択できる。自分はexamを選択したが、今日はプレゼンを選択した人たちによるプレゼン。4つほどの個人&グループのプレゼンを聞く。
最後の教授の言葉は、「Corporate venturingにおいては、Incentives matterだ!」

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 10
デンマークのタバコ会社「House of Prince」のPolandでのcase。1990年代に、合弁先のownerが社長をしていたが、HOPの方向性(brandを確立して利益を確保)とは全く異なるその場しのぎの経営を行なったために、経営が悪化。その状態において、IMDを社費派遣で卒業したエリート社員が、HOP PolandのCEOとして赴任する話。いわゆるtern aroundのexecutionである。問題点を洗い出して、priorityをつけて対応していく。

2010-11-27

Museo Thyssen-Bornemisza

今さらかもしれないが、MadridのPaseo del Arteにあり、Golden triangle of Artの一つである「ティッセン・ボルネミッサ美術館」に行ってきた。

場所は、プラド美術館のすぐ近く。自分の家からもバスで10分くらいの場所にある。

朝11時ごろに行き、常設展と特別展(印象派の「Garden」に特化した展示)の両方を堪能した。所要時間は約2時間半くらいだろう。金額は、IEの学生証で学割が利いたので、特別展も合わせて5.5ユーロ(本来は13ユーロ)とお手ごろ価格。(最初「13ユーロ」と言われた後に学生証見せたら「5.5ユーロ」と言われたので間違いないと思うが、何だか料金表と全く異なる値段なのが気になる。)

この美術館は、元宮殿だったところが美術館用に改装されたものらしく、1993年にスペイン政府がティッセン・ボルネミッサ男爵の個人コレクションを買い取ったものが展示されている。因みに男爵は親子二代の美術品コレクタであり、個人では世界2番目の規模を誇るコレクションを所有していたらしい。(1位はエリザベス女王。)

絵画はルネサンス、古典期から印象派、ポップまで古い順に3階から1階に展示されている。絵画素人の自分としては、2階にある18世紀頃からの絵から見やすくなってくる。最初のほうの3階部分では、14世紀頃の絵の「黒色」の表現の仕方ばかりが気になって、そればかり見ていた感じ。。。(業界病か??) 

黒はとても単純な色のように思えるけど、実は表現がとても難しい。特に印刷で表現する際には、分解方法、調合方法、印刷方法など色んな組み合わせを駆使しても限られた表現しか出来ない。でも、ティッセンにある絵画(特に3階と2階の半分くらい)には黒色が結構使われているものが多く、その表現される色は自分が印刷物として見てきた「黒」よりもかなり多様で、、、単純に「paint」と「print」の違いを再確認しつつ感動していた。。。もちろん、黒以外にも色々とあるのだが。

特別展は1階の奥で開催されており、印象派の絵が展示されていた。それほど規模は大きくないのだが、大混雑だった。尚、協賛であるCaja Madridの特別美術館(王宮の近く)でも、同じ展示会名で一般公開しているようだ。Caja Madridの所蔵絵画を見ることの出来るチャンスなのだが、用事があったので今日はティッセンのみで帰宅。


2010-11-26

IMBA Term 5 - Day 16

ここのところ夜が寒い。天気予報では明後日は雪らしい。。。暑いのは全く苦痛でないのだが、寒いのにはめっぽう弱いので冬は大嫌い。。。雪が降ったり、冬山だったり、極端に寒い状態になると、覚悟が決まるせいか大丈夫なのだが、「0℃~10℃」みたいな中途半端な寒さが苦痛。。。

9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 9
9時になっても生徒の半数くらいしか集まっていない。絶対に休むはずのなさそうなクラスメートも来ていない。教授が「昨日はパーティーでもあったのか?」と言いながら前回のreview、今までのcaseのtake awaysを出席している生徒全員に当てながら話していく。と、30分位してから、学校の職員が入ってきて、「教授、今日の授業は別の部屋です。」と言う。言われた部屋に全員で行ってみると、残りの生徒が全員いる状態。。。どうやら、別のセッションを休講にして、今日のセッションが入り込んだために、いつもと別の教室になっていたようだ。。。
その後、残り40分くらいの授業でChange Managementに関しての説明。(CRM導入は、processやhabitのchangeが絡むため、Change Managementの理解が必要。)Changeのimpactをゼロにする事は難しく、ポジティブなreactionを産むようなmanagementが理想的。但し、実際の世界ではそれも難しいので、emotional impactを最小限にmanageする事が重要。

【Kuebler-Ross Model of Change】(引用元:Changing Minds.org)

2010-11-25

IMBA Term 5 - Day 15

昨日(水曜日)も授業のない日だった。「Club Fair」という事で、「IE Japan Club」のブースに顔を出していたものの、結局、友人たちを喋ってばかりの1時間だった。。。その後、グループワーク&を20時ごろまでやって終了。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 11
授業は次回のプレゼン(若しくは試験)で終了のため、今日は今までの10回の授業のまとめ。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 9
「Williams-Sonoma」がE-commerceを始めた時のcase。従来の「お店」「カタログ」といったsales channelに加えて、internetでの販売チャネルを加えたもの。最終的には、internetでの販売は大成功だったのだが、そもそも、社内はインターネット販売に懐疑的であった為、プロジェクトを認めてもらったり、インプリしたりするまでにかなりの時間と労力を掛けている。

夜は、NH Prado のバルでまったりとお酒を飲む。。。それにしても、Gregorio MaranonからPaseo de Pradoまで30分以上も掛かった。(普段は10分くらい)どうやら、デモか何かがあったようだ。。。

2010-11-23

IMBA Term 5 - Day 14

今日も含めて、自分の授業は残り7日間。残りを計算してしまうとあっという間に終わってしまうので、1日1日大事にしていこう。


9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 8
「Evergreen」というfundを扱う会社で「Mobile CRM」を導入するcase。業界の主な特徴としては、各社の提供する商品の差別化は困難、営業マン(wholesellers)の離職率が高く、業界内での転職が多い。更に転職する際に、自分の担当していた得意先も持っていってしまう、といった事があげられる。
しかも、それまで営業マンの活動報告は週1回、何重にもセキュリティロックされている携帯ラップトップから入力させていた。結果、情報の正確性に欠けた顧客情報が蓄積される事になった。そこで、Evergreenはブラックベリーからアクセスできる「Mobile CRM」を営業マンたちに紹介した。これによって、営業マンたちは簡単にCRMのデータベースにアクセスでき、ミーティング後にサクサクっと活動情報をアップデートできるようになり喜ばれるはずであった。
教授からの問いかけは、「素晴らしいソルーションのように思えるよね。きっと、素晴らしいんだと思う。でも、ブラックベリー版のCRMが紹介された時の営業マンの気持ちになってみてくれ。君たちが営業マンだったらどう思う?」 「色々なCRM systemや入力デバイスがあるが、結局データをinputするのは人間。CRMの成功、不成功は人間次第。その人間のperceptionまで考慮したexecution planを作成しないと、planの完成度はゼロであるに等しい。」との強い言葉。
因みに、次回の授業も当該case(B)。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 8
教授の同僚である、Amexのmarketing managerによる講義。「Plan ≠ Result」であり、「Plan + People = Result」という前提で話が進む。特に、「People」があるために、「Result」が大きく変動する。
Amexでは、この「People」の部分の変動をなるべく最小限にとどめるために、下記5点のwork philosophyを取り入れているとの事。(Emotional Intelligence)
  1. Simple goals
  2. Clear measurement
  3. Make people accountable for their results
  4. Foster an open dialogue
  5. Recognize accomplishments
講義では、それぞれの点に関して、実経験を元に説明してもらった。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 9
「Tetra Pak」のcase。イタリアのミルク市場において、Tetra Pakの主要顧客(3社)の一つである「Pontero」が市場シェアが落ち込んだ際に、PonteroのCEOがTetra Pakに助言を求めたもの。Ponteroは「Natural、Organic」を売りにしているにも関わらず、Tetra Pakは、「Vitamin入りミルク」等のNaturalとは相対するvalue-add製品を紹介したために、PonteroのCEOの怒りに触れたというもの。実際、value-add製品群は成長していたので、Tetra Pakの提案はreasonableなものであったのだが。
Tetra Pakは1ヶ月の期間をもらい、再提案できるチャンスをもらった。そこで、どういった提案を持っていくべきか?という事に関してclass discussion。次回のクラスでwrap-up予定。


