2010-11-30

IMBA Term 5 - Day 18

先週末からかなり忙しい。。。そして、今週金曜日締め切りのCRMのレポートとプレゼンの進捗が遅れていて不安。しかも昨夜遅くにCRMの教授からメールが入り、「fluにかかったので、明日(つまり今日)の授業はキャンセルして別の日に設定します。」との事。ここで言う「flu」って、どのレベルの話なんだろう?と思いながらも、今朝の授業がキャンセルになり若干ホッとする。これで、CRMのレポート作成に時間を掛けることが出来る。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 11
昨日のHouse of Princeのcaseの続き。(Case B) 新任社長のとったアクションに関して、前日のdiscussionを一つずつ検証していく。概ね、自分たちのdiscussionで出た内容がカバーされている。但し、1点自分たちがカバーしていなかったものがあった。それは、新任社長の「personal characteristic」が変わってしまったと言う事。この点に関しては、Situational Leadership Modelを活用して分析。
今日の授業にて、caseは終わり。次回のclass(木曜日)はin-class exam。だったのだが、今日caseが配布された。10頁くらいだが、事前に分析してきた上で試験に臨むようにとのこと。。。。時間が足りない。因みに、最後に教授が言った言葉、「あなた達、このテストで良い成績を取ろうとする必要は全くないのよ。テストの結果と実世界でのパフォーマンスとは全く異なるのだから。むしろ、一人ひとりが、この授業から何かを感じ取って、それを実世界で活かして、成果を出してくれる事を私は望むわ。」 もちろん、学校の成績が重要な業界もあるだろうが、アジア人でありながら、米国本社でもまれて、スペインの責任ある地位についている教授が言うからこそ重みのある言葉だった。


















20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 10
全開のTetra Pakのcaseのラップアップを30分ほどやった後に、FedExのcase。FedExが買収によりサービスラインを充実させていく中で、どのようにSynergyを出して、全体売上(利益)を向上させていくかという事がネックとなっている。結局、肝はcompensation。それも、営業現場に分かりやすいcompensation packageの導入が重要、というもの。(実際、コンサル会社が提案してきたmodelingは素晴らしいものだったが、現場に理解させる事が困難なため却下されている。)

明日は授業がないので、今夜はとことんCRMの調査/レポート作成に時間をかけられる。早く終わらせて、Execution of Marketing Strategyのcase分析に取り掛からなくては。。。

2010-11-29

IMBA Term 5 - Day 17

今シーズン初雪! マドリッドは欧州内で一番標高の高い首都。(655m)しかも、緯度的には盛岡近辺。確かに雪が降りそうな地理ではあるが、、、「太陽と情熱の国」のイメージと全く異なる。

去年も何回か雪が降り、「異常気象」「大寒波」みたいに騒がれたが、今年はどうなるのだろう。。。

9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 10
MBAも終盤と言うのに、30頁もある「Best Buy」ケース。。。従来まではProduct baseのサービス提供であったものを、Customer-Centricity Strategyに変更した際の話。顧客層に応じたセグメントと、サービス群に応じたセグメントを作り、それぞれでPLを管理。。。当然、conflictが生じるわけで、どうすべきか?というcase。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 12
今日は最後の授業。最終試験は、プレゼンかTake home examを選択できる。自分はexamを選択したが、今日はプレゼンを選択した人たちによるプレゼン。4つほどの個人&グループのプレゼンを聞く。
最後の教授の言葉は、「Corporate venturingにおいては、Incentives matterだ!」

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 10
デンマークのタバコ会社「House of Prince」のPolandでのcase。1990年代に、合弁先のownerが社長をしていたが、HOPの方向性(brandを確立して利益を確保)とは全く異なるその場しのぎの経営を行なったために、経営が悪化。その状態において、IMDを社費派遣で卒業したエリート社員が、HOP PolandのCEOとして赴任する話。いわゆるtern aroundのexecutionである。問題点を洗い出して、priorityをつけて対応していく。

2010-11-27

Museo Thyssen-Bornemisza

今さらかもしれないが、MadridのPaseo del Arteにあり、Golden triangle of Artの一つである「ティッセン・ボルネミッサ美術館」に行ってきた。

場所は、プラド美術館のすぐ近く。自分の家からもバスで10分くらいの場所にある。

朝11時ごろに行き、常設展と特別展(印象派の「Garden」に特化した展示)の両方を堪能した。所要時間は約2時間半くらいだろう。金額は、IEの学生証で学割が利いたので、特別展も合わせて5.5ユーロ(本来は13ユーロ)とお手ごろ価格。(最初「13ユーロ」と言われた後に学生証見せたら「5.5ユーロ」と言われたので間違いないと思うが、何だか料金表と全く異なる値段なのが気になる。)

