2009-11-19

Launch Program - Day 6

Launch Program もいよいよ佳境に入り、来週からの本番プログラムに向けても準備を開始しなくてはならない。。。

09:30 – 13:00       Take the Stage Seminar
 俳優をやっていた講師が、「自分の見せ方」に関して指導してくれた。例えば、皆の前で、自己紹介をしてみたり、自分の好きなトピックスのさわりだけを話させたりする。プレゼンターが緊張していようがいまいが、目線を上げて、はっきりした声で、声に抑揚をつけて、適度なジェスチャーを交えて、聞き手と適切な距離で話をすれば、聞き手は興味を持って話を聞くことができる。
 その他にも、緊張をほぐす方法や、挨拶の練習、会話の練習も行なった。会社でも、就職面接でも役に立ちそうだ。


13時から14時の間に、キャリアマネジメントセンター(CMC)で、今週末の面接対策と、今後の就職活動に関して相談に乗ってもらった。やはり自分のバックグランドだと、マーケティング、事業開発で行くべきだということで一致した。今後も定期的に顔を出してよい、と言われたので最大限活用しようと思う。(事前に、自分のバックグランドを読み込んでもらっていたようで、話が早かった。)


14:00 – 17:00       Climate Change
 またもや、スピリチュアルな感じのセッションだった。トピックスは、コペンハーゲンで開催される「国連気候会合(COP15)」をフォローするものであった。クラスに入る際に、各自クジを引いて、自分の国を決める。そして、その国を代表して温暖化対策に関してのコミットメントを考え、その後、他の国と交渉を行なう。自分たちのグループには、ワシントンDCの環境団体で、米国を代表してClimate Change の交渉を行なっていた生徒がいて、色々と背景を聞かせてもらった。(そんな彼女は、普段交渉相手になっている開発途上国の代表になっていたのが面白い。) 最初は、数字の遊び、交渉の真似事だったが、皆で対2000年数値で30%削減、40%削減をコミットしても、シュミレーションに落とし込むと全く目標数値にである、CO2排出量 350ppm に全く届かない。(現在の排出量は387ppm、1987年は348ppm)
 セッション後半に、目標数値に届かせるためには、地球全体で80%の削減が必要だと言う話を聞いて愕然。自分の場合はブラジル代表だったのだが、アマゾンの森林破壊を80%削減するなんて簡単なことだろうか?先進国からの需要に応えなくては国のGDPが下がってしまう。伐採した分、植林をしても間に合わないのではないか?資金の問題はさておき、ソーラーエナジーを使うようにパラダイムシフトしたとしてもどれだけ貢献できるのだろう。
 とは言えども、皆が一歩を踏み出さないと進まない。考えさせられるセッションだった。(もちろん、考えるだけでは駄目で実行に移さなくてはならないのだが。。。 例えば印刷会社でも、工場の用紙使用量に応じて植林事業に募金をしたり、自らで植林のボランティアを募ったりすることも可能かもしれない。そういった活動を全面に押し出して、お客様に若干高いながらも購入してもらい、お客さんも温暖化対策に関わっていることを実感してもらうことも手かもしれない。もっとも、日本市場でそういった手法が受けるかどうかは不明だが。)
最後に、「350」の活動の紹介があった。

17:00 – 18:30       Collections as Self‐Portraits
 絵画コレクター達が、それぞれどのようにモチベーションで絵画を集めたのか、といった説明があった。スペインの3大美術館の話や、バーンズコレクションの話などもあって興味深かった。が、Launchプログラムとのつながりが全く見えず、目的の無い授業だった感が否めない。Launch programは昨年から始まったばかりのプログラムのため、まだIEと講師の間でのコンセンサスが取れていないのだろう。
 
 
一旦帰宅して、21時から学校近くのBarでグループワークのメンバーで集合。といっても、7人いるはずが5人しか集まらない。クウェート人は全く連絡が取れず、イタリア人は近くの別のBarでカバンを盗まれて警察にいるという。。。。結局、フランス人(コンサルタント)、ブラジル人(精神学専攻、人事/マーケティング/ブランディング)、アメリカ人(金融機関向け教育トレーナー)、ブルガリア人(EU勤務)、日本人(自分)で自己紹介をして、色々と話をした。チームのモットーは「Work Hard! Play Hard!」らしい。Work Hard はともかく、Play Hard についていけるかが不安です。。。。もう年だし、、、お金もないし。。。。でも、彼らに言わせると、Work Hard だけで良い成績をとるのはつまらない人らしい。色々な事情がありながらも、Socializing をして、かつ成績が良い人こそ魅力的らしい。ちょっと価値観が違うので若干不安です。

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