授業後は、CRMの対応。。。

2010-11-22

IMBA Term 5 - Day 13

先週は木曜日、金曜日と授業がなかったので4連休だった。木曜日と金曜日はレポート。土曜日は買出し&グループワーク、そして日曜日はクラスメート達との「Japanese Foods Party」なるイベントと、レポート作成・提出。。。。それなりに忙しい4日間となったわけだ。


9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 7
「Quest」という会社がCRMを導入する時のcase。競合他社が既に導入していたり、社内でBPRのプロジェクトが同時に走っていたり、CRMプロジェクトに対する社内コンセンサスが取れていなかったり、といった環境下で、どういった優先順位でCRMを導入していくか?という問題。
因みに、この授業、20名程度しか受講していない為か、授業の後半に入ると、それまで発言していない生徒全員に発言させていく。つまり、caseをしっかり読んで、自分なりの見解を持っていないと対応不可能な状態。授業を受講している目的も、ビジネス系、IT系、マーケティング系、ファイナンス系といった各々のモチベーションがあり面白い。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 10
HPの小型ハードディスク「Kittyhawk」のcaseをbaseに、implementationに関する話。
そもそも、新規ビジネスは、①Opportunity(pain)、②Idea(painkiller)、③Business Model、④Implementation、⑤Offerといった段階を踏むのが一般的。
Implementationにおいては、option的にtimingをスライスして、reviewするstageを設定していく。reviewのvariablesとしては、time(期間)、dollars(必要額)、deliverable(実現性)。実際に該当stageが終わった段階で、生情報をbaseにreview。要は「P-D-C-A」と同じ事をやる必要があるという事だろう。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY   Session 7
Marketing Planを導入する際の「Tactical Implementation」に関して。今日の授業は、特に「人」に注目。具体的なプロジェクトの説明があり、その後、何名かのプロジェクトチーム候補者の背景の説明。例えば、「40代後半、女性、夫・子供2人、最終学歴:高卒、10年間昇進無し」といった人がチームに入るのがどうか?などといった感じ。因みに、この背景の人の場合は、「本人がプロジェクトにチャレンジして昇進する事を望んでいるのか、job securityを望んでいるのか」といった、本人の意思がとても大切になるので、事前の意思確認が重要となってくる。一方で、「30代前半、男性、独身、最終学歴:トップMBA」といった人の場合は、野心家であり個人の目標達成に走る可能性があるので、プロジェクトリーダーとしては上手くmanageしていく事が重要。
といった感じの、プロジェクト導入時のstakeholders managementと、管理方法に関しての授業。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 8
「Hunter Business Group」のcase。顧客の営業・マーケティング活動のアウトソースを受けて、売上・利益を最大化して、その最大化した部分の一定率を報酬としてもらう成功報酬型ビジネスモデルを実践している企業。
今回のcaseでは、「Star Oil」のTBA)タイヤ、バッテリー、アクセサリ)ビジネスのサポート。Star Oilの顧客である、dealersがStarの商品/製品を販売してもらうような仕組みをつくり、turn aroundを実践。しかし、その翌年に再び売上、利益が落ち込んでしまった、というもの。


明日も朝一番からCRMの授業があるので予習して就寝。。。

2010-11-21

日本食パーティー

クラスメートの日本人3名で日本食パーティーを企画。そもそも、自分たちのクラスメートが「Global Village」の相撲大会で優勝したのにお祝いをしていなかったので、祝勝会も兼ねて。。。

場所は、いつもの如く近所のアメリカ人のフラット。クラスメートを中心に、その友人なども含めて20名ちょっとで集結。。。(全く人数を把握していない。。。)

カメラを忘れてしまったので、写真は何もないが、チラシ寿司、肉じゃが、巻寿司、日本酒(3升)、泡盛などを振舞った。自分も、赤身漬け、トロ漬けを入れた巻き寿司を作ったのだが、実質初めての巻き寿司作成。。。(イメージは、昔銀座のおすし屋さんで持たせてもらった「海鮮巻き寿司」だったのだが。)皆が失望していないことを祈るばかり。。。。もっとも、食事よりも、皆で集まってワイワイ話を出来る事に意義があるのだが。

今回は、やはり卒業後の話が多かった気がする。あと、何日にマドリッドを発つか、など。そして、卒業後にも、それぞれの国を訪問しあおう、といった約束も。

何となくMBAプログラムの終わりが近い事を感じさせられた会だった。。。

因みに、今日中に提出しなくてはならないレポートがあったため、19時過ぎには抜け出してしまった。

2010-11-17

IMBA Term 5 - Day 12

昨夜から久々の雨。相変わらず眠りが浅いので、何だか雨の音が気になってしょうがない。結局、今朝も4時過ぎに起床。

9:00 - 10:20      CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 6
"What you can’t measure, you can’t manage."という事で、今日はCRM導入に当たってのROI測定に関してKelloggのcaseを利用して検討。基本的には、CRM導入によって得られる「benefit」を、CRM導入に必要な「initial cost」で割ってROIの数値を得る。ただし、benefitの計算ベースになるassumption等の設定の仕方が肝となってくる。

13:30 - 14:50      CORPORATE VENTURING    Session 9
Dow Chemicalにおける「Epoxy」のcase。以前、同様のケースをアントレの授業で扱ったことがあり、今回は「人」を中心にケースを分析。

授業後は、チャンベリ側にある中華料理屋で食事。因みに、今週はこれにて授業は終了!

2010-11-16

IMBA Term 5 - Day 11

またもや5時前に起床。。。先週の日本滞在で、4時30分起床、5時過ぎ起床、といったような生活をしていたためか、何故か5時ごろに目が覚めてしまう。

午後は11月分の家賃を支払いに大家さんのところへ行く。退去は12月17日で決定。12月分家賃、11月&12月分光熱費はデポジットから引いてもらうことで合意。そろそろ、マドリッドから引き上げるプランを考えていかなくては。。。あと1ヶ月で日本に戻ってしまう実感が全く無い。。。

9:00 - 10:20      CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 5
前日の「Bancaja」のケースの続き。実際のターゲット顧客を絞り込んでいくために、各種variablesを使用してマーケットテストを実施。この結果をどのように読むか、「business intelligence」が必要になってくる。

20:30 - 21:50      BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 7
Execute of Marketing Strategyの教授による「AMEX」のBrand戦略に関しての講演。

朝が早かったため、夜は23時過ぎに就寝。。。

2010-11-15

IMBA Term 5 - Day 10

先週1週間は日本滞在。そして、昨夜21時過ぎにマドリッドの家に戻ってきた。気温20度のローマ経由だったせいか、マドリッドが異常に寒い。10度くらいのようだが。。。そして、長旅の疲れもあった為、昨夜は12時過ぎに就寝。結果、今朝は5時に起床。。。


9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 4
Valenciaを拠点とする「Bancaja」のcase。Credit cardのlaunchによって新しい顧客層を開拓、顧客維持、loyalty向上、収益向上を狙うというもの。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 8
3Mのcase。新しいinnovationを産むために、「Lead user research」を取り入れた実例の紹介。(日本でもリードユーザー理論などの名前で紹介されている。)

夜は、日本人の同級生と我が家で「トンカツ&松茸ご飯ディナー」。が、残念ながらトンカツは失敗。豚肉の選ぶ方を失敗、、、更にサクサクにするための方法を失敗、、、油の温度を失敗。。。残念な結果だった。