この美術館は、元宮殿だったところが美術館用に改装されたものらしく、1993年にスペイン政府がティッセン・ボルネミッサ男爵の個人コレクションを買い取ったものが展示されている。因みに男爵は親子二代の美術品コレクタであり、個人では世界2番目の規模を誇るコレクションを所有していたらしい。(1位はエリザベス女王。)

絵画はルネサンス、古典期から印象派、ポップまで古い順に3階から1階に展示されている。絵画素人の自分としては、2階にある18世紀頃からの絵から見やすくなってくる。最初のほうの3階部分では、14世紀頃の絵の「黒色」の表現の仕方ばかりが気になって、そればかり見ていた感じ。。。(業界病か??) 

黒はとても単純な色のように思えるけど、実は表現がとても難しい。特に印刷で表現する際には、分解方法、調合方法、印刷方法など色んな組み合わせを駆使しても限られた表現しか出来ない。でも、ティッセンにある絵画(特に3階と2階の半分くらい)には黒色が結構使われているものが多く、その表現される色は自分が印刷物として見てきた「黒」よりもかなり多様で、、、単純に「paint」と「print」の違いを再確認しつつ感動していた。。。もちろん、黒以外にも色々とあるのだが。

特別展は1階の奥で開催されており、印象派の絵が展示されていた。それほど規模は大きくないのだが、大混雑だった。尚、協賛であるCaja Madridの特別美術館(王宮の近く)でも、同じ展示会名で一般公開しているようだ。Caja Madridの所蔵絵画を見ることの出来るチャンスなのだが、用事があったので今日はティッセンのみで帰宅。


2010-11-26

IMBA Term 5 - Day 16

ここのところ夜が寒い。天気予報では明後日は雪らしい。。。暑いのは全く苦痛でないのだが、寒いのにはめっぽう弱いので冬は大嫌い。。。雪が降ったり、冬山だったり、極端に寒い状態になると、覚悟が決まるせいか大丈夫なのだが、「0℃~10℃」みたいな中途半端な寒さが苦痛。。。

9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 9
9時になっても生徒の半数くらいしか集まっていない。絶対に休むはずのなさそうなクラスメートも来ていない。教授が「昨日はパーティーでもあったのか?」と言いながら前回のreview、今までのcaseのtake awaysを出席している生徒全員に当てながら話していく。と、30分位してから、学校の職員が入ってきて、「教授、今日の授業は別の部屋です。」と言う。言われた部屋に全員で行ってみると、残りの生徒が全員いる状態。。。どうやら、別のセッションを休講にして、今日のセッションが入り込んだために、いつもと別の教室になっていたようだ。。。
その後、残り40分くらいの授業でChange Managementに関しての説明。(CRM導入は、processやhabitのchangeが絡むため、Change Managementの理解が必要。)Changeのimpactをゼロにする事は難しく、ポジティブなreactionを産むようなmanagementが理想的。但し、実際の世界ではそれも難しいので、emotional impactを最小限にmanageする事が重要。

【Kuebler-Ross Model of Change】(引用元:Changing Minds.org)

2010-11-25

IMBA Term 5 - Day 15

昨日(水曜日)も授業のない日だった。「Club Fair」という事で、「IE Japan Club」のブースに顔を出していたものの、結局、友人たちを喋ってばかりの1時間だった。。。その後、グループワーク&を20時ごろまでやって終了。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 11
授業は次回のプレゼン(若しくは試験)で終了のため、今日は今までの10回の授業のまとめ。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 9
「Williams-Sonoma」がE-commerceを始めた時のcase。従来の「お店」「カタログ」といったsales channelに加えて、internetでの販売チャネルを加えたもの。最終的には、internetでの販売は大成功だったのだが、そもそも、社内はインターネット販売に懐疑的であった為、プロジェクトを認めてもらったり、インプリしたりするまでにかなりの時間と労力を掛けている。

夜は、NH Prado のバルでまったりとお酒を飲む。。。それにしても、Gregorio MaranonからPaseo de Pradoまで30分以上も掛かった。(普段は10分くらい)どうやら、デモか何かがあったようだ。。。

