2009-10-30

ワーキング・グループ発表

クラス分けに引き続き、今回はグループワークのチームが発表された。ビジネススクールによっては、自分たちでチームを作らなくてはならない学校もあるようだが、IEの場合は学校側が、各生徒のバッググランドを考慮して6~7名のチームを作ってくれる。

自分のように専門知識を持たない生徒にとっては、優秀な生徒とチームを組める可能性があり、嬉しいシステムだ。(優秀な生徒は、優秀な生徒同士でチームを組みたいだろうが。。。)

このチームはTerm毎に設定されるため、プログラム中に合計3つのチームメンバーと一緒に勉強することになる。学校からも、毎日何時間かのグループワークが義務付けられているため、いやでも密接な付き合いになれるようだ。 これまた、楽しみだ。

クラス分け発表

旅行から戻り、学校のCampus Online を確認したところ、クラス分けが発表されていた。クラスは、N1~N7まで7クラスあり、N1~N5までがEnglish track で、N6~N7がSpanish track だ。

自分はというと、「N1」で、約65名のクラスメートがいるらしい。(日本人は3名、東アジア人は6~7名くらい?)

Term 1 ~ Term 3 (2010年7月末)まで同じクラスで進むため、このクラスメートたちと深い付き合いをしていくのだと思う。名前を見る限り、事前クラスで一緒だった人たちは10名くらいなので、殆どが初めて会う人ばかりだ。いよいよ始まるかと思うと楽しみだ。

因みに、Term 1の前の「Launch Program」 と、Term 1とTerm 2の間の「Making Change Happen」 、Term 2とTerm 3 の間の「Change in Action」というプログラムでは、また別のクラスに振り分けられる。これらのクラスは、PICASSO、MONTESSORI、SLOAN、HEMINGWAY、GANDHI、CHANEL、EINSTEINといった歴史上の人物の名前に因んでつけられている。自分の場合は、「SLOAN」に振り分けられた。

年間のクラスのイメージとしては下記のような感じ。。。。

Orientation - Section N1
LAUNCH - Section Sloan
Term 1 - Section N1
Making Change Happen - Section Sloan
Term 2 - Section N1
Change in Action - Section Sloan 
Term 3 - Section N1
Electives - Section 無し

2009-10-29

Barcelona Trip - Day 3

いよいよ最終日。前日までに、バルセロナ市内の主要箇所は周ったので、今日はバルセロナの北西約60kmのところにあるモンセラート(Montserrat)というサグラダ・ファミリアのモデルとも言われている山まで足をのばした。

自分たちは、バルセロナ市内のエスパーニャの駅で、「電車+ロープウェイ+展望台へのケーブルカー」のセットチケットを購入した。山に登るには、ロープウェイのほかにケーブルカーもあるようだが、ロープウェイのほうが面白そうなのでロープウェイにしてみた。

【ロープウェイ】
エスパーニャを9時36分に出発して、モンセラート駅に10時40分に到着。駅に連結されたような感じでロープウェイの駅があるので、ここから黄色い弁当箱のようなロープウェイに乗り込む。(因みに立ち席のみ。山の中腹の修道院のある駅までは約7分)












【フニクラ(ケーブルカー)】
ロープウェイを降りたところに修道院があるが、まずはケーブルカーで展望台まで一気にあがってしまう。























【展望台からの景色】
ガウディは、この奇岩の景色を見て、インスピレーションをかき立てたと言われており、自分も山全体が何かをオーラを発しているような感覚を覚えた。






























【修道院】
12時30分に修道院に入り、13時からの少年合唱団のコーラスを聴いた。ここの少年合唱団は、「Escolania」と呼ばれ、ヨーロッパ最古の少年合唱団の一つと言われているらしい。因みに、少年合唱団が出てくる前の神父さんの歌声もすばらしかった。

























【La Moreneta (黒いマリア像)】
モンセラートの見どころの一つはなんといっても、黒いマリア像だろう。少年合唱団のコーラスを聞いた後、大聖堂の別の入り口から祭壇の上にある黒いマリア像の見学をした。















