2010-05-08

Team management.....

昨日の夕方から久々にアドレナリンが上がった。。。

5月10日(月)朝一番に提出しなくてはならないgroup reportが2件ある。この2件のレポートをもって、Term 1(入学直後)から一緒だったmember達との作業は終わってしまう。いわば集大成。

だが、当初、金曜日までに全てのレポートを終わらせる予定だったが、試験後で皆飲みに行ったりして当然終わっていない。。。自分も共有ファイルにuploadしたのは、木曜日(というか金曜日)の午前3時頃だし。。。。

そんな状態の中で、マーケティングのレポートに関して、ブラジル人のメンバーが「私のパートはとっくに終わっているのに、いったい他の人たちはどうなっているのよ!」的なメールを金曜日の昼頃に入れてきた。自分は完了していたので、「完了済み」の報告を返信。そして、今度は夕方に名指してブルガリア人を責めるメールを入れてきた。因みに、ブルガリア人は、木曜日から一切メール連絡を入れてこない。

ブルガリア人の作業が遅い事は皆知っている。そして、彼が原因で、グループプロジェクトの進捗がいつも翻弄されている事も事実。。。でも、クレームをつけているブラジル人の担当したパートは一番簡単で、10項目のうちの1項目のみ。ブルガリア人は3項目。しかも、ちゃっかりアメリカ人をサポートにつけて、ブラジル人がネットで拾ってきた情報をワードに貼り付けて、アメリカ人が体裁を整えていくという作業をしていたのも知っている。

ここで急激にアドレナリンが上昇!妻にも「クレームがあると異常に張りきるタイプ」と言われるのだが、その時と同じ感情。。。

で、色々と考えた。ブルガリア人がメールに応答しない理由やら、、、ゴール(期日までに皆で納得できる質のものを提出する)までどうすべきか。。。

まず、自分のやるべき事を終わらせた後に、進捗をまったく連絡してこないブルガリア人とグループメンバーにメールを入れてみた。「自分のやるべき事は終わったので、もしブルガリア人が困っているのなら役割をシェアしよう。ブルガリア人の担当項目は人よりも多いから。何なら土曜日の朝でも一緒に学校で作業したって良いよ?」と。目的は、ブルガリア人から回答をもらいたいのと、ブラジル人の攻撃を止めるため。

こういう事を嫌う外国人も多いが、どういう反応が来るのか楽しみだった。そしたら、ブルガリア人から「できれば、一緒に作業させてもらえないか?」と素直な回答が来たので学校の部屋を予約して9時~15時で作業する事に。

ここで終われば、話は簡単だが、、、、

突然、夜中2時頃に、先ほどのブルガリア人から電話が。。。しかも、電話の回りはうるさく、どうやらBOTWに行っている模様。「Tak、明日の朝だけど、まずは本を使って作業したいから、9時よりも遅くしてもらえないか?」「別にどこで作業しようとかまわないけど、自分は9時に行って作業開始しているから。ただし、閉館する15時までに全て終わらせなくてはならないから、共同作業時間を念頭に入れて学校に来いよ!」と念押し。。。。自分が手伝う事になって、気持ちが楽になったのか(想像)、飲みに出てしまった(事実)らしい。。。。

そして、今日は朝9時からMaria de Molina 7に行き作業開始。。。。。昼頃に目処がたったのだが、いつまでたってもブルガリア人は登場しない。。。結局、13時30分頃に登場。。。確認したところ、マーケティングだけは終わっているようだったので、レポートマスターにコンソリしていく。。。ここで、時間切れ。彼のアントレまでは手がまわらなかった。でも、アントレは彼の担当箇所は1項目しかなく大したことがないので、今日の8時過ぎまでに自分に提出する事で合意。(結局、今23時になっても受領していないが。)

そして帰りにひと悶着。Maria de Molinaの通りに出たところで、ブルガリア人が「何で皆がそんなにあせっているのかが分からない。日曜日の昼頃までに皆が担当箇所をやって、その後一つにまとめて出せば良いだけなのに。」と言い出す。

ここから押し問答。。。
自分 「そもそもグループの締め切りは木曜日だったわけで、進捗をまったく連絡しないお前が悪い!」
ブルガリア人 「だって、事前に連絡したって、遅れるという bad news しかないわけなんだから、どんなに遅くなっても「出来上がった!」っていう good newsの方が皆喜ぶでしょ。そもそもbad news をわざわざ連絡する必要性がわからない。」
自分 「じゃー、実世界のプロジェクトや、決算の締めのときとかに、作業が時間通りに終わらなさそうだったら何も報告せずに、そのまま作業をやり続けるのか?」
ブルガリア人 「じゃー、もし自分が木曜日までにやっていたら何が変わったの?」
自分 「そうやって、問題の本質から逃げていくなら今後もそうすれば良い。でも、自分がこうやって言っているのは、お前が今回の失敗から学んで実社会で役立てるべきだと思うからだ。でも、そのつもりが無いなら、それで良いよ。」
ブルガリア人 「自分が悪かったという事は、、、分かっているんだ。」と泣きそうになり終了。

その後、家に帰り作業をしたりサッカーに行ったりしたのだが、その間のブルガリア人のリーダーシップぶりにビックリ。。。。皆のスケジュールを確認して部屋を予約したり、レポートに対する自分の所見を入れてきたり、、、反省したのかな? 自分も沢山反省して改善していくようにしなければ!

因みに、IEは、決してこんなグループばかりでは無く、皆のベクトルが同じでスマートなグループもある。(実際、自分のTerm 2のグループは本当に楽なグループだった。)

でも、自分としては、全く統制の取れていないTerm 1のグループこそ、実社会に役立つ最高の経験が出来たと思っている。皆勝手に、それぞれのベクトルで自己主張はガンガンするし、そんな状況だから英語も手加減されないし、、、言い争うし、、、でも、作業を離れると仲良し! (じゃない人もいるけど。。。)

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