2010-11-23

IMBA Term 5 - Day 14

今日も含めて、自分の授業は残り7日間。残りを計算してしまうとあっという間に終わってしまうので、1日1日大事にしていこう。


9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 8
「Evergreen」というfundを扱う会社で「Mobile CRM」を導入するcase。業界の主な特徴としては、各社の提供する商品の差別化は困難、営業マン(wholesellers)の離職率が高く、業界内での転職が多い。更に転職する際に、自分の担当していた得意先も持っていってしまう、といった事があげられる。
しかも、それまで営業マンの活動報告は週1回、何重にもセキュリティロックされている携帯ラップトップから入力させていた。結果、情報の正確性に欠けた顧客情報が蓄積される事になった。そこで、Evergreenはブラックベリーからアクセスできる「Mobile CRM」を営業マンたちに紹介した。これによって、営業マンたちは簡単にCRMのデータベースにアクセスでき、ミーティング後にサクサクっと活動情報をアップデートできるようになり喜ばれるはずであった。
教授からの問いかけは、「素晴らしいソルーションのように思えるよね。きっと、素晴らしいんだと思う。でも、ブラックベリー版のCRMが紹介された時の営業マンの気持ちになってみてくれ。君たちが営業マンだったらどう思う?」 「色々なCRM systemや入力デバイスがあるが、結局データをinputするのは人間。CRMの成功、不成功は人間次第。その人間のperceptionまで考慮したexecution planを作成しないと、planの完成度はゼロであるに等しい。」との強い言葉。
因みに、次回の授業も当該case(B)。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 8
教授の同僚である、Amexのmarketing managerによる講義。「Plan ≠ Result」であり、「Plan + People = Result」という前提で話が進む。特に、「People」があるために、「Result」が大きく変動する。
Amexでは、この「People」の部分の変動をなるべく最小限にとどめるために、下記5点のwork philosophyを取り入れているとの事。(Emotional Intelligence)
  1. Simple goals
  2. Clear measurement
  3. Make people accountable for their results
  4. Foster an open dialogue
  5. Recognize accomplishments
講義では、それぞれの点に関して、実経験を元に説明してもらった。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 9
「Tetra Pak」のcase。イタリアのミルク市場において、Tetra Pakの主要顧客(3社)の一つである「Pontero」が市場シェアが落ち込んだ際に、PonteroのCEOがTetra Pakに助言を求めたもの。Ponteroは「Natural、Organic」を売りにしているにも関わらず、Tetra Pakは、「Vitamin入りミルク」等のNaturalとは相対するvalue-add製品を紹介したために、PonteroのCEOの怒りに触れたというもの。実際、value-add製品群は成長していたので、Tetra Pakの提案はreasonableなものであったのだが。
Tetra Pakは1ヶ月の期間をもらい、再提案できるチャンスをもらった。そこで、どういった提案を持っていくべきか?という事に関してclass discussion。次回のクラスでwrap-up予定。


授業後は、CRMの対応。。。

2010-11-22

IMBA Term 5 - Day 13

先週は木曜日、金曜日と授業がなかったので4連休だった。木曜日と金曜日はレポート。土曜日は買出し&グループワーク、そして日曜日はクラスメート達との「Japanese Foods Party」なるイベントと、レポート作成・提出。。。。それなりに忙しい4日間となったわけだ。


9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 7
「Quest」という会社がCRMを導入する時のcase。競合他社が既に導入していたり、社内でBPRのプロジェクトが同時に走っていたり、CRMプロジェクトに対する社内コンセンサスが取れていなかったり、といった環境下で、どういった優先順位でCRMを導入していくか?という問題。
因みに、この授業、20名程度しか受講していない為か、授業の後半に入ると、それまで発言していない生徒全員に発言させていく。つまり、caseをしっかり読んで、自分なりの見解を持っていないと対応不可能な状態。授業を受講している目的も、ビジネス系、IT系、マーケティング系、ファイナンス系といった各々のモチベーションがあり面白い。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 10
HPの小型ハードディスク「Kittyhawk」のcaseをbaseに、implementationに関する話。
そもそも、新規ビジネスは、①Opportunity(pain)、②Idea(painkiller)、③Business Model、④Implementation、⑤Offerといった段階を踏むのが一般的。
Implementationにおいては、option的にtimingをスライスして、reviewするstageを設定していく。reviewのvariablesとしては、time(期間)、dollars(必要額)、deliverable(実現性)。実際に該当stageが終わった段階で、生情報をbaseにreview。要は「P-D-C-A」と同じ事をやる必要があるという事だろう。