結局、14時頃までモンセラートに滞在して、ロープウェイで麓に下りて、モンセラート駅からカタルーニャ鉄道でバルセロナ市内へ帰ることにしたが、まだ時間があった為、途中のColonia Guell駅で下車して、ガウディの建設した「コロニア・グエル教会」を見学した。

因みに、Colonia Guell駅は無人駅だが、駅から教会までは標識があり、約10分ほど歩くと到着する。

【コロニア・グエル教会】
グエルは自分の所有する繊維工場をこの地に移転するのに伴い、住宅、学校、商店、教会といったコロニーを造ろうとした。その際に、教会建築をガウディに依頼したとの事だ。しかし、ガウディは設計に10年を費やしてしまい、着工してからはサグラダ・ファミリアに注力してしまったために、地下聖堂が完成したのみで手を引いてしまい、未完成の教会堂である。

とは言えども、この教会、外観もさることながら、内側の構造もかなり巧妙で、さすがガウディとうなってしまうほど素晴らしかった。ガウディのデザインした椅子もかわいかった。










 




ここまで観光を堪能して、17時過ぎにバルセロナ市内へ戻った。マドリッド行きの帰りのAVEは19時30分発のため、最後のTapasを堪能すべく、Tapas24へ。

【Tapas24】
このお店もエルブジ出身シェフが開いたバルである。17時30分頃という中途半端な時間に入ったため、 お店はすいていた。

メニューは、スペイン語ではなく、カタルーニャ語のため判読が困難。。。。しかも写真無し。 とりあえず、想像でオーダーしたのが下記のような感じ。(3品だけだが、ポテトが2品もあった為、すっかりお腹一杯になってしまった。)







かくして、バルセロナ旅行を終えて、マドリッドへ戻りました。。。バルセロナは、マドリッドに比べて観光する場所も多く、食事も美味しく満喫できました。

つかの間の旅行気分で、来週からはいよいよオリエンテーションなどプログラムがどんどん始まっていきます。

2009-10-28

Barcelona Trip - Day 2

2日目は、朝9時前にホテルを出発して行動開始! まずは、徒歩でサグラダ・ファミリア教会へ。


【サグラダ・ファミリア教会】
バルセロナ、ガウディと言えば、サグラダ・ファミリア教会。1882年から建設が開始され、未だに建築中という教会である。行ってみて、初めて知ったのだが、表側と裏側で「生誕」のモチーフのテイストが全く違う。

また、エレベーターで塔の上に上ることが出来、そこからの眺めは絶景であった。(自分は高所恐怖症のため、かなり怖かったが。。。) 

因みに、IEの入学許可証を見せたら学割料金でOKになった。妻に関しても、学生ビザを見せたら学割料金でOKとの事。(この後の旅行は全てこの方法で学割で通しました。)





【サン・パウ病院】
サグラダ・ファミリア教会から歩いて10分くらいのところにある病院。この建物は、ドメネク・イ・モンタネールによる建築1902年に着工、1930年にドメネクの息子により完成したもの。14万5000平米の敷地内に48の病棟が建っており、全てが芸術的であった。「芸術が患者の病を癒す」というコンセプトとの事。(因みに、この病院は現役だそうです。)




【カサ・ミラ】
ガウディのデザインによる高級マンション。「ラ・ペドレラ(石切り場)」という別名があり、モンジェイックの石切り場から切り出された石灰岩が用いられている。




【カサ・バトリョ】
カサ・ミラから歩いて5分くらいのところにある。この建物もガウディによるもの。タイルによる多彩色建築が特徴的。(海をイメージしたものだとか。。。)




【カサ・リュオ・モレラ】
こちらは、カサ・バトリョの並びにあり、ドメニクによる建築。1階にスペイン王室御用達プランドの「ロエベ」が入っているのもお洒落である。




【Tapa Tapa】
Tapa Tapa で昼食。ここは、50種類近くの料理があり、オーソドックスなTapasである。また、メニューが写真付きなのでオーダーもしやすい。








【グエル公園】
Tapa Tapa の直ぐ近くからバスに乗り「グエル公園」へ移動。電車だと、公園入り口まで坂道を上らなくてはならないので結構つらい。。。その点、バスは公園の中腹まで行くので、上りの煩わしさは解消される。

