2010-03-20

Las Fallas de San Jose @ Valencia


3月19日(祝)~20日(土)にかけて、スペイン三大祭のひとつである、「Las Fallas」を見る為にスペイン第三の都市と言われるValenciaに行ってきた。

そもそも3月19日の祝日(年によって変わる)は、大工であったサン・ホセ(キリストの父親である聖ヨセフ)を祝う日であるもの。そして、昔から大工達が、大工の守護神であるサン・ホセを祝うために、木屑や木材で火を焚いていたものが、いつしか張子に火をつけるようになったというもの。

この祭りはValenciaだけでなく周辺の都市でも行なわれているらしいので、混雑を避けるには別の都市に行くのも選択肢としてあるらしい。

今年の場合は、祭りは3月12日から始まっており、3月19日の深夜が祭りのクライマックス。町中にある張子を全て焼き尽くすと同時に春が訪れるというもの。

因みに、Valenciaのinfo touristの情報によると、3月19日のスケジュールは下記のとおり。(これをしっかり理解していかなかったために、無計画で無駄にウロウロしてしまうハメに。。。)


19 March, 2010
19:00   カバルガタ・デル・フエゴ(ファイヤー・パレード)
22:00   市内の「ファヤス・インファンティレス」(小型張子)への点火
23:00   市庁舎広場の「ファヤス・インファンティレス」(小型張子)への点火

20 March, 2010
00:00   市内の「ファヤス」(大型張子)への点火
01:00   打ち上げ花火&市庁舎広場の「ファヤス」(大型張子)への点火

※「ファヤス」とは「張子人形」のこと。決して、「fire」ではない。


IEの学生も、この祭りを見る為に、電車やレンタカーなどでValenciaを訪れる人たちがいる。自分の場合は、時間とお金の節約の為に、学生専用バスツアー(往復45ユーロ)で行くことに。もっとも、かなりのエネルギーを消費してしまったが。。。。バスツアーのスケジュールは下記のとおり。

3月19日(金・祝)
8:45 スペイン広場/マドリッド集合
9:00 スペイン広場出発 (実際は9時30分過ぎ)
14:00 バレンシア到着

3月20日(土)
2:30 バレンシア出発 (実際は3時過ぎ出発)
7:30 スペイン広場/マドリッド到着

いったいどんなツアーかと思ったが、とにかく学生や語学留学生(基本的に若い)ばかりをたくさん集めて、バスを用意して、バレンシアまで送り込むという単純なもの。全部で5台くらいのバスが出たので、200名くらいはいたのだと思う。各バスに旅行会社の人が2名ずつついているが、時間管理だけで、特にガイドのようなことはしない。

自分達はというと、Valenciaについてから町のいたるところにある張子を見学したり、Barで休憩したり、スターバックスで休憩したり、マクドナルドで休憩したり。。。。最後に、10時ごろに市庁舎前のメインの張子の横に行き、1時からの点火に備える。。。(もっとも、この時点で1時に点火することを理解していなかったのだが、、、) 結局、3時間も同じ場所に立っていたため腰が痛くてしょうがなかった。。。

ようやく1時になり、凄い花火ショーが5分ほど続き、その後メインの張子に点火される。さすがに3時間も待っているのには飽きてしまったが、「花火ショー」に感動して疲れも吹き飛ぶ。張子は点火後に、あっというまに燃えていく。何だか、時の流れがはかなく感じた。

それにしても、本当にすごい人出だった。22時ごろから場所を確保していたのだが、0時ごろには身動きできないような状態になってしまう。イメージとしては、乗車率80%くらいの電車の感じ。ただし、いったん場所を離れると元の場所に戻れない。実際に、一緒に行動していたグループの4人は、トイレに行ったきり戻ることが出来なくなってしまっていた。

その後、バスの集合場所に向かうものの道に迷い30分ほどさまよう。丁度、集合場所に一番近い橋の写真を撮っていたので、地元の人に聞いて集合時間ちょっと前にはバスに乗り込むことが出来た。

【バスを降りたところの橋】
【街中にあるFalla】






【チュロスの屋台】

【マックで3回目の休憩】
【22時ごろの写真】






【1時になると花火が上がる】
【炎に包まれるFallas】
【火の粉が舞う】
【帰り際に撮影した門】
【Madridに帰還/ドンキホーテの銅像】

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