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY   Session 7
Marketing Planを導入する際の「Tactical Implementation」に関して。今日の授業は、特に「人」に注目。具体的なプロジェクトの説明があり、その後、何名かのプロジェクトチーム候補者の背景の説明。例えば、「40代後半、女性、夫・子供2人、最終学歴:高卒、10年間昇進無し」といった人がチームに入るのがどうか?などといった感じ。因みに、この背景の人の場合は、「本人がプロジェクトにチャレンジして昇進する事を望んでいるのか、job securityを望んでいるのか」といった、本人の意思がとても大切になるので、事前の意思確認が重要となってくる。一方で、「30代前半、男性、独身、最終学歴:トップMBA」といった人の場合は、野心家であり個人の目標達成に走る可能性があるので、プロジェクトリーダーとしては上手くmanageしていく事が重要。
といった感じの、プロジェクト導入時のstakeholders managementと、管理方法に関しての授業。

20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 8
「Hunter Business Group」のcase。顧客の営業・マーケティング活動のアウトソースを受けて、売上・利益を最大化して、その最大化した部分の一定率を報酬としてもらう成功報酬型ビジネスモデルを実践している企業。
今回のcaseでは、「Star Oil」のTBA)タイヤ、バッテリー、アクセサリ)ビジネスのサポート。Star Oilの顧客である、dealersがStarの商品/製品を販売してもらうような仕組みをつくり、turn aroundを実践。しかし、その翌年に再び売上、利益が落ち込んでしまった、というもの。


明日も朝一番からCRMの授業があるので予習して就寝。。。

2010-11-21

日本食パーティー

クラスメートの日本人3名で日本食パーティーを企画。そもそも、自分たちのクラスメートが「Global Village」の相撲大会で優勝したのにお祝いをしていなかったので、祝勝会も兼ねて。。。

場所は、いつもの如く近所のアメリカ人のフラット。クラスメートを中心に、その友人なども含めて20名ちょっとで集結。。。(全く人数を把握していない。。。)

カメラを忘れてしまったので、写真は何もないが、チラシ寿司、肉じゃが、巻寿司、日本酒(3升)、泡盛などを振舞った。自分も、赤身漬け、トロ漬けを入れた巻き寿司を作ったのだが、実質初めての巻き寿司作成。。。(イメージは、昔銀座のおすし屋さんで持たせてもらった「海鮮巻き寿司」だったのだが。)皆が失望していないことを祈るばかり。。。。もっとも、食事よりも、皆で集まってワイワイ話を出来る事に意義があるのだが。

今回は、やはり卒業後の話が多かった気がする。あと、何日にマドリッドを発つか、など。そして、卒業後にも、それぞれの国を訪問しあおう、といった約束も。

何となくMBAプログラムの終わりが近い事を感じさせられた会だった。。。

因みに、今日中に提出しなくてはならないレポートがあったため、19時過ぎには抜け出してしまった。

2010-11-17

IMBA Term 5 - Day 12

昨夜から久々の雨。相変わらず眠りが浅いので、何だか雨の音が気になってしょうがない。結局、今朝も4時過ぎに起床。

9:00 - 10:20      CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 6
"What you can’t measure, you can’t manage."という事で、今日はCRM導入に当たってのROI測定に関してKelloggのcaseを利用して検討。基本的には、CRM導入によって得られる「benefit」を、CRM導入に必要な「initial cost」で割ってROIの数値を得る。ただし、benefitの計算ベースになるassumption等の設定の仕方が肝となってくる。

13:30 - 14:50      CORPORATE VENTURING    Session 9
Dow Chemicalにおける「Epoxy」のcase。以前、同様のケースをアントレの授業で扱ったことがあり、今回は「人」を中心にケースを分析。

授業後は、チャンベリ側にある中華料理屋で食事。因みに、今週はこれにて授業は終了!

2010-11-16

IMBA Term 5 - Day 11

またもや5時前に起床。。。先週の日本滞在で、4時30分起床、5時過ぎ起床、といったような生活をしていたためか、何故か5時ごろに目が覚めてしまう。

午後は11月分の家賃を支払いに大家さんのところへ行く。退去は12月17日で決定。12月分家賃、11月&12月分光熱費はデポジットから引いてもらうことで合意。そろそろ、マドリッドから引き上げるプランを考えていかなくては。。。あと1ヶ月で日本に戻ってしまう実感が全く無い。。。

9:00 - 10:20      CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 5
前日の「Bancaja」のケースの続き。実際のターゲット顧客を絞り込んでいくために、各種variablesを使用してマーケットテストを実施。この結果をどのように読むか、「business intelligence」が必要になってくる。

