2010-09-06

IMBA Term 4 - Day 4

インターネットで日本経済新聞の記事を見ていたら、シンセンで30周年記念式典があったそうだ。記事にもあるが、人件費や地価の高騰により、以前の製造業重視の誘致から状況が変わっているようだ。確か、第二ボーダー内の特定の地区に関しては、工業団地を取り壊して商業施設に強制移行されていたりした事もあった覚えがある。(しかも、今や「第二ボーダー」すらなくなってしまっているという。。。)

個人的にはシンセンは、香港と中国の融合を図る際に重要な役割を果たしていく事になるように思っている。1997年7月1日の「香港返還」時に決定した「One Country, Two Systems」は2047年の50年間しか有効でない。(イギリスや香港にとっては「一安心」だったかもしれないが、中国にしてみれば「中国統治の資本主義経済の国を手に入れた」と、「してやったり」の感じだったのではないだろうか。)

これまでにも、中国は、CEPAや、中国人個人旅行客の自由渡航など、香港経済をサポートする政策を採ってきている事からも想像できる通り、2047年に、香港で暴動などが起こらないようなソフトランディング的な融合を目指していく行くはずである。となると、2047年7月1日になって、「さあ、あななたちは今日から中国ですよ!」と言うわけはないので、まずは陸続きのシンセンと香港の融合を進めていくのではないかと勝手に想像している。と言うわけで、今後のシンセンの動向は興味深い。


10:30 - 11:50    CORPORATE FINANCE ENGLISH A    Session 3
スペインの石油・ガス会社である「Repsol」が、アルゼンチンの国有石油企業である「YPF」を買収した際のcase。水曜日までにグループレポートを提出しなくてはならない。

13:30 - 14:50    SERVICES MARKETING AND CUSTOMER STRATEGY    Session 1
今日からのクラス。コースのintroductionと、「Service Marketingとは」といった概要の授業。

20:30 - 21:50    INTERNATIONAL MARKETING    Session 4
ブラジルの航空機メーカー「Embraer」のcase。1969年に、ほぼ国策のような形で設立され、ブラジル空軍、政府のバックアップで成長した企業。当初は、ブラジル国内でのMarket penetration strategy を採用して、その後、ラテンアメリカ→アフリカ→フランスといった順番でInternational marketに進出していった。caseでは、詳細な状況説明があった後に、「米国市場に出て行くべくか?行くとしたらどのように進出すべきか?」といった問いかけになっている。
因みに、この会社、現在ではエアバス、ボーイング、ボンバルディアに次いで世界4位の会社らしい。

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