2010-11-05

IMBA Term 5 - Day 9

今日は午後からの授業の日。新入生もいるせいか、学校内がザワザワしている感じ。自分達の代(昨年の11月生/既に授業のない人たちもいるが、、)、今年の4月生、今年の11月生と3つの代が重なっているので当然の事なのだが。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 6
LucentのCorporate Venture Groupのcaseをベースに、Corporate VentureのPros/Consに関しての話。
因みに、この授業、自分の中で一番学びが大きいと感じている。教授のPabloは、下のビデオの学長スピーチの後に出てきます。(このビデオ、今年の2月に学生を集めて(強制参加)、セゴビアキャンパスで行なわれたもの。その時に、学長の話で初めて知ったのだが、あの礼拝堂はコロンブスがイザベル女王に謁見した由緒ある場所だったらしい。当然、ビデオ内でも、その話が出ています。)



20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 4
Eli LillyのXigrisのケース。「Xigris」自体の話の方が面白いのだが、市場投入計画に関して分析。

2010-11-04

IMBA Term 5 - Day 8

昨夜は0時ごろまでグループワーク、その後個人の作業して、今朝は9時から授業。7時ごろに起きたが真っ暗。。。

9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 2
この授業、ケースはあるのだが、殆どケースと関係なく話が展開していく。今日は、CRMシステムの価格に関して。そもそも、「CRMのCostは?」という質問はナンセンスらしい。カスタム化次第、導入規模次第、などといったfactorもあるが、基本的には「cost doesn't matter」という訳だ。CRMは大概investmentとして扱われるものであるので、導入時の決定要因としては、①導入によってどれだけのbenefitが見込めるのか?(ROI)、②そのbenefitがもたらされる可能性は?(逆に言えばriskは?)といった2つのvariablesが重要。


授業後は、グループワークの担当箇所の最後の仕上げ。その後は、明後日の日本へ持ち帰る荷物のパッキング。本、ケース、布団、茶碗、お皿、、、持てるものはなるべく持って帰ってしまう予定。スーツケースが2個(23kg×2個、追加料金44米ドル)、後は機内持ち込みの荷物がザック(約20kg)とノートPC。。。。乗り物に乗ってしまえば良いだろうが、移動はかなり大変かも。

2010-11-03

IMBA Term 5 - Day 7

昨日はIEの新入生達の入学式。で、今日からOrientationが始まっているらしく、スーツ姿の人たちが学校近辺をウロウロしている感じ。昨年の自分達が懐かしくなる気持ちがある一方で、自分達のプログラムの終わりが近い事を嫌でも意識させられてしまう。(終わりを意識し始めると、勉強している本質から外れそうで、意識したくないのだが意識してしまう感じ。。)

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 5
昨日の続きで、特に「Weak signal」にフォーカスした話。NASAの事故からも分かるとおり、多くの事故は予測可能である。ただし、予測に必要な「weak signal」に気がつかないために、突発的に事故が起きてしまったように思ってしまう。とは言えども、weak signalを完全にdetectするのは難しい、更に見つけたとしてもactionに移す事も難しい。例えば、historical dataがあるようなものであれば、過去のトレンドからの異常値を見つけ出して対応する事が可能かもしれない。でも、InnovationがキーとなるCorporate Venturingにおいては、Innovation自体が「過去に前例がない」「社内で経験がない」というunusualなeventであるわけで、weak signalは益々見つけ出しにくい。
教授の説明では、個人レベル、グループレベル、組織レベルにおいて、システムがしっかり構築されていれば、見つけ出して対応を出来る可能性は格段に向上する、と言う。例えば、トヨタの「あんどん」も同様。異常を見つけた人が「あんどん」で信号を発する、それに伴い、前プロセスがストップする。つまり、個人レベルから組織レベルまでが一体となって、weak signalに対応している例だとの事だ。

昼食は、前日セラーノ近辺を歩いている時に気になった海鮮バル(?)へ。(結局、バルではなく、レストランだった。。。)

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 4
来週のプレゼンに関しての説明。プレゼンは、過去のマーケティングのケースを活用してよいので、任意の題材から「Sales Pitch」を行なう、というもの。イメージとして、以下の二つのビデオを鑑賞。このビデオは、BBCの「Dragon's Den」という番組のもので、日本の「マネーの虎」と同じもの。

因みに、最初のビデオは「失敗プレゼン」、二つ目のビデオは「成功プレゼン」の例。何が良くて、何が悪かったのかをクラスで分析した。こういう観点で見ると、「マネーの虎」も面白かったのかな、と思う。





20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 3
Barco Projection Systemsというベルギーのプロジェクタ製造販売会社のcase。1980年代終わりまで、プロジェクタ市場でリーディング的なポジションを築いていたが、ソニーがBarcoのプロジェクタよりもハイスペックで、かつBarcoの中スペック製品と同じ価格レベルのプロジェクタを投入してきたために困ってしまった、という話。もっとも、そういう状態に陥るにいたっても、高利益のハイスッペク製品の次世代機開発を怠っていたりといった問題点もあるのだが。


授業後は12時ごろまでExecution of Marketing Strategyのグループワーク。とてもTerm 5とは思えないようなworkload。。。

2010-11-02

IMBA Term 5 - Day 6

今週の土曜日から1週間日本に戻る予定になっているので、何だか色々と忙しい。欠席してしまうクラスはレポート提出を求められたり、元々プレゼンがある授業ではプレゼン準備のグループメンバーからの貢献度合いをあなたの評価にする、と言われたり、、、、

結局、昨夜も3時過ぎまでプレゼン準備に時間を掛けてしまった。。。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 4
「Columbia(スペースシャトル) Disaster」のcase。事前にマルチメディアを渡されて予習していき、更にRole playを授業中にやるもの。
これは、2003年1月に打ち上げられて、2003年2月に地球帰還のために大気圏に再突入した際に空中分解してしまったもの。
caseは、事故調査を元に作成されたものと思うが、Day 1から宇宙の浮遊物が翼にぶつかり翼の一部が破損していた話やら、通信ケーブルに異常があったり、ヒートシステムに異常があったり、という異常があった事を説明しており、それらの報告が上手く処理できていなかったような感じに誘導されている。
結局、このcaseを元に、Corporate Venturingでは(一般的なmanagementにおいても)、「不確実の中での判断」が必要となってくる。それは、人の人生にも影響を及ぼすものである。Columbiaの事例では、彼等の下す一つ一つの判断は、「乗組員の命」に関わるものであった。しかし、実際は自分の昇進やら、異常事象を根拠なく安全と理解しようとしてしまっている中での意思決定であった。
自分達がmanagerやmanagementになって下す判断も、同様である。社内政治やら、自分を取り巻く状況が意思決定に大きく影響してきて、合理的判断が下せなくなってしまうかもしれない。それでも、不確実性を最小限にする方法はあるのだ。という教授の言葉。



19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 3
IBMのEBOに関するcase。Louis Gerstner時代に、事業をH1~H3にカテゴライズして、各カテゴリーにおいてマネジメント方法(報奨制度なども)を変えて、新規事業を創造させていこうとしたもの。
何となく、Corporate venturingとも被っているようなテーマ。


授業の後は、Execution of Marketing Strategyのグループミーティング。コアプログラムのクラスメート3名と交換留学生2名の混合グループ。交換留学生も中々の多様性を持っていて面白い。

2010-10-30

サマータイム終了!

11月1日(月)は「諸聖人の日」という事で祝日。よって、今週末は3連休!