20:30 - 21:50      BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 7
Execute of Marketing Strategyの教授による「AMEX」のBrand戦略に関しての講演。

朝が早かったため、夜は23時過ぎに就寝。。。

2010-11-15

IMBA Term 5 - Day 10

先週1週間は日本滞在。そして、昨夜21時過ぎにマドリッドの家に戻ってきた。気温20度のローマ経由だったせいか、マドリッドが異常に寒い。10度くらいのようだが。。。そして、長旅の疲れもあった為、昨夜は12時過ぎに就寝。結果、今朝は5時に起床。。。


9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 4
Valenciaを拠点とする「Bancaja」のcase。Credit cardのlaunchによって新しい顧客層を開拓、顧客維持、loyalty向上、収益向上を狙うというもの。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 8
3Mのcase。新しいinnovationを産むために、「Lead user research」を取り入れた実例の紹介。(日本でもリードユーザー理論などの名前で紹介されている。)

夜は、日本人の同級生と我が家で「トンカツ&松茸ご飯ディナー」。が、残念ながらトンカツは失敗。豚肉の選ぶ方を失敗、、、更にサクサクにするための方法を失敗、、、油の温度を失敗。。。残念な結果だった。

2010-11-05

IMBA Term 5 - Day 9

今日は午後からの授業の日。新入生もいるせいか、学校内がザワザワしている感じ。自分達の代(昨年の11月生/既に授業のない人たちもいるが、、)、今年の4月生、今年の11月生と3つの代が重なっているので当然の事なのだが。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 6
LucentのCorporate Venture Groupのcaseをベースに、Corporate VentureのPros/Consに関しての話。
因みに、この授業、自分の中で一番学びが大きいと感じている。教授のPabloは、下のビデオの学長スピーチの後に出てきます。(このビデオ、今年の2月に学生を集めて(強制参加)、セゴビアキャンパスで行なわれたもの。その時に、学長の話で初めて知ったのだが、あの礼拝堂はコロンブスがイザベル女王に謁見した由緒ある場所だったらしい。当然、ビデオ内でも、その話が出ています。)



20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 4
Eli LillyのXigrisのケース。「Xigris」自体の話の方が面白いのだが、市場投入計画に関して分析。

2010-11-04

IMBA Term 5 - Day 8

昨夜は0時ごろまでグループワーク、その後個人の作業して、今朝は9時から授業。7時ごろに起きたが真っ暗。。。

9:00 - 10:20    CRM & BUSINESS INTELLIGENCE (BI)    Session 2
この授業、ケースはあるのだが、殆どケースと関係なく話が展開していく。今日は、CRMシステムの価格に関して。そもそも、「CRMのCostは?」という質問はナンセンスらしい。カスタム化次第、導入規模次第、などといったfactorもあるが、基本的には「cost doesn't matter」という訳だ。CRMは大概investmentとして扱われるものであるので、導入時の決定要因としては、①導入によってどれだけのbenefitが見込めるのか?(ROI)、②そのbenefitがもたらされる可能性は?(逆に言えばriskは?)といった2つのvariablesが重要。


授業後は、グループワークの担当箇所の最後の仕上げ。その後は、明後日の日本へ持ち帰る荷物のパッキング。本、ケース、布団、茶碗、お皿、、、持てるものはなるべく持って帰ってしまう予定。スーツケースが2個(23kg×2個、追加料金44米ドル)、後は機内持ち込みの荷物がザック(約20kg)とノートPC。。。。乗り物に乗ってしまえば良いだろうが、移動はかなり大変かも。

2010-11-03

IMBA Term 5 - Day 7

昨日はIEの新入生達の入学式。で、今日からOrientationが始まっているらしく、スーツ姿の人たちが学校近辺をウロウロしている感じ。昨年の自分達が懐かしくなる気持ちがある一方で、自分達のプログラムの終わりが近い事を嫌でも意識させられてしまう。(終わりを意識し始めると、勉強している本質から外れそうで、意識したくないのだが意識してしまう感じ。。)