グエル公園は、ガウディのパトロンであるグエルが、イギリス風な住宅街を造りたいと考えてガウディに土地の設計を依頼したものだ。結局、入り口の建物や、トカゲの噴水、公園、ベンチといったものは建築されたものの、肝心の住宅は全く売れず、住宅地販売事業としては失敗に終わったそうだ。(現在は、バルセロナ市所有。)






【Inopia】
グエル公園を後にして、スペイン広場、オリンピック会場を見学して、「Inopia」で夕食を取る事に。このお店は、世界一予約のとりにくいレストランとして有名な「エル・ブジ」の総料理長フェラン・アドリアの弟でスイーツを担当していたアルベルト・アドリアの開いたバルである。

昼間は閉まっており、夜は19時からのオープンである。自分たちは18時45分頃に行ったのだが、既に4組ほど並んでいた。19時きっかりにオープンしたが、30分ほどで満席になり、20時過ぎに店を出る時には店の外に15~20人ほど並んでいた。

メニューは、新鮮な食材にこだわっており、味付けもちょうど良く、全て堪能することが出来た。話によると、エル・ブジは日本料理からもかなりヒントを得ているようで、「Inopia」でもそういった流れを受けているようだ。











2009-10-27

Barcelona Trip - Day 1

同級生は、本番MBA前に旅行に行っている。確かに、これから約13ヶ月くらいはマドリッドにいるものの、MBAの授業が始まると旅行にいけるチャンスもそうそう無いだろう、という事で10月27日(火)~29日(木)の2泊3日でバルセロナに旅行に行った。

10月27日(火)


AVE(スペイン版新幹線)でマドリッドのAtocha駅からバルセロナのSants駅まで移動。(午前8時出発→午前10時40分着)

チケットは、2週間前にRenfeのオンラインで購入すると約60%引き。但し、オンライン購入の場合、クレジットカード認証でシステムエラーが起きる場合が多いので、その場合は旅行代理店に行けば同じ価格で購入可能。要コミッション:片道3ユーロ) 窓口で購入する場合でも割引は利くが、オンライン購入ほどの割引率ではない。


【サン・ジョセップ市場】







【グエル邸】
ガウディの生涯のパトロンであるエウゼビ・グエル邸。(屋上の煙突や、2階にガウディらしいデザインを見ることが出来るらしいが、現在は1階と地下の馬車庫しか見学ができない。)




【レイアール広場の街灯】
ガウディが学校卒業後に手がけた初仕事。バルセロナ市の公共事業であり、市内全域の街灯の予定だったが、結局レイアール広場とパラウ広場でしか実現しなかった。




【El Gran Cafe】
ランチを食べました。店のフレンチっぽい感じでかなり良かったです!




【ピカソの壁画】
カテドラルの向かい側に、ピカソの描いた壁画(サルダーナを踊る人々)があります。



【カテドラル】
1298~1448年に建設されたカタルーニャ・ゴジック式の教会である。現在、工事中でしたが、中の見学も、屋上に上ることも可能です。




【ピカソ美術館】
約30分ほど並んでチケットを購入して、その後2時間30分ほど掛けて鑑賞しました。ピカソが15歳頃からの絵が展示されており、若い頃から如何に才能があったかがうかがい知れます。(写真撮影は禁止でした。)

パリ時代の絵は殆ど無いものの、プラド美術館にあるベラスケスの「ラス・メニナス」をキュビイズムで表現した同名の連作も展示されており、中々興味深かった。最後に1階の売店で、連作で有名な「鳩小屋」と「青年の踊り」のポスターを購入。


【7 Portes】
1836年創業で、ピカソやダリも訪れたという店で、パエリヤが有名。IEの同級生から予約が必要だと聞き、電話したのだが既に予約で一杯との事。但し、19時頃とかの早い時間であれば予約無しでも大丈夫だと言うので、19時過ぎにお店に行ったところ3組くらいの客しか入っておらず、すんなりと入れた。

パエリヤは美味しいが、やはりスペイン本場の若干汁ダクな感じのパエリヤだった。