2009-11-23

初病院

ついに、初めてマドリッドの病院に行ってしまった。

先週から風邪を引いていたが、ボストンで一気に悪化。行きの飛行機も帰りの飛行機も咳で苦しかった。夜も、咳で何度も目が覚めてしまい慢性寝不足状態。。。

今日は、朝7時過ぎにマドリッドのバラハス空港に到着、8時過ぎに家に帰宅。その後、仮眠をとって、病院に行くことを決意。契約している保険会社(日系)のロンドンコールセンターに症状を連絡して、病院の予約をしてもらう。

場所が分かりにくいので、タクシーで行ってくれと言われたのでタクシーに乗ったが、タクシーの運転手も場所が分からず30分以上も迷っていた。(地図で見た感じでは、マドリッド在住者には、そんなに難しい場所では無いので、電車で行ったほうが早かった。。。)

ようやく病院(というか高級診療所)に入っても相変わらず咳が止まらない。30分くらい待たされて、ようやく先生に呼ばれた。「おまたせしました。こんばんは、Takさん。」   

ん、日本語か?と一瞬戸惑って、挨拶だけは日本語を覚えたのかな?と勝手に理解した。 ところが、「今日はどうしましたか?」と更に日本語でたたみ掛けてくる。試しに日本語で説明したところ完璧に通じている。こっちが不思議そうな顔をしていたら、「私は白金の北里研究所で東洋医学を勉強していました。」との事。本物でした。。。。

その後、日本語、英語で、安心して問診、触診をしてもらい、「気管支炎」と無事に診断された。完治には1週間掛かるらしい。その間は、ランニングは駄目、タバコの煙のあるところへの出入りも自粛するように指導された。 診察室内にもソファーセットがあって、中国テイストな感じだったので見ていたら、壁に北京の医科学校の卒業証書と写真が飾ってあった。先生に聞いたら、「これは中国で漢方と鍼灸を勉強したときのものです。」だと。しかも、その卒業証書を見ていたら、先生が西ドイツ(西徳)の人だと分かった。ドイツ人で、日本、北京で勉強して、スペインで診療所を開いている。すごい、としか言いようが無い。

これで、マドリッドで風邪を引いても安心して行ける病院を確保できた。

Dr. Ulrich Eberhard
C/ Joaquin Montes Jovellar 4,
28002 Madrid
Tel : 915 643 887

No comments:

Post a Comment