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 5
昨日の続きで、特に「Weak signal」にフォーカスした話。NASAの事故からも分かるとおり、多くの事故は予測可能である。ただし、予測に必要な「weak signal」に気がつかないために、突発的に事故が起きてしまったように思ってしまう。とは言えども、weak signalを完全にdetectするのは難しい、更に見つけたとしてもactionに移す事も難しい。例えば、historical dataがあるようなものであれば、過去のトレンドからの異常値を見つけ出して対応する事が可能かもしれない。でも、InnovationがキーとなるCorporate Venturingにおいては、Innovation自体が「過去に前例がない」「社内で経験がない」というunusualなeventであるわけで、weak signalは益々見つけ出しにくい。
教授の説明では、個人レベル、グループレベル、組織レベルにおいて、システムがしっかり構築されていれば、見つけ出して対応を出来る可能性は格段に向上する、と言う。例えば、トヨタの「あんどん」も同様。異常を見つけた人が「あんどん」で信号を発する、それに伴い、前プロセスがストップする。つまり、個人レベルから組織レベルまでが一体となって、weak signalに対応している例だとの事だ。

昼食は、前日セラーノ近辺を歩いている時に気になった海鮮バル(?)へ。(結局、バルではなく、レストランだった。。。)

19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 4
来週のプレゼンに関しての説明。プレゼンは、過去のマーケティングのケースを活用してよいので、任意の題材から「Sales Pitch」を行なう、というもの。イメージとして、以下の二つのビデオを鑑賞。このビデオは、BBCの「Dragon's Den」という番組のもので、日本の「マネーの虎」と同じもの。

因みに、最初のビデオは「失敗プレゼン」、二つ目のビデオは「成功プレゼン」の例。何が良くて、何が悪かったのかをクラスで分析した。こういう観点で見ると、「マネーの虎」も面白かったのかな、と思う。





20:30 - 21:50    BUSINESS TO BUSINESS MARKETING    Session 3
Barco Projection Systemsというベルギーのプロジェクタ製造販売会社のcase。1980年代終わりまで、プロジェクタ市場でリーディング的なポジションを築いていたが、ソニーがBarcoのプロジェクタよりもハイスペックで、かつBarcoの中スペック製品と同じ価格レベルのプロジェクタを投入してきたために困ってしまった、という話。もっとも、そういう状態に陥るにいたっても、高利益のハイスッペク製品の次世代機開発を怠っていたりといった問題点もあるのだが。


授業後は12時ごろまでExecution of Marketing Strategyのグループワーク。とてもTerm 5とは思えないようなworkload。。。

2010-11-02

IMBA Term 5 - Day 6

今週の土曜日から1週間日本に戻る予定になっているので、何だか色々と忙しい。欠席してしまうクラスはレポート提出を求められたり、元々プレゼンがある授業ではプレゼン準備のグループメンバーからの貢献度合いをあなたの評価にする、と言われたり、、、、

結局、昨夜も3時過ぎまでプレゼン準備に時間を掛けてしまった。。。

13:30 - 14:50    CORPORATE VENTURING    Session 4
「Columbia(スペースシャトル) Disaster」のcase。事前にマルチメディアを渡されて予習していき、更にRole playを授業中にやるもの。
これは、2003年1月に打ち上げられて、2003年2月に地球帰還のために大気圏に再突入した際に空中分解してしまったもの。
caseは、事故調査を元に作成されたものと思うが、Day 1から宇宙の浮遊物が翼にぶつかり翼の一部が破損していた話やら、通信ケーブルに異常があったり、ヒートシステムに異常があったり、という異常があった事を説明しており、それらの報告が上手く処理できていなかったような感じに誘導されている。
結局、このcaseを元に、Corporate Venturingでは(一般的なmanagementにおいても)、「不確実の中での判断」が必要となってくる。それは、人の人生にも影響を及ぼすものである。Columbiaの事例では、彼等の下す一つ一つの判断は、「乗組員の命」に関わるものであった。しかし、実際は自分の昇進やら、異常事象を根拠なく安全と理解しようとしてしまっている中での意思決定であった。
自分達がmanagerやmanagementになって下す判断も、同様である。社内政治やら、自分を取り巻く状況が意思決定に大きく影響してきて、合理的判断が下せなくなってしまうかもしれない。それでも、不確実性を最小限にする方法はあるのだ。という教授の言葉。



19:00 - 20:20    EXECUTION OF MARKETING STRATEGY    Session 3
IBMのEBOに関するcase。Louis Gerstner時代に、事業をH1~H3にカテゴライズして、各カテゴリーにおいてマネジメント方法(報奨制度なども)を変えて、新規事業を創造させていこうとしたもの。
何となく、Corporate venturingとも被っているようなテーマ。


授業の後は、Execution of Marketing Strategyのグループミーティング。コアプログラムのクラスメート3名と交換留学生2名の混合グループ。交換留学生も中々の多様性を持っていて面白い。