そして、10月31日(日)はsummer time終了の日。ヒマだったので、15分くらい前からPCの前に待機。午前3時になった途端に、パソコンの時計が1時間rewind。。。2時~3時を2回過ごす事が出来た。

昨年はといえば、、、summer timeの終了日なんて意識していなかったので、グルジアの大統領の講演を1時間も前に行ってしまった覚えがある。

2010-10-29

IMBA Term 5 - Day 5

今日も授業が1限のみの日。そして、昼間は暖かかったのだが、夕方から雨。。。10月末で雨が降ってくるとさすがに寒くなってくる感じがある。


17:30 - 18:50    CORPORATE VENTURING    Session 3
前回に引き続き、Johnson & Johnsonのcaseを利用してのdiscussion。今回のcaseでは、J&Jが「Hospital Services」を導入した際の例を取り上げて、様々なconflictionをどのようにmanageするか?というもの。
例えば、J&Jはdecentralizationで有名な訳だが、このserviceは各事業の取り扱い製品を一元管理して、得意先である病院のadmin.業務を軽減させようというもの。つまり、サービスのcentralizationであり、decentralizationとは逆方向の動きである。
こうしたconflictの状態で事業をlaunchさせるか、といった話は脇においておいて、こういったconflictが起きた場合に、どのような観点でプロジェクトを進めていくか、という事に焦点を当てる。
教授によると、「Assets(economic)」「Culture(emotional)」「Routines(operational)」「Structure(power)」に分けて、rational way、story telling 等で、stakeholdersを巻き込みながらプロジェクトにアプローチしていくのが良いだろう、との事。(授業では、もっと具体的な話をしてもらっている。)
要は、どんなに良いbusiness ideaでも、stakeholders managementも成功の大きな要因を占める、という事。
この授業、今termに受講している、「Execution of Marketing Strategy」とかなり似ている感じがする。

2010-10-28

IMBA Term 5 - Day 4

今日は日本でプロ野球のドラフトがあったようだ。注目は斎藤選手だろうが、個人的には「荒波翔」の名前を見ることができて嬉しかった! もうプロになる事は無いのかと思っていた。。。早くレギュラーになって、テレビで見ることができるようになれたら嬉しいな、、、なんて考えてしまったりしている。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 2
今日はcaseは無く、レクチャーのみ。Marketing Strategyに関してのおさらい。


授業後、クラスメートから、12月の卒業式の参加者の枠を分けて欲しい、とリクエストを受ける。どうやら、一人に付き3名の参加が可能らしいが、彼女は家族が参加するのに10人分の枠が必要らしい。自分の場合は、家族関係は誰も参加できないと思うが、とりあえず保留中。。。。

2010-10-27

IMBA Term 5 - Day 3

昨夜は22時に授業が終了して、今朝は9時から授業。しかも、今日の授業は3つともケースがあるので、readingの量も多くて大変。。。

そして、朝9時に学校に行き、昼13時30分に学校に行き、、夜20時30分に学校に行き、、、マンションの守衛さんにも「朝から何回出入りしているんだ?」と言われる始末。。。


9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 1
以前働いていた会社でDM、BM、Web等を介した「One to One Marketing」に触れていたが、その裏側で動いているBusiness Intelligenceを知りたくて受講した科目。
今日は、CRMに関しての概要説明の後、「Canyon Ranch」という会社のCase。要は、CRMによって、マスで対応するのではなく、なるべく細分化(理想的にはpersonalize化)した対応を行なう事によって、企業側のrisk/uncertaintyを減らして、顧客満足度をあげて、利益機会を最大限にしよう、という話。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 2
Johnson & Johnsonの「philosophy」や「culture」に関するCase。既に広く認知されている内容ではあるが、Corporate Ventureにおいて、profitable growth(しかもsustainable growth)を実現するには、「philosophy」や「culture」が重要なfactorとなり、更に色々なシステム(意思決定、インセンティブ、etc)も、これらに則ったものである必要がある、という事である。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 2
「Precise Software Solution」という会社のCase。。。caseには目を通したものの、設問を検討せずに参加してしまったため、消化不良。要は新しいソフトウェアをlaunchすべきか否か?するとしたら、どのタイミング?といったあたりの事を検討する。
検討するに当たっては、大雑把には、①Understand the full market、②draw the ecosystem、③acknowledge the drivers and selling process、④design and implement your "Go to market" というステップを踏む。(これだけでは、サッパリわからないが、授業では各ステップに関して詳しく解説してもらっている。)


夜は、同期宅で夕食。美味しかった!

2010-10-26

IMBA Term 5 - Day 2

昨夜は22時ごろに寝てしまい、今日は12時に起床。(本当は8時に起きるつもりだったのに、目覚ましに全く気がつかなかった。) 14時間も寝てしまったので、時差ボケも、体力消耗も完全回復!


19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 1
教授は、Amex EMEAのDirector。今まで習ってきたMarketingの技術的な部分から離れて、どのようにMarketing戦略をインプリしていくか?という事を学ぶ授業との事。特に各stakeholders達との交渉やら関係構築にfocusするとの事。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 1
B2Bビジネスは、networkingやrelationshipによるものが多く、そこを技術的に学ぼう、というのがこのコース。確かに、B2Bビジネスにおいては、営業がマーケティングの役割を果たす、などと言われたりもしていて、実際自分が元々働いていた会社でもそういう感じであった。
今日は、B2CとB2Bのビジネスの違いをメインにdiscussion。

今タームは、この夜間授業のような日が半分くらい入ってくる。。。

2010-10-25

IMBA Term 5 - Day 1

今日からTerm 5が再開。Term 5は12月3日までのtermで、IEでの最後のtermとなる。まだ終わったわけでは無いが、何だか感慨深いものがある。

因みに、今朝8時にボストンから帰国したので、今日は一日中「時差ボケ&体力消耗」の状態。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 1
企業の成長は大雑把に、①自然成長、②M&A、③コーポレートベンチャーによってドライブされるわけであり、この授業では当然ながら③を勉強する事になる。授業では、①コーポレートベンチャーが難しい理由、②コーポレートベンチャーを始めるための手法、にフォーカスすると言う。
企業がinnovationを見つけてビジネスにしようとしても、組織の変更を行なわない結果、社員の行動も変わらず、コーポレートベンチャーも失敗していく事が多々あるので、正しい「組織デザイン」を行なう事が肝であるといった話もあった。
後は、各生徒の自己紹介、そして「何故、この科目を受講しているのか?」を一人ずつ発表。

疲れ切っていたので、夜は早めに就寝。

2010-10-18

4℃って。。。

昨日の夜(というか、今日の明け方)は、異常に寒かった。。。Googleでのマドリッドの気温も4℃まで下がっていた。確かに、昨年の冬も氷点下になっていたが、こんなに早く冬が来るとは思っていなかった。

因みに、先週金曜日でTerm 4も終了して、今週は 「short exchange week」。

自分達のintakeは、中国の長江商学院か、米国のDartmouthのTuck School of Businessの選択肢があった。が、どちらも約30名の定員制限があり、自分は希望したのだが、bidding pointが足りなくて選択する事が出来なかった。一方で、この期間に集中受講できるelectiveの授業もあるのだが、それも選択していない。

よって、完全フリーな1週間。といっても、今週末はボストンに行く予定なので、今日はネクタイを買いに行ったり、散髪しにいったり、、、という感じで準備の日。

因みに、散髪は今までの公衆トイレのようなお店はやめてみた。お店は変わっていないのだが、店員が変わってしまい担当してくれたワイルドなおじさんがいなくなってしまった為。で、今日はマンションの通りにある、おじいさん達の憩いの場のような床屋さんに行ってみた。前の床屋とは違い、3つも席がある。店員(全員おじいさん)も3名スタンバイ。髪の毛を切る前に、まずメガネを良く拭き、そして異常に顔を離して自分の髪の毛を切る姿が可愛かった。

2010-10-15

IMBA Term 4 - Day 29

一昨日の夜は3時間くらいしか寝ていなくて、昨日はずっと学校にいたため、昨夜は完全KO状態。。。2時ごろには就寝。が、起きたら10時10分。歯を磨いて、服を着て、帽子を被って学校へ。それでも、10時20分過ぎには到着。。。。

