2010-10-01

IMBA Term 4 - Day 21

ついに今日から10月。3月決算の会社にとっては、今日から下期。12月決算の会社は今日から最終クォーター。という事は、今年度の売上見込みもほぼ出てきて、次年度予算編成作業が本格的に動き始めているころだろうか。

そして、10月1日と言えば、「国慶節」。今でも、中国内の「数億人規模の民族大移動」があるのだろうか。香港は、10月1日だけが休みだが、中国内の工場は出稼ぎ工員が地元に戻ってしまう為に、1週間~2週間の休みとなってしまい、開店休業状態。

この時期になると、国慶節の前に中国側の工場から製品を出荷しようと各社の駐在員達が俄然忙しくなる。 一番の修羅場は9月30日の夜。通常出荷に間に合わなくなった貨物を香港側のスタッフが中国までピックアップしに行き、九龍サイドにあるforwarderの倉庫に持ち込む。そして、この期間にクレームやら緊急対応が等があっても、「中国側の工場が休みなもので。。。」というお詫びでしのぐしか無かったりする。全てが計画通りにいけば何の問題も起こらないのかもしれないが、突発的要因によって計画通りにいかない中で利害関係者たちと最善策を練り出すのが醍醐味なのだろう。


10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 15
「Venture Capital」に関してのlecture。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 15
今日はcaseは無し。教授(Telefonica勤務)による、TelefonicaのBusiness Developmentの講義。1989年には、スペイン国内のみのoperateしており、顧客数1200万人、従業員数71,000人規模だった会社が、2009年には25カ国に進出しており、2億6500万人の顧客、257,000人の従業員を抱える企業となった。この成長は、新製品、新市場への拡大のほかに、市場変化に乗っかり全く新規のサービスを作り出した事によるものだと言う。そして、現在、彼らにとっての脅威は、Google、Skype、IP電話、といったものになっている。(当然、電話会社を顧客にしているサプライヤも、こうした脅威を予測しておかなくてはならないのだろう。)
Telefonicaとしては、「Commodity製品(電話/通信サービス)」を「Commodityでないserviceと融合」させる「decommoditize」によって顧客囲い込みを図ろうとしているようだが、ここら辺になると教授の歯切れが悪くなってきた。。。。
最後に、TelefonicaのKPIが出てきたが、「measure出来ないものはcontrolできない。control出来ないものはmanageできない。」という言葉で終了。


帰りは、近所に住むアメリカ人の同級生に、「広告代理店の仕事」を講義してもらいながら帰った。。。

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