10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 20
選択肢問題が40問の試験。なんとなく平均点が高そうな予感な試験。。。


これにてTerm 4が終了。あとは来週1週間の休みを経て、再来週からのTerm 5と卒業試験(プレゼン)を残すのみ!といいつつも、いきなりTerm 5のcase reportを準備しなくてはならないのだが。。。

夜は完全リラックスだったので、友人と一緒に「Estado Puro」という元El BulliのシェフがやっているというBarに行った。ところどころにEl Bulliっぽさのあるメニューで中々美味しかった。特に、「21世紀風トルティーヤ」は、トリティーヤという名前をつけなくても良いのではないかと言うほどのfusion系! (デジカメの充電器を日本においてきてしまったため、そのうちに写真はアップロードします。)

Estado Puro
Hotel NH Paseo del Prado,
Plaza Cánovas del Castillo, 4,
tel: +34 913 302 400

その後、家の横の「Oishii」で味噌ラーメンを食べて終了。過去2日間の醤油と豚骨は「あり」だと思ったが、味噌は「残念」な結果だった。さすがに3日連続なので、「枝豆」がサービスで出てきた。

2010-10-14

IMBA Term 4 - Day 28

Service marketingのプレゼン準備の為に、朝10時過ぎに学校集合。結局、2回しか練習できず。。。

12:00 - 14:50    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 19-20
3時間のセッションで、8グループがプレゼン。「Madrid Zoo」、「Real Cafe」、「Parque Warner Madrid」、「Cacao Sampaka」などがテーマで取り上げられていた。自分のグループは、「Nespresso」のMadrid内にあるお店のサービスを分析。

16:00 - 17:20    ACCOUNTING & MANAGEMENT CONTROLS FOR PROJECT MANAG    Session 12
グループメンバーの実際に行なったプロジェクトをベースにプレゼン。プロジェクト管理方法に関しての問題点を抽出して、提案を行なう。

その後、International Marketingに関して、軽く打ち合わせ。

19:00 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 19-20
約3時間にわたる試験。Kodakのアジア危機時の対応に関してのケース問題。13頁のケースを読んで、3つの問題にそれぞれ1頁ずつ位で回答。何だか、英文読解&記述問題みたいな感じ。そして、いつもの如く時間が無い。個人的には、case examは、take home examにしてもらいたいものだ。

結局、朝10時30分頃から、夜10時まで学校にいたので、疲労困憊。本当に長い一日だった。。。そして、明日でTerm 4が終了。。。

ということで、22時30分頃に「Oishii」で夕食。今日は、とんこつラーメン、餃子、点心。ラーメンは昨日よりぬるくなっていた。(欧州仕様)

2010-10-13

IMBA Term 4 - Day 27

長い週末が終わり、今日から再始動。。。なのだが、あと3日でTerm 4が終了。今日は授業が1コマのみ。で、明日はプレゼン2つ、3時間の試験が1つ。明後日の最終日は、個人的に山場(修羅場)となっているCorporate Financeの試験があって、今Termが無事に終了する見込み。

10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 19
「CROSS BORDER VALUATION」に関して。

午後は、Service Marketingのプレゼン資料準備。途中で抜け出し、家賃を支払いに行き、大家さんがいつも気にしている赤ちゃんの写真を見せてあげて喜んでもらう。というか、卒業までに赤ちゃんに会えないのか?と何度も聞かれる。また、退去日程の話を若干してみた。契約書上は「2 month notice」だが、12月初旬~中旬頃退去というのさえ分かっていれば良いとのこと。

その後、学校に戻り、Accounting & Management Controlsのパワポ作成。。。結局、22時に学校を追い出されて終了。AMCはギリギリ完成した感じ。

夜は、家の横に出来た「Oishii」というSushi & Ramen店で夕食。今日開店したのかと思ったら、昨日開店したらしい。因みに、昼間見た時は大盛況だった。


【醤油ラーメン】

2010-10-08

IMBA Term 4 - Day 26

このところ、時間が経つのが早すぎる。。。あと、1週間でTerm 4が終わり。しかも、明日から土日を含めて4連休。(なぜか、その間にグループワークが2日も入ってしまっているが。。。)

そして日本の猛暑を経験してマドリッドに戻ったせいか、このところ寒い。ついに短パン・Tシャツで寝るのを諦めて、長袖で寝るようにしている。。。去年も、こんな寒かったかな?と思ってしまう。


12:00 - 13:20    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 18
今日は最後の授業。という事で、今までの総まとめ。後は、来週のグループプレゼン&レポートを残すのみ。

16:00 - 17:20    ACCOUNTING & MANAGEMENT CONTROLS FOR PROJECT MANAG    Session 11
今日は4グループある内の2グループのプレゼン。そろぞれの実際のプロジェクトを元に、何が問題で、どういったmanagement controlを導入すべきだったか、といった事を発表。自分達のgroupは来週発表予定。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 18
Social Marketing Programのcaseで、バングラディッシュにコンドームとピルを普及させるためのmarketing活動に関して。

2010-10-07

IMBA Term 4 - Day 25

ノーベル賞週間。。。 「クロスカップリング反応」(何の事か分からない)で日本人がノーベル化学賞を受賞したというニュースを見ていた。よくよく見ると、根岸教授は自分の出身高校の大先輩らしい。石原都知事からは「私の母校は見る影もなく、、、」と酷評されている母校であるが、きっと在校生達にとっては嬉しいニュースだったのだろう。。。

10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 18
「International risks」に関して。

13:30 - 14:50    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 17
Term 1かTerm 2でもやった、「Radiohead」というUKのバンドのcase。2007年にアルバム「Rainbow」をweb上からダウンロードできるようにして、その際の購入価格は購入者に決めさせるという方式をとったもの。


ここのところ、「日本食パーティー開催」(要は飲み会)のリクエストを良く受ける。。。「いい冷凍刺身見つけたぞ!」「コロンビアの市場の買出し一緒に行くぞ。」その他にも色々な提案(プレッシャー)を受けている。自分でも、メニューを考えたり、日本食卸のお店に下見に行こうと考えているのだが、、、自分自身の胃の調子が悪く、食欲も全くわかず先延ばし状態。早く実施しないとまずい感じだな。。。

2010-10-06

IMBA Term 4 - Day 24

思うに、最近はPCをいじっている事が多い。授業では使わないので、学校にはPCを持っていかないようにしているが、家にいる時は殆どPCばかり。。。自分の性格上、体を動かさないでPCにかじりついているのは絶対に良くない。といった辺りから、「卒業したら~~~」みたいな妄想をする事が多くなった気がする。卒業も職も決まっていないのに、賃貸情報を見てみたり。。。


10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 17
JetBlueのIPOのcase。

13:30 - 14:50    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 16
IEの卒業生であり、「Busuu.com」の共同創業者である、Bernhard Niesner氏によるspeech session。確かに、サービスマーケティングであはあるが、アントレ、Information systemsの要素の話を聞かせてもらった。因みに、このサービスは、campus onlineに出ていたことがあって、登録していたのだが、パッと見た時に使い勝手が悪そうだったので、全く使っていなかった。今度、改めて試してみようと思う。



International Marketingの授業前に、「BYB」に行き、イタリアに交換留学に行っているクラスメートと、他のクラスメート達と久々に再開。。。イタリアのMBAの話やら、就職活動の話やら、、、何だかんだで、Core programで一緒だったmemberと話しているのが一番落ち着く。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 17
昨日の続きで、AirbusのA3XXのcaseのlecture session。昨日のclass discussionのwrap upと、caseのexhibitの数字の解説。
授業の初めに、assemblyのビデオを見て、Airbus出身のクラスメートが、「イギリス、ドイツ、フランスで作られた部品が結集している。Fantasticだ!」と興奮していた。

2010-10-05

IMBA Term 4 - Day 23

今日は夕方から授業の日。Term 4はスケジュールが不規則でリズムがつかみにくい。などと言っている間に、来週でTerm 4が終了してしまう。。。

16:00 - 17:20    ACCOUNTING & MANAGEMENT CONTROLS FOR PROJECT MANAG    Session 10
来週の最終レポートとプレゼンのガイドラインを説明しながら、今までのクラスのサマリー。。。。「EVMやらBSC等、本を読めば分かるようなフレームワークを教える事がこの授業の目的ではない。皆の思考をshakeする事が目的だ」と、教授が言う。おかげで、毎回クリアな説明がなく、、、教授の言葉の行間から何を伝えたいのか読み取り、自分の思考に落とし込まなくてはならない。なので、文学やら哲学を学んでいるかのような感じになる。。。そもそも、何を言いたいのかが不明になってしまうところが苦しい。
教授のプレゼン内の、この言葉を見て、何となく教授が今までやろうとしていた事の方向性が分かってきた感じ。
"It is more difficult to view the normal in a different way rather than what is different from the normal."

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 16
AirbusのA3XXの開発に関してのcase。上記のAMCでも、プロジェクトマネジメントの観点から取り上げられたcaseだが、今日はmarketingの観点のcase。
AirbusがA3XXを開発するにいたった経緯、見込み市場などを見ると同時に、AirbusとBoeingの「市場見込みの違い」、Boeingのreactionなどに関しても言及。
が、最後に教授が言った言葉は、「このcaseでは、需要見込みの計算等ができるが、Airbusは、欧州の主要国家によって成り立っている企業。最大の目的は安定雇用の創出だ。だから、このA3XXの開発によって市場性があるかどうか?プロジェクトが失敗してしまったらどうなるか?なんて事は意思決定上、そんなに重要じゃなかったのだ。だから、このcaseは面白いんだ。」という。

2010-10-04

IMBA Term 4 - Day 22

昨日の夜は久々の雨だったが、昨年11月か12月以来振りに「La Barraca」のパエリヤを堪能。寒かったからか、「ニンニクスープ」が最高だった。

そして、今朝は一転して快晴!やはり雨の後の快晴は空が澄んでいる。そして、IEのcampusでは、今日から「Career Fair」が開始。今週1週間、毎日入れ替わりで色んな企業が採用活動のためにcampus内の特設テントでブースを開設する。よって、スーツ姿の同級生がかなりいた。そして、授業も欠席の人が多い感じだった。


10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 16
レンタカーで有名な「Hertz」のcaseで、LBO、IPOに関して。

13:30 - 14:50    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 15
「Custom Research Inc」のcase。因みに、自分はこのcaseをIndividual reportに選択していた。消費財と異なり、「service industry」においては、顧客の取捨選択も重要であるようだ。

16:00 - 17:20    ACCOUNTING & MANAGEMENT CONTROLS FOR PROJECT MANAG    Session 9
各グループによるfinal presentationのbriefingがあり、その後は今までcaseを復習しながら「管理ツール」に関しての説明。


授業後は市場に買い物。ちょっと離れた場所にある市場で食材&キムチを購入して「チゲ鍋&雑炊」をやろうかと思って。。。 なのに、家を出たところで、近所に住むポルトガル人に捕まってしまい、、、今日から学校で開催されている「Career fair」での文句を20分以上も立ち話でまくし立てられ、、、、結局、市場が終わってしまう時間を考えて、一番近所の市場にしか行けなくなってしまった。夏休みに入る前に行ったきりだったので、ハム屋のお兄ちゃん、鶏肉屋のおじさん、八百屋のお兄ちゃん、牛肉屋のおじいさんに挨拶。。。(要は、それぞれのお店で購入。。ハム屋はお店を拡張&お洒落店に変身、鶏肉屋の50歳近い感じのおじさんは11月に赤ちゃんが生まれると言っていた。)

で、夕食は、初めて「鶏肉照り焼き」を作ってみた。。。。失敗だった。何だか、焦げてしまった感じ。そして、日本酒が無かったので紹興酒で代用したら、変な香りがついてしまって思った味と全然違った。要再チャレンジ。。。(因みに、写真以外にサラダで野菜も取っています。)

2010-10-01

IMBA Term 4 - Day 21

ついに今日から10月。3月決算の会社にとっては、今日から下期。12月決算の会社は今日から最終クォーター。という事は、今年度の売上見込みもほぼ出てきて、次年度予算編成作業が本格的に動き始めているころだろうか。

そして、10月1日と言えば、「国慶節」。今でも、中国内の「数億人規模の民族大移動」があるのだろうか。香港は、10月1日だけが休みだが、中国内の工場は出稼ぎ工員が地元に戻ってしまう為に、1週間~2週間の休みとなってしまい、開店休業状態。

この時期になると、国慶節の前に中国側の工場から製品を出荷しようと各社の駐在員達が俄然忙しくなる。 一番の修羅場は9月30日の夜。通常出荷に間に合わなくなった貨物を香港側のスタッフが中国までピックアップしに行き、九龍サイドにあるforwarderの倉庫に持ち込む。そして、この期間にクレームやら緊急対応が等があっても、「中国側の工場が休みなもので。。。」というお詫びでしのぐしか無かったりする。全てが計画通りにいけば何の問題も起こらないのかもしれないが、突発的要因によって計画通りにいかない中で利害関係者たちと最善策を練り出すのが醍醐味なのだろう。


10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 15
「Venture Capital」に関してのlecture。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 15
今日はcaseは無し。教授(Telefonica勤務)による、TelefonicaのBusiness Developmentの講義。1989年には、スペイン国内のみのoperateしており、顧客数1200万人、従業員数71,000人規模だった会社が、2009年には25カ国に進出しており、2億6500万人の顧客、257,000人の従業員を抱える企業となった。この成長は、新製品、新市場への拡大のほかに、市場変化に乗っかり全く新規のサービスを作り出した事によるものだと言う。そして、現在、彼らにとっての脅威は、Google、Skype、IP電話、といったものになっている。(当然、電話会社を顧客にしているサプライヤも、こうした脅威を予測しておかなくてはならないのだろう。)
Telefonicaとしては、「Commodity製品(電話/通信サービス)」を「Commodityでないserviceと融合」させる「decommoditize」によって顧客囲い込みを図ろうとしているようだが、ここら辺になると教授の歯切れが悪くなってきた。。。。
最後に、TelefonicaのKPIが出てきたが、「measure出来ないものはcontrolできない。control出来ないものはmanageできない。」という言葉で終了。


帰りは、近所に住むアメリカ人の同級生に、「広告代理店の仕事」を講義してもらいながら帰った。。。

The Economist誌 2010 MBAランキング

The Economist誌に「Full Time MBA Ranking」が発表されていたようだ。IEはというと、前年の16位から22位に後退しているようだ。

と言っても、ランキングは本当にあくまで目安にしか過ぎないと思う。。。雑誌によっても全然異なるわけだし。結局、本当のランキングって何か?と言われたら、自分にfitしていると思われるところが「1番」という事だろう。(1校とか2校(交換留学含めると)しか経験できないのだが。。。)

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1   University of Chicago - Booth School of Business
2   Dartmouth College - Tuck School of Business
3   University of California at Berkeley - Haas School of Business
4   Harvard Business School
5   IESE Business School - University of Navarra
6   IMD - International Institute for Management Development
7   Stanford Graduate School of Business
8   University of Pennsylvania - Wharton School
9   HEC School of Management, Paris
10   York University - Schulich School of Business
11   University of Virginia - Darden Graduate School of Business
12   Columbia Business School
13   Massachusetts Institute of Technology - MIT Sloan School of Management
14   New York University - Leonard N Stern School of Business
15   Cranfield School of Management
16   Northwestern University - Kellogg School of Management
17   Henley Business School
18   University of Southern California - Marshall School of Business
19   London Business School
20   ESADE Business School
21   Carnegie Mellon University - The Tepper School of Business
22   IE Business School
23   INSEAD
24   Yale School of Management
25   University of Michigan - Stephen M Ross School of Business

2010-09-30

IMBA Term 4 - Day 20

今日で9月も終わり。。。12月18日(土)の帰国まで、あと2ヶ月ちょっと。マドリッドにいない日を考えると、実質残り2ヶ月くらいか。。。

12:00 - 13:20    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 14
今日はguest speakerによる講演。「Movie Business」に関して。

14:00 - 15:00    Workgroup
Service marketingのプロジェクトの打ち合わせ。ユーザーアンケートの内容を見直し。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 14
Volvoのtruck事業が米国進出に関するcase。Global Companyのcaseという点では、今までのcaseと同じだが、扱っている製品が、「global products」ではなく、「multi-national products」という点で、各国毎に事業を立ち上げていかなくてはならないcase。


授業後は、スペイン広場の地下駐車場入り口の中華料理屋に行きラーメン、餃子、青椒肉絲、麻婆豆腐を頼んだ。が、、、ラーメンが異常に美味しくなかった。。。全くダシが効いていない。前に食べた時は美味しかった気がするんだけど、気のせいだったのか。。。

2010-09-29

IMBA Term 4 - Day 19

今日はスペイン全土でのストライキの日。なのに、朝8時前から家の近所のビル工事の音で目覚める。。。。 学校に行く時は、車どおりが少なく、バスも殆ど見なかったが、お昼ごろからは交通量も普通になってきた感じ。(相変わらずバスは少なかったが。)ということで、授業も含めて、自分の生活圏では何の影響も無かった。

Guardian誌なんかには、こんな(↓)画像がアップされていたので、場所によっては色々とあったのだろう。




10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 14
「Project Finance」に関しての概要。

12:00 - 14:50    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 12-13
今日は通常授業とは別の感じのセッション。テーマは「Market Creation」という事で、Cirque du Soleilのビデオ鑑賞。で、突然グループに分けられて、「今までにないようなcrazy(かつ実現可能)なビジネスを30分で考えて、グループ一人ひとりが40秒ずつ話してピッチしろ」と言う。
「翻訳マスク」「透明バッグ」「Emotion Juke Box」などなど、、、結局のところ、「crazy→blue ocean」を意識しろというメッセージだったようだ。今日はこれだけで授業が終わりだったので、イマイチ消化不良。。。

16:00 - 17:20    ACCOUNTING & MANAGEMENT CONTROLS FOR PROJECT MANAG    Session 8
米国の「Terner Construction」のcase。彼等の建設プロジェクトの管理方法に関しての説明。また、得意先が、「追加投資の原資として、プロジェクトのプール金(500,000ドル)をreleaseして欲しい」と要求している事に対しての対応方法に関して検討。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 13
チリのワイナリーが、UK市場でチェーン小売店でのプロモーション販売を行なうべきか、また米国市場に進出すべきかどうか、を検討するcase。


授業後は、友人と二人で韓国料理屋でニンニクたっぷりの夕食を食べる。これで一気に体調回復になればよいのだけど。因みに、韓国人のマーケティング教授と、4月入学の韓国人たちが会食していた。

2010-09-28

休息日

今日は、たまたま授業が無い日だった。午前中は就職課の担当者に個人指導として呼び出されていたので学校に行き、夕方も1時間だけグループワークに行ったのみ。それ以外の時間は、Starbucksでゆっくり、そしてBurger Kingでゆったり、、、、不健康だ。

ところで、1週間ほど前に知ったのだが、どうやら明日はスペイン国内で一斉ストライキがあるらしい。交通機関にも影響があるようだ。自分の場合は、徒歩で学校に行くのに何の苦労も無いが、どんな規模になるのかは予想もつかない。


Euro Weekly News
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SPAIN - The Spanish general strike is set to go ahead tomorrow Wednesday 29 September starting tonight at midnight for a period of 24hrs. The Ministry of Public Works and Unions has announced minimal transport in terms of buses, trains, ferries and planes for that day.

Public schools will be open but cannot confirm how many teachers will attend.
Major supermarket chains and banks also plan to open as normal, but again, this depends on how many staff turn up.

Initial pools suggested 20% of the Spanish workforce will participate in the strike.
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2010-09-27

IMBA Term 4 - Day 18

昨日は夕方に寝すぎたせいか、夜は全く眠気が無い状態。結局朝7時ごろまで一睡も出来ず、最後に7時ごろから8時半頃までの1時間半寝ただけ。。。。熱っぽさは取れたけど、気力が無い。

横になってボーっとしている間、なぜか高校時代のことを思い出していた。特に体育祭。。。各クラスごとに、仮装、衣装、大道具、小道具、競技、バックボード、総務会計といったパートに分かれて、2年生の10月から3年生の9月の本番まで1年間掛けて準備するもの。特に、夏休み前には2年生、1年生も各パートに配属されるので、とりまとめが大変になってくる。夏休み明けの9月に入ると、朝7時ごろに学校に集合して8時30分まで競技の練習、放課後は仮装とバックボードの準備がメインで、それに関わる大道具、小道具、衣装の準備をするので、学校中が体育祭一色になる。自分達の頃は、女子生徒達は18時だか19時までに下校しなくてはならなかったので、近所のクラスメートの家で炊き出しを行ない、20時30分頃まで残って作業している男子生徒の為に「おにぎり」などの軽食を準備して学校に届けてくれた。

なんて書くと、ほんわかした思い出なのだが、実際は、仮装の全体練習で必要な大道具が間際まで完成しなかったとか、バックボードのスケジュールが間に合いそうに無いとか、競技の人が衣装の作業を手伝わなかったので衣装の人が競技の朝練をボイコットしたとか、、、まさに会社かと思うようなパート(部門)間の衝突があったりして、特に3年生は一触即発のギリギリの状態。(実際のところ、ギリギリが決壊してしまうケースが多いのだが。) 自分も競技のパートリーダーをやっていたので、だいたい揉め事に巻き込まれていた覚えがある。この3週間は21時半頃に家に帰っても、2時間くらいはクラスの人たちと電話している感じ。よく、あんなに話す事があったな、という位電話ばかりしていた気がする。

そんなこんなで、当日を迎え、あっという間に全てが終わり、涙の閉会式を終え、翌日の片付けの後は、皆で打上げに行く。。。今は知らないが、当時はキャンプ場のバンガローを借りて、一晩中大騒ぎするのが流行っていた。

自分の人生としてはかなり遡るけど、この時の経験が、今のいろんな気持ちの原点だったのかな、なんて思ったりした。で、気がついたら7時過ぎになっていた、という次第。


10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 13
前回の続きで、「Convertible Bonds」などに関して。

12:00 - 13:20    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 11
Customer Equityに関してのレクチャー。何点か、formulaを教えてもらう。マーケティングを数値表現していく事は今までやってきていないので、新たな学びがあった感じだ。


授業後、友人と昼食、友人宅でコーヒー。体調を気遣ってもらい、貴重なお粥用「すっぽんスープ」を頂いてしまった。ありがたく夕食で使わせてもらった。美味しかった!


2010-09-26

ダウン。。。

こっちに来てから、本当に良くダウンする。。。先週木曜日くらいから調子が悪く、金曜日のCampus visitor対応中から喉が痛くなり、、、、土曜日にますます喉が痛くなり、体の関節が痛くなり、、、で、今日は完全ダウン。

喉痛い、頭ボーっとする、足や腰の関節が痛い、、、食欲はあるような感じがするけど作る気力が出ない。。。。夕方に、かなり深く寝て汗を沢山かいたのだけど、ますますだるい。

会社に勤務していた時は殆ど休んだ事が無かった、というか風邪で休んだ事は一度も無かった気がするけど、留学だと気が抜けてしまっているのだろうか。。。

という事で、今週末はランニングにも行けず不健康。

因みに、最近、夜がとても寒い。昨日の明け方は11度。スペインらしい灼熱の太陽を、留学中に二度と味わえないのかと思うと寂しい限りだ。。。

2010-09-23

IMBA Term 4 - Day 17

まだ9月だが、12月の帰国便を予約してみた。当然ながら、いきなり帰国が現実的になってしまった。

12月18日(土)マドリッド発、12月19日(日)11時25分成田着のアエロフロート便。手数料込みでUS$670-(約57,000円)と安かっのたので。でも、預け入れ荷物は20kgのみ、追加預け入れは高いようなので、運びきれないものは船便等を使う感じだろうか。。。もっとも、日本では急いで必要なものも無いので。


10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 12
「Long term debt」と「Convertible bonds」に関しての説明。

12:00 - 14:50    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 9-10
今日から教授がスイッチして、授業の雰囲気が一変。自分達の身の回りの事柄を取り上げては、マーケティングの要素を説明していく。

16:00 - 17:20    ACCOUNTING & MANAGEMENT CONTROLS FOR PROJECT MANAG    Session 7
「Artemis」のcase。UAEのE-governmentプロジェクトに関してのスケジュール、予算管理に関して。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 12
「Tata Motors」が、「Ace」というUS$5,000のミニバンを開発した時の話。国内市場でmarket penetrationを行ない、その後new product developmentを行なったものだ。caseとしては、その後new market(海外市場)へ進出すべきか?とうもの。

長い一日だったが、今週の授業はこれで終わり。

2010-09-22

IMBA Term 4 - Day 16

facebookを見ていると、どうやら香港の「中秋節」が今日だったようだ。中秋節と言うと、悪夢の「月餅(ゲッペイ)」の季節だ。。。。とにかく甘い。好きな人も多いのだろうけど、嫌いな人も多い気がする。好きな人でも、そんなに沢山食べる事が出来るものでもない。で、この時期になると、事務所内に月餅の在庫が増えてきて、、、、しかも、人から貰ったものを別の人にあげる輩まで出てくる始末。。。「これ、Takに!」なんてニコニコしながら綺麗な箱を持ってきても、「それ、さっき誰々から貰っていた月餅じゃん!」なんて心で思いながら丁重にお断りしたりして。。。

そんな自分もStarbucksの「月餅もどきチョコレート」だけは美味しく食べていた。これまたかなり甘いのに。。。

家の近くの大通りからの「月」








10:00 - 10:30    Workgroup
Corporate Financeのプレゼンの事前打ち合わせ。

10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 11
先週からのDaimler社とChrysler社のM&Aネゴシエーションの結果発表。クラスに10グループあるので、5件のネゴシエーションがあったのだが、どこも合意に達さなかった。自分達(Chrysler側)は、合併してもSynergiesが殆ど見出せないので、「交換比率で合意」かつ「条件面が有利」にならない限りは、「合併」ではなく、「戦略提携」にとどめておくべき、というスタンスでネゴシエーションにのぞんだのだが、交換比率があまりにも掛け離れていたために、そのままご破算。。。

12:00 - 13:20    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 8
FedExのcase。HBSの教授が講演会で使用する予定だったビデオが区分けミスのために別の流通センターに行ってしまい届かなかったというもの。この時のFedExの初期対応がHBSの教授を怒らせてしまい、どうやって「recovery」していくのが良いのか?という事を検討。対応次第では、顧客ロイヤルティを高めて、会社へ利益貢献してくれる顧客になる可能性がある。
また、「guarantee」の設定も肝である。
それにしても、自分も輸出入業務でクーリエを使用したりしてたが(専らDHL専門)、FedExよりも、この教授の対応の方が問題のような気がしてしょうがない。
とはいえども、企業側としては、クレームから学ぶ必要があるので貴重な意見なのだろう。一般的に、顧客の96%は不満を胸に秘めている。しかも、企業側に入ってきた苦情の5%位しか、本社、経営陣の耳に入ってこない、と言われているようだ。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 11
中国の「Haier」のcase。国内での成功を元に、製品多角化、市場多角化といった戦略をとってきたもの。また、製品だけにfocusするだけでなく、brand imageにもかなり気を使って「Haier=中国=低価格低品質」のimageを持たれないように気を使っている。

2010-09-21

IMBA Term 4 - Day 15

昨夜は3時に寝ているが、今朝は10時起床。。。何だかんだで7時間も寝ている。日本で再就職した際に適応できるのか今から不安。(その前に就職が決まるかどうかの方がもっと不安だが。。。)

12:00 - 13:20    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 7
Customer Satisfactionに関しての講義。

13:30 - 14:00    Working group
Service Marketingのグループ課題の対応打ち合わせ。自分の担当箇所は今週土曜日までに作成。

14:00 - 16:00    Working group
Corporate FinanceのM&A Caseのnegotiation。

16:00 - 17:20    ACCOUNTING & MANAGEMENT CONTROLS FOR PROJECT MANAG    Session 6
「Ariba」のimplementation projectにおいての納期遅延のcaseを元に、どういった方法で管理できるのか?を検討する。

17:30 - 20:00    Working group
明日のCorporate Financeのプレゼン作成。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 10
前回の「Japan vs. U.S.A.」の続きをやってから、「Unilever」のcase。ブラジルの北東地域(貧困地域)において、ブラジルで80%以上のシェアを持っている洗剤市場で、どのようなマーケティングをしていくか?というものだ。この北東地域は、洗剤よりもはるかに安い石鹸を使っている、保有している服が少ないので洗濯回数が多い、清潔に気を使う、匂いの良い洗剤を使いたい願望がある。などという条件。結局は、P&Gのインドでのビジネスモデルを流用するのだろう。

授業後は、日本人同級生と我が家で食事&プレゼンの資料集め。野菜あんかけ煮込み、餃子、海草味噌汁、鶏肉ご飯、を作ってみた。。。 高カロリーだが美味しかった!

それにしても、朝はゆっくりだったが、とても長い一日だった。今週は金曜日が休みなので、あと2日だけ!

2010-09-20

IMBA Term 4 - Day 14

現在はTerm 4。で、10月25日(月)からTerm 5が開始する。既に時間割が出ていたのだが、今日になって時間割が変更になったりしている。10月25日の朝一番の授業が無くなっていたり、12月3日のIE最後の授業も別の日になったため、自分にとっての最後の授業は12月2日になったり。。。

10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 10
M&Aに関して。また、敵対的買収の防衛策に関しての概要説明。

授業後は、Maria de Molona 2(新しい場所)の部屋で、service marketingの自習。


20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 9
「Japan vs. USA」という題目で前回の続き。教授としては、International Marketingを検討するに当たっては、市場環境の背景を知っておくべきだ、といった事を言いたいのだと思う。が、60年代から90年代前半の日本の説明のため、情報は古め。正確性はかなり高いが。今日は、日本人の貯蓄について(結果、政府から民間へのfinanceにつながる)、系列、財閥、政府主導カルテルに関してなどの説明。


授業後は、今年入学の日本人学生との顔合わせ。今年の新入生には女性陣がいるのが何だか新鮮。自分達の代は全員男性なので。

2010-09-19

Asia Gallery @ Palace Hotel

美味しい中華料理が食べたくて、友人に誘われてPalace Hotel内にある「Asia Gallery」でlunchをした。

マドリッド生活も残り僅かだし、たまには贅沢しても良いかな、と。(何故、中華料理を選ぶのか?というのもあるが。。。)

当然ながら美味しかった。学校近辺の中華料理屋とはレベルが全く違う。


ロードレース大会のため Paseo del Prado は閉鎖。
Palace Hotel


北京ダック
麻婆豆腐
海老